四上前半千穐楽とうっかりと都城日帰り | 桂鷹治の「語る詞す」

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「きょうの料理ビギナーズ」という番組がありまして。

放送開始と共に大学入学、一人暮らしを始めたんですが、

一番最初の回は「ご飯の炊き方」でした。

 

あれから16年、

なんか最近、本当にビギナーズと言える内容なんだろうか、

と思うことが多々あります。

 

毎年、新年度はご飯の炊き方からやればいいのに。

需要は絶対あると思うんですよね。

 

語学番組は、新年度になるとちゃんと初歩の初歩に戻るんだから、

料理番組も戻るべきだと思うんですが、

まあ、ここで述べても仕方がないわけで。

 

5日(金)、浅草の四上前半、千穐楽。

雨らしい予報も傘は持たずに出立。

5日制は短いような、でも10日制は長いような。

どっちが良いんでしょうね。

 

少し寄り道して、田原町の郵便局で買い物、

そのまま西浅草の八幡様にて桜。

赤いお社と桜のコントラスト。

開花の後、なかなか晴れる日がありませんね。

この日も曇り空。

 

 

色々迷って、立ち食い蕎麦。

前座の頃から食べてる。

月見そば。

揚げ玉はかき揚げを揚げる過程で絶対できるので、

ここの場合、必ず「オマケ」と称して入れてもらえます。

たぬき+玉子なのか、月見に揚げ玉なのか、謎です。

 

 

フライなど揚げ物を極力抑えて生活しているつもりなんですが、

冷やしたぬきだの、立ち食い蕎麦の天ぷらだの、

あまり意味が無いことに気が付きました。

蕎麦も止めないといけないのか……。

 

 

千穐楽も一杯のお客様。

尻上がりに盛り上がる、有難きことこの上なし。

終演後は撮影タイム。

 

 

5日間、毎日のお客様もいらしたとか。

とにかく一杯のご来場、ありがとうございます。

 

次は5月の池袋と、末廣亭の披露目が控えています。

こちらもよろしくお願いします。

 

6日(土)、発注したチラシが届く。

買っておいたレタパライトで各位に発送。

師匠の元にも届けて、買い物など。

 

 

若葉が出始めたソメイヨシノ。

相変わらずの曇り空。

 

居酒屋のランチ。

選べるフライとお刺身定食。

開き直ってアジフライ。

 

 

帰ってきて、他のチラシを作っていると着信。

前乗りを忘れていて、心配の電話。

前乗りで助かりました。

当日だったら穴を空けるところだったので。

大いにお詫びを申し上げて、

翌日一番の飛行機を取って、早めの就寝。

 

それでもチラシの入稿など作業は続く……。

 

7日(日)、4:30に起きて羽田へ。

小雨が降っていましたが、荷物になるので折り畳み傘も持たず。

 

 

久しぶりの飛行機、久しぶりのタラップ車。

西へ行くので、ずっと雲の中。

しかも結構揺れる。

 

ただ、波長が合ったのか、

揺れが心地よく半分ほど寝ているうちに宮崎に到着。

 

 

世話人さんが迎えに来てくださって、初めての都城へ。

攝護寺さんの花まつり。

 

 

空襲で奇跡的に焼け残った山門に、

立派な庭園。

皆様にお詫び。

 

お弁当を頂いて、着替え。

 

 

高座も、須弥壇を隠す、本堂の立派な戸の前に。

メクリもご用意いただきました。

 

 

落語の後は抽選会の司会。

時間通り、ビタッと終えて、着替えて空港へ。

前乗りを忘れていた自分が悪いんですが、

初都城は往復6時間ほど、滞在時間3時間でした。

次はゆっくり来たいですね。

 

 

それでも、空港の中をあちこち探索する余裕ありき。

帰りの飛行機は、太平洋をぐーっと回る形で航行。

向こうに伊豆半島、羽のロゴにしたあたりに富士山の頭だけ。

冠雪と雲と、同じ白で見分けがつきにくいです。

 

 

えっちらおっちら帰宅。

途中、夜桜。

 

 

九州日帰りで、大河ドラマに間に合うのが凄い。

飛行機を降りたあたりで、笑点新メンバーが晴の輔兄さんであることを知る。

 

早起きでも、不思議と夜も元気。

翌日は昭島です。

支度をして早く寝ないと。

日々、高座があることに感謝です。