池袋披露目中日と末広亭個人的初日からの池袋6日目! | 桂鷹治の「語る詞す」

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新しく白っぽいショルダーバッグを買ったのですが、

番頭業務で使用中、中に油性ボールペン入れていて、

中でカチッとなって芯が出て、

どうやら取り出す時にカバンの内側にビッと線を書いてしまったようです。

 

白っぽいから内側でも自分からは目立つわけです。

新品に近いだけに、余計に口惜しい。

 
こういうことがあるから、身につけるものは黒っぽいものを、
持ってる小物は黒いカバンの中で見つけやすい明るい色のものを、
それぞれ選んで身に着けるようにしているのですが、
たまには白っぽいのもいいかな、と買った矢先の事件でした。
 
思えば、色紙のサイン用の朱肉の蓋が開いていて、
ポーチの中がスプラッタだったこともありますし、
人間は得てして成長しないものなのかもしれません。

 

15日(土)、池袋中日。

低脂肪乳を飲みながら、砂糖がジャリっというようなパンで朝ご飯。

世の中、矛盾でできている。

 

夜中に原稿作業。

そこから通常始動。

 

ぼちぼち秋の予定が決まりつつあり。

もう6月も半分。

月日の経つのは早いもの。

恐ろしいことです。

ちょっとした浦島太郎状態かも。

 

池袋演芸場は地下で電波が入らないので、

連絡を取るのも一苦労。

ホントはあちこちにメールしたりしたいんですけど、

そのために地上に上がると、楽屋が疎かになるので考えモノです。

地下だし、電波は諦めるしかないんでしょうか。

 

池袋で買い物して楽屋入り。

ブツを置いてランチへ。

洋食屋さんのオムライス。

インスタで一時期流行っていた、

ふわとろ玉子を乗せて包丁で切ってベロン、ではなく、

香ばしい薄焼き卵に、くるっと包まれたケチャップライスみっちり型。

 

 

お味噌汁が付くのが質実剛健な正統派っぽい。

生野菜とポテサラでワンプレート。

 

池袋演芸場は相変わらずお祭り騒ぎ。

入門は別にして、昇進の時は好むと好まざるとに関わらず光が当たる。

囃されたら踊れ。

同じアホなら踊らにゃ損々。

どうせひと時の喧騒、ワッと乗った方が得なようです。

 

 

口上司会で蘭姉さんが初日。

楽屋も華やぐお姉様方。

とカメコ。

 

代演で歌春師匠。

長く楽屋にいると、何か起こるんですよね。

逆に滞りなく進行していくと、ちょっとの異変が大事件扱いになるんですが、

そこも長年の蓄積でどうにかするのが楽屋です。

 

 

満席のお客様。

ご来場ありがとうございます!

 

雨花姉さんで終演。

少し暑い日で、日が暮れても蒸してました。

雨はお客様の足に影響が出ますが、

まあ晴れている分には良いでしょう。

 

 

口上の後の密かな乾杯。

色んなお酒が出るので、そういう所も披露目の楽しいところです。

 

16日(日)、末広亭の個人的初日。

昼前に新宿。

陽気で一杯のお客様。

ご来場ありがとうございます。

この日も良い天気。

 

 

青空にひるがえる寄席幟。

今まで3日ずつブログにしていましたが、

この期間、披露目で写真が多いのでちょっと間隔が詰まってます。

どうという大きなネタは無いんですが、

それぞれで色々あるんで、文章量は2日分くらいでそこそこになってしまいます。

 

末広亭は十代目桂文治生誕百年祭。

高座の後にランチ。

居酒屋が昼から開いていて、そこで土日限定の牛すじカレー。

居酒屋さんだから、ということでトマトジュースも。

 

 

調べたら2年前の6月もこのカレー食べてました。

家で作るカレーとはまた違う味わいがあって良いですね。

 

楽屋に戻って、師匠方とお話しして、

座談会の前に集合写真。

 

 

歌舞伎もそうですけど、

追善興行や、記念興行が出来るのが良い所ですね。

こっそり2階席に上がって座談会を激写。

 

 

ほどほどで退出。

池袋へ。

幟と看板とを一緒に撮ろうとすると、

結構、無理な体勢になります。

 

 

6日目の主任は我らが金太郎兄さん。

二ツ目のお手伝いも多くて、これはこれで賑やか。

 

 

この日は立ち見の盛況で、

高座の正面まで行けず、口上は斜め横から。

それだけぎゅうぎゅうの客席。

有難いことです。

 

 

楽屋に入りきらないので、

入れ代わり立ち代わり、ロビーのソファーでくつろぐ若手。

レアショットもいくつか。

 

 

来年真打が決定した幸之進兄さんも。

披露目の独特の雰囲気ってありますから、

これもある種のパワースポットのような、ご利益がある場所なんだと思います。

皆でお祝い、いいことです。

 

 

で、主任の金太郎兄さん。

久しぶりに高座袖の御簾の隙間からのショット。

熱演に割れんばかりの拍手。

客席も立ち見の盛況だと、拍手の音圧が凄いですね。

 

 

楽屋で手締めをして解散。

 

これで池袋の披露目も折り返しを過ぎました。

ということは、その後のことを考えなければいけないわけで。

池袋の撤収と、上野広小路や国立の披露目の算段をどうするか。

一旦、ここで一段落なので、各物品は各真打の元へ送ることになるでしょうし、

その後の興行でどうするのか、相談しないといけません。

 

これはもはや自分のための備忘録ですが、

引き続き頑張ってい参りま~す。

 

落ち着いたら、落語会の宣伝もぼちぼちしないといけません。

ハガキは送ってますが、最近宛先不明で帰ってくるハガキも増えました。

 

ネットよりハガキの方が良い、というお客様も多い中、

この秋から郵便は大幅値上げが待ってますし、

送り先も果たして有効なのか、無意味なのか。

過去数年を洗って、

しばらくご来場の無い人へのハガキは止めてもいいかな、と思っても、

その作業が大変、という色んなジレンマを抱えております。

 

公式LINEとか、色々考え中、と以前に申し上げましたが、

LINEだっていつまでも盤石ではないはず。

世の中にしがみついて、振り落とされないようにするので精一杯な昨今です。