かっとび小僧の 『言いたい放題』 -5ページ目
甲府市内を走行している時から
ずっと言ってたんだけど、
『昼飯どーする?』
というワード。
朝から水信玄餅しか食べてないから
何か食いたいんだけど、昼までに東京に
帰らなきゃならないという時間の縛りも
ある。結局、市内では決まらずに
高速に乗った。
この先、混雑必至だがフードコートが
充実している談合坂サービスエリアに
寄るかどうかを話し合う。
何だかんだ話し合った結果、談合坂には
寄らず、ノンストップで東京に帰ることに
なった。
勝沼インターから高速を走ること1時間。
中央道から首都高速に入った。
途中にある代々木のパーキングエリアに
立ち寄り、ドトールコーヒーを買う。
それを飲みながら、首都高速の
八潮南ランプを目指す。
八潮南ランプを降りた時刻は
午後2時くらい。
この時点で、相棒の帰宅希望時間は
とっくに過ぎていたので、相棒も諦めて
何処かで遅い昼飯を食うことにした。
しかし、ここでも店選びに悩み、
結局、和食系のファミレスに行くことに。
着いたのは『華屋与兵衛』。
華屋与兵衛では秋フェアと銘打って、
松茸御飯が食べ放題だった。
オイラは『とんかつ御膳』をオーダー。

左下の器が松茸御飯です。
おひつに適度な量の松茸御飯が入って
来て、なくなると、おひつ毎におかわり
するシステムだ。
とりあえず、おひつ2個分の松茸御飯を
食べ、満腹状態に。
もちろん、メインのとんかつも旨かった。
腹がパンパンの状態で駐車場へ。
後はオイラの家まで行き、オイラを
降ろせば相棒は帰れる。
早いとこ、そのシチュエーションにすべく
オイラの自宅へ向かう。
20分ほどで到着。
オイラと荷物を降ろして、相棒は自宅へ
帰って行った。
家に着いたオイラは、例の土産を買った
2人に連絡を取り、それぞれの自宅まで
配達した。
帰り道。
翌日は仕事なので、弁当用の食材を
買い込み、再び自宅へ。
日数でいうと2日半。
結構アッという間の2日半だった。
今回の旅は、結構いろんなモノを
ちょこちょこ食べていた旅だった。
まあ、この旅で太ろう、ってのが
旅のコンセプトでもあったし、
よかったんじゃないかな?
次回の旅のリーダー権は、相棒にある。
きっと色々考えるんだろうな、と思って
いたら、案の定すぐに連絡が来た。
『次回の旅に備え、積み立て金倍増する』
マ、マジか!? Σ(´□`;)
そうなると、今まで以上に仕事を
頑張らねば!!
自宅で荷物の整理をした。
今回の自分へのお土産は、こちら。

武川町農産物直売センターで買った
【豚肉みたいな 肉らしい豆な姑】。
大豆で出来たコレをぬるま湯で戻して、
しょうが焼きのタレを絡めて炒めると
豚のしょうが焼きになるという
ヘルシーな食べ物。
肉じゃないからダイエットにもいいよ。
豆腐ステーキとか、おからハンバーグとか
と同じ感じだね。
それと、コレ。

ナカモの【つけてみそ・かけてみそ】。
愛知県では誰もが知ってるミソ。
愛知県の家庭には1本はあるであろう
調味味噌で、いわゆる味噌カツなんかに
するためにかける味噌で、カツ以外にも
焼きナスや冷奴なんかにもかける。
なかには、白飯に直接かける人も。
白飯にマヨネーズをかけて食う人もいるん
だから、コレを白飯にかけて食う
愛知県人がいても、何ら不思議では
ないわな。
最後は、コレ。

