ローテーション | カッツミーの競馬道

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長年続けている競馬全体への考えや想い、予想を届けています。

 最近の競走馬(特にオープン馬)の出走ローテーションについて思うことがあるんだけど、レースを数多く使わない傾向があるよね。

 

 以前まではG1レースに出走するのに向けて前哨戦のレースを使いながら仕上げていくものだったけど、有力馬(特に実績があるG1ホース)はぶっつけG1は当たり前。

 

 まあG1レースが増えたこと(今は障害競走を除いて25レース、私が始めた頃は15レース)もあるのだろうけど、生涯出走回数が少なくなるのはいささか寂しい気がするね。

 

 昔はレースを使いながら馬を仕上げていくものだったが、最近は調教技術の進歩や施設の充実もあり、G1ぶっつけで実績を残す馬が増えているからね。

 

 馬主も調教師もみんなクレバーになって、馬を大事に使おうとしている。まあそのおかげで競走馬の骨折等の事故も減っているのはいいことだけどね。

 

 ステイゴールドは7歳まで現役を続け50戦レースを使ったし、私が好きだったステージチャンプは4歳時に天皇賞(春)を目指すにあたり

 中山金杯→AJC杯→目黒記念→日経賞→天皇賞(春)のローテーションだったからね。

 

 昨秋ドゥデュースは、天皇賞(秋)→JC→有馬記念のローテーションできついって話になったが、私から言わせれば普通だよね。

 

 今年のクラシックもぶっつけ挑戦のG1馬がいるけど、とにかくレースを使う強い馬が出てきてほしいな。今はオープン馬(重賞勝ち馬)は年間6戦くらい?もっとレースを使って走る姿を見たいね。