千葉県のB級グルメでお馴染みの、
柿の種【勝浦タンタンメン】味。
コレは、グルメねえさんに青大豆納豆を
届けた時に、お返しにもらったモノ。
普通に辛い柿の種が、さらに辛い仕様に。
ちなみに、写真を撮り忘れちゃったけど、
武川町農産物直売センターで、武川米の
コシヒカリ(新米)も買いました。
まあ、今回の旅もいろいろあって、
なかなか楽しかったね。
次回の旅は、相棒が電車の旅を計画して
いるみたいだから、もっとたくさん
写真が撮れそうだ。
運転係だと、なかなか撮りたい時に
撮りたい写真が撮れないからね。
ちなみに、相棒と行くこの旅は、
【車中泊】がテーマだったんだけど、
第3回まで実施されたが、第1回目の
1泊目しか車中泊は実施してない。
正直、狭い車内でおっさん2人が寝るって
のは、結構キツい。
かといって、高額な宿代なんて、
なかなか払えない。
でも温泉には入りたい。
手足を伸ばして寝たい。
なんてことが多々あって、今に至って
いるんだろうね。
ま、宝くじにでも当たれば
デカいキャンピングかーでも買うけどね。
今回のレポートは、稀に見る長編に
なってしまいましたが、最後まで
読んでいただきまして、
ありがとうございました。
次回からは通常ブログに戻りますので
引き続き宜しくお願い申し上げます。
2016年10月吉日
かっとび小僧
(。・ω・。)ゞ
仕事以外で早起きをする時って、
何で時間前に眼が覚めるんだろうね。
今日は、旅の最終日。
相棒のリクエストの1つである
山梨県北杜市にある和菓子屋さんの
【
金精軒・総本店】に行くために
このホテルを5時半に出発することに
なっていた。
しかし今はまだ4時くらい。
いくら何でも、ちょっと早いかな。
というわけで、あと1時間くらい寝よう。
ふと目を開けると、5時15分。
やべっ! 急がねば!
ダッシュでトイレ、洗顔、着替えを
済ませて、荷物をバッグに詰め込んで
部屋を出た。
ドアを開けて階段に向かっていると
背後からドアが閉まる音がした。
たぶん相棒だろうけど、あえて振り向かず
階段を降りてフロントへ。
このホテルは支払いが前金制なので、
早立ちの場合は、フロントのカウンターに
鍵を置いて出て行っていいシステムなので
ルームキーを置いて駐車場に向かう。
車のキーを開けて荷物を積み込んでいると
相棒がノコノコとやって来た。
「おはよー」
「オメー、オレの動向を窺ってたろ?」
「うん。置いてかれたら困るからね」
「何じゃそりゃ? ストーカーかよ?」
案の定、隣りの部屋からオイラの部屋へ
聞き耳を立てて、オイラが部屋を出たら
自分も部屋を出ようと、いつでも出発
出来る準備をして待っていたらしい。
そんなことしなくても、ロビーかなんかで
待ってりゃいいのにね。
とりあえず車に乗り込んで、
金精軒に向かう。
何でこんな早く金精軒に向かうのかと
いうと、この日が『水信玄餅』の
今年の最終販売日だからです。
この日を逃すと、来年の6月まで
食べられないし、延々並ぶと相棒の希望
する時間に家に帰れなくなるから、
どうしても早く行って順番取りを
せねばならんのだ。
2年前に来た時は、4時に東京を出て
6時くらいに着いた。
人員整理の警備員さんや新聞配達よりも
早く到着して、その時の順番は
当然1番。
今回もそんな感じに到着する予定で
茅野市を5時半に出発。
予定通り6時に金精軒に着いた。
が、何となく様子が違う。
2年前に感じた雰囲気と、若干何かが
違う気がする。
「あ」
店の前には、もう警備員がいた。
まさかまさか・・・。
嫌な予感がして、店の前で相棒を降ろす。
順番取りのチケットを貰うためだ。
車の窓を開けると、警備員さんに
「そこを入った所に3台分の駐車スペース
がありますから、お車はそちらにお願い
します」
と言われた。
相棒を残して指定された駐車場に入ると
すでに2台停まっていた。
『・・・・・・』
3台ある駐車スペースの真ん中が空いて
いたので、そこに停めた。
右に停まっていたのは、大阪ナンバーの
レンタカーで、二十歳くらいの女の子が
3人で寝ていた。
反対側には足立ナンバーのコンパクトカー
に、50代くらいの夫婦が乗っていた。
みんな、最終日の水信玄餅が目当てで
あちこちから来るんだね。
そういうオイラ達も同じだけどね。
ほどなくして、相棒が戻って来た。
手には整理券が。
まあ、今回は1番じゃないことは
分かっていたけど、なるべくなら
早めでお願いしたいもんだ。
相棒が整理券を差し出した。

この整理券は、
『順番は10番目で2名様』
という意味です。
何か、2年前の整理券と全然違う。
ちなみに、コレが2年前の整理券。

手書きで日付けと順番が書いてある。
ちなみにコレは、人員整理の警備員さんが
書いてくれたモノです。
初参戦の時は1位で、2年振りの参戦では
10位か・・・。
でもまあ、ギリギリのトップテンだし、
よしとしましょう。
てか、実はここからが長いのだ。
9時の開店までの3時間。
どーするか?
駐車場から車を出すわけにもいかず、
缶ジュースの販売機のみで、金精軒以外の
店もない。あってもやってない。
前日、というか、さっきまで寝ていたので
眠くもない。
さしあたり、やることもないので、
隣りのレンタカーの大阪娘の寝顔でも
見てようかな。
金精軒到着から、かれこれ1時間半。
店の周りに人がたまり始めた。
臨時の駐車場が解放されたらしく、
他県ナンバーの車が、店の前を行き来して
いる。
オイラ達は、マジでやることがないので、
車の掃除を始めた。
といっても、全部のガラスを拭いただけ。
実はこの日が、この旅初めての晴天。
だから車は結構汚れていた。
暇潰しにはちょうどいい運動だね。
まあ、朝食は食べてないけどさ。
スマホのアラームを8時半にセットして
おいたのが、鳴り出した。
すると、両隣りの車からも人が降りて
来た。
そこにいた7人は、微妙にタイミングを
ずらしながら、店の前にある人だかりに
混じる。
そこには既に50人以上の人が集まって
いて、なぜか警備員さんも2人に増えて
いた。
そこでは、警備員さんが出席を取って
いた。
「番号札1番さん、こちらにどうぞ」
「番号札2番さん、こちらにどうぞ」
みたいな感じで、どんどん呼ばれていく。
ちなみに、大阪娘達は8番で、オイラ達の
ひとつ前、つまり9番も女子3人組。
ひとつ後ろの11番目はカップル。
そんな感じで店の脇に並ばされた。
1番乗りは70代くらいの老夫婦だった。
それを見た相棒は、1番乗りの老夫婦に
『何時に来たのか聞きたい』
とか言ってたのに、結局聞けず。
人見知り屋さんだね、相棒くん。
で、最終販売日ということで、人出も
ハンパない人数になってきたので、
お店の配慮で9時前に開店して
販売が始まった。
1組づつ順番に人数分の水信玄餅を
受け取って、会計を済ませ、
2年前には入らなかった建物の中で
適当に座って食べる。
(↑ 動画です)
早い話、水の塊をきな粉と黒蜜で
食べる、ってことなんだけど、
そんなことでは片付けられないのが
金精軒の水信玄餅なのだ。
このプルプル感が、水信玄餅の持ち味。
オイラが2年前に初めて食べた時の
感動と感想が、そっくりそのまま
あちこちから聞こえる。
みなさん、初めてなんですね?

写真のお茶は、実際はもっとグリーンな
色なんだけど、室内だし照明の関係で
こんな色に。
食べ終えてしまえば、5分もかからない
のだが、この5分のために何時間も待つ。
もっと言えば、何日も前から準備をする。
更に言えば、半年も前から待っている。
それでも並んで食べる。
コレが行列グルメの醍醐味だよね。
器を返却口に置いて、表に出ると、
どう少なく見ても100人は並んでいる。
更に臨時駐車場の方からも、ゾロゾロと
歩いて来る。流石は今年最終販売日だね。
本当なら、この後、出来立ての
『みたらしだんご』を買うつもりだったん
だけど、売り場もめちゃめちゃ人がいて
それどころじゃなかったので、今回は
泣く泣くパスすることに。
車に戻る時に、警備員さんの横を通ると、
「番号札58さん、こちらにどうぞ」
って言ってた。
もう58番まで来たんだな、とか思い
ながら、さらば金精軒!
水信玄餅を堪能した後は、前日ワインを
買った2人に、青大豆の納豆を買うべく、
『
武川町農産物直売センター』へ。
この辺で栽培されている青大豆は、
様々な大豆製品になっていて、
さっき食べた水信玄餅にかかっていた
きな粉も原料は青大豆。
普通の納豆もあるけど、青大豆の納豆は
甘いらしい。
オイラは納豆が食えない派なので、
もっぱら買う専門なんだけど、
グルメねえさんや相棒の話だと、
そうなんだってさ。
ここで納豆を買ったら、後は一路東京を
目指すだけ。
無事に納豆と青大豆納豆を10パック
買い、甲府方面へと向かう。
国道20号線を走っていると、ふと
2年前のことを思い出した。
その時は、国道141号線を清里方面に
向かい、偶然その途中にある
『金精軒 韮崎店』に立ち寄り、まさかの
水信玄餅にありつけた。
1日2個食えたラッキーを思い出す。
今回も、もしかしたら、という淡い想いを
抱きながら、一応韮崎店もチェックしに
行ってみることに。
国道141号線を10分くらい走ると
金精軒の韮崎店が見えてきた。
しかし、それと同時にものすごい数の
人だかりも見えてきた。
オイラ達は、声を合わせて
「うわぁ~、やっぱりなぁ~」
と言った。
まあ、オイラ達は総本店で食べて来たので
あまりガッカリ感はなかったけど、
最初からここを目指して来た人は、
唖然とするだろうね。
併設している焼きたてベーカリーの店の
客も混じってるかもしれないけど、
ほぼ全員が金精軒の水信玄餅目当ての
客なんだろうね。
パッと見、200人はいた感じだった。
もう食べた、というちょっとした
優越感に浸りながら、韮崎を後にした。
本当なら、この後、山梨県から埼玉県に
抜ける『雁坂トンネル』を通って、
秩父エリアのグルメを食べる予定
だったんだけど、相棒が昼までに
東京に帰りたいと言うので、仕方なく
秩父エリア回りはパスして、甲府市内を
ぐるりと周って、中央自動車道の
勝沼インターから高速道路に乗り、
一路東京を目指す。
その⑳につづく・・・。
(。・ω・。)ゞ




正直、最後は歩きながら道の両側にある
店をパシャパシャ撮りながら歩いていた
ので、何の店があったのか覚えていない。
そういう意味では、もう一度行ってみたい
【伊那谷道中・かぶちゃん村】でした。
かぶちゃん村には、足湯の他にも
普通の温泉施設があるんだけど、
昨日泊まった伊那華と同じ源泉なので
パスしました。
かぶちゃん村を出て、国道153号線を
諏訪方面に向かう。
時刻は昼を回った頃。
そろそろ腹が空いてきた。
時間的にも『駒ヶ根名物 ソースかつ丼』
タイムじゃないですか。
早足で駒ヶ根市に向かった。
飯田市を抜ける頃、恐れていた雨が
強くなってきた。
かぶちゃん村から、お目当てのソース
かつ丼屋さんがある場所まで、およそ
1時間から1時間半くらい。
とりあえず、昼の営業時間が15時まで
なので、それまでには何とか着きたい。
雨が強まる国道をひた走り、
駒ヶ根市内に入ったのが14時半過ぎ。
その後、ナビでお目当ての店を探して
たどり着いたのが15時。
暖簾はしまわれていて、店内の照明は
落ちていた。
しかし、何となく諦め切れないでいると
相棒が
「一人で食べて来なよ」
とかいう。
「オレ、腹減ってないから」
ともいう。
雨も強いし、一人で行くのも何だし、
結局はパスすることに。
店はやってないし、ソースかつ丼は
食えないし、一人で食べて来いとか
言われるし、雨は降ってるし、
テンションが一気に下がってしまった。
でも、本当なら
ここのソースかつ丼が
喰いたかったぜ!!
仕方なく、ソースかつ丼を諦めて、
駒ヶ根市を離れた。
やがて車は伊那市へ入った。
伊那市の真ん中辺りまで来た時、
相棒がポツリと呟く。
「小腹が空いた・・・」
さっき『腹減ってないから』とか
言ってたクセに!
面倒な野郎だぜ、とか思いながらも
親切なオイラは教えてあげた。
「伊那市の名物は『ローメン』だよ」
「ローメン?」
ローメンとは、分かりやすく言うと
ラーメン屋さんで出てくる野菜炒めに
とろみを付けたモノを麺にかけてあり、
ラーメンと焼きそばの中間的立ち位置って
感じの伊那市発祥のB級グルメです。
ただ、具材に使われている肉が羊肉なので
あの独特のクセが苦手な人は食えない
かも知れないけど、まあ、ジンギスカンが
食える人ならイケますね。
相棒に、そう説明すると、
「イラネ (`へ´*)ノ」
と言われたので、ローメンもパス。
それどころか、朝からずっと
『五平餅が喰いてえ』とか言ってるし。
今朝、旅館のバイキングで食べた
五平餅がエラく気に入ったらしく、
朝からずっと言ってる。
通り道に、それっぽい店があれば
寄ってもよかったんだけど、そういう時に
限って、なかなかないんだよね。
とか何とか言っているうちに、車は
伊那市から塩尻市へ。
相棒は、電車の時刻表を見始めた。
『そろそろ電車タイムか・・・』
今回は、松本地区の夜景を見るとか
安曇野地区の夜景を見るとか言っている。
おまけに、今回はオイラも一緒に乗れとか
言っている。
まあ、電車に乗るのは嫌いじゃない。
普通に好きだけど、かぶちゃん村で
歩き疲れてるのもあるし、昼飯も食え
なかったし、何となく早いとこ宿に
転がり込みたかったので、せっかくの
誘いを断る形で申し訳ないけど、
いつもの別行動パターンを選択させて
もらうことに。
相棒の計画だと、JR篠ノ井線の
姨捨(おばすて)駅から、宿のある
JR中央本線の茅野駅までの、およそ
100Kmのコース。
ちょっと遠くねえか?
往復で200Km。時間で行ったら
2時間くらいかかんじゃねえ?
まあでも、とりあえず電車乗りは
この旅の相棒の希望のひとつだから、
一応、今いる場所から1番近い
JR塩尻駅に向かった。

駅前ロータリーのコインパーキングに
車を停めて、暫しの間、どうするかを
相棒が思案するという。
その間、オイラは、駅の看板にもある
『アルプスワイン』の直売所へ。
オイラのブログの年末に毎年必ず登場する
オイラの誕生日にケーキをくれる
会社の同僚と、同じくオイラのブログに
度々登場する会社の同僚である、グルメ
ねえさん(旧名:スイーツねえさん)の
2人へのお土産を買いに行く。
酒を飲まないオイラが、酒を飲む2人に
ワインを選ぶとか、なかなか難しく、
ミニボトルみたいなヤツでいいかな、とか
思いながら店に入るも、かなりの種類の
ワインや清酒があるものの、ミニボトルは
ないようだ。
仕方ないので、ミニではないけど
『赤・白・ロゼ』の3本がセットになった
ワインを買った。

お土産を買って車に戻ると、相棒の思案が
まとまったようで、結果から言うと
姨捨には行かず、この塩尻駅から
下諏訪駅まで電車に乗るそうだ。
塩尻から下諏訪までなら、確実に
電車の方が早いだろう。
相棒を下ろし、1人で下諏訪駅に向かう。


塩尻から下諏訪までは国道20号線で
塩尻峠というちょっとした山道を越える。
頂上で岡谷市になり、下ったら下諏訪町に
なる。
電車には負けねぇぜ!
走り出して、長野自動車道の塩尻インター
を過ぎ、これから塩尻峠だぜ、という所に
『道の駅 小坂田公園』という道の駅が
あった。
その時、あることが頭をよぎる。
『五平餅が喰いてえ』
という相棒の言葉。
もしかしたら、道の駅の売店か何かに
五平餅が売ってるかも知れない。
そう思い、とりあえず立ち寄ってみる。
かなり広めの駐車場を歩き、売店のある
建物へ入る。1階2階と見て回ったけど
五平餅らしきモノは売ってない。
お土産用の真空パックのなら売ってたけど
たぶんヤツは納得しないだろう。
結局、道の駅の立ち寄りは空振りに
終わってしまった。
となれば、急いで下諏訪駅へ行かねば!
塩尻峠を藤原とうふ店のハチロクばりに
駆け抜け、意外とあっさり下諏訪駅に
到着した。途中で何かの祭りの集団に
出くわしたが、渋滞するまでではなかった
のが幸いだった。
駅前ロータリーには相棒はいない。
オイラの勝ちだぜ!
相棒の愛車は禁煙車なので、外に出て
タバコに火を点けた。
吐き出す煙に見え隠れする上諏訪駅の
看板を見ながら、一瞬、時が止まった。
思わず愕然としてしまった。
茫然自失というやつだ。
「えっ!? あれっ!? か、上諏訪駅!?
ここって、下諏訪駅じゃねえのか!?」
オイラが頭に描いていた駅は実は上諏訪駅
で、下諏訪駅はひとつ手前の駅であること
が判明した。
慌てて相棒にメールを打つ。
案の定、相棒はオイラが上諏訪駅に着いた
同時刻くらいに下諏訪駅に着いたらしい。
事情を説明して下諏訪駅まで迎えに
行こうとすると、下諏訪から上諏訪まで
1区間電車に乗るという。
ならば、オイラは引き続き上諏訪駅で
待機するしかない。
それから20分後くらい。
相棒が上諏訪駅のロータリーに現れた。
予定より1区間多く乗れたからOKらしい
ので、結果オーライ。

相棒を拾い、今夜の宿がある茅野市の
【
ビジネスホテル ノーブル茅野】を
目指す。

今回の宿をビジネスホテルにしたのには
理由があって、その答えは翌朝にある。
ビジネスホテルというのは、一般の
宿よりもチェックイン、チェックアウトの
振り幅が大きく、遅いチェックインや
早いチェックアウトが予想される時は
ビジネスホテルの方が都合がいいのだ。
素泊まり(夕食、朝食抜き)で
4000円前後なら問題ない。
18時半くらいにチェックインを済ませ、
部屋に荷物を置いて、再び外出。
夕食を摂るためだ。
ホテルの周りには、比較的いろんな店が
あったが、東京とあまり変わらない店の
ジャンルが街道筋を埋めていた。
いい意味でも、悪い意味でも、
いつもと同じ味だな。
もちろん高そうな店もあったけど、
ここへきて、あえて高いモノを食うことも
ないだろう。
というわけで、ファミレスのデニーズに
落ち着いた。



コーンスープにステーキセットに
おかわり自由のホットコーヒー。
何か久し振りのメニューに、学生時代を
思い出すラインナップだぜ。
時間的にも、土曜日の夕食時間帯らしく
店内は結構わちゃわちゃしていた。
1時間半くらいで食事を済ませ、
宿へと戻る道すがら、地元のスーパーの
中にマクドナルドがあるのを発見。
この旅、2度目のキャラメルシェイクを
ゲットする。

シェイクを啜りながら宿へと戻る。
廊下で相棒と別れ、部屋になだれ込み、
ベッドに突っ伏す。
すぐに、シェイクを持っていることに
気付き、テーブルに置いて、服を全部
脱ぎ捨て、マッパ(真っ裸)になり
ベッドに潜る。
テレビを点けると『めちゃイケ』が
放送中だった。改めて今日が土曜日だと
確認できた。
とりあえず、シャワーは後にして、
適度に冷たいふとんと、マッパの素肌が
いい感じのコラボレーション。
テレビの音声が、だんだんと遠くなる。
それに比例して、まぶたがだんだんと
重たくなってきた。
腹は満腹。快適な空調。
明日は早起きしなければならない。
有料テレビの誘惑にも打ち勝ち、
もう寝るしかないやね。
おやすみなさい・・・。
その⑲につづく・・・。
(。・ω・。)ゞ
ぼちぼち出口方面に向かう。
途中のイベント小屋では和太鼓の
ライヴが行われていて、中から
ドンドコドンドコと威勢のいい和太鼓の
音が聴こえていた。
和太鼓?
あ!
和太鼓教室!
和太鼓教室の先生が和太鼓ライヴを
やっていたのか。

ライヴ会場の前では、お神輿の準備が。
ここからしばらくは、食事処やお土産屋が
続く。





まだいたのか。お地蔵さん。
橙地蔵。速超聖地。速やかに聖地を
超えられる大人に。









郵便局やら写真館やら、なかなか充実して
いて、楽しいね。
とりあえず、何も買わなかったけど、
覗いて、見ているだけでもいい。
店側からしたら迷惑なんだろうけどね。
その⑱につづく・・・。
(。・ω・。)ゞ

毎度おなじみの、祠です。

節約結びでお願いします。


まだまだ祠。

岩の下にも、祠。

ここで最後っぽいので、残りを全て結ぶ。

バッタのおんぶを発見。
たぶん、お楽しみ中なので、そっと退散。

曼珠沙華がポツンと咲いていた。

懐かしい遊具がいっぱい。
左から、ホッピング、竹馬、フラフープ。
ホイル回し、釣り竿、1輪車。
この中の、竹馬に乗って遊んでみました。
今だに乗れることにオイラ自身も驚き。

デカい岩の御神体。

誰かが置いて行ったお守り。

こっちは、スマートボール、けん玉、
輪投げ、ストラックアウト、釣り堀。
全てが手作り感満載で、いい感じです。

釣り堀の中には、竿で釣れなさそうな
魚もウヨウヨ。点数も貰えて
漢字の勉強にもなる釣り堀です。
その⑰につづく・・・。
(。・ω・。)ゞ

