草津温泉らくご4920御礼からのコロッケそばと新宿の雨 | 桂鷹治の「語る詞す」

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尊富士が110年ぶりに、新入幕で初優勝。

月並みな表現ですが、凄いですね。

 

大正3年の「両國」以来、ということですが、

不思議な四股名だと思って調べたら、

当時の旧国技館は本所回向院の境内にあったそうで、

今の両国国技館は1985年から。

阪神がバース掛布岡田で優勝した年です。

 

相撲を見ていて面白いのは、名跡がきちんと残っていること。

阿武松とか、稲川とか、武隈とか、

落語になった名跡がそのまま残ってる。

この辺、江戸時代と現代が繋がってる感覚が実感できます。

 

24日(日)、草津楽日、4920。

5000日目は誰なんでしょう。

 

すべての道は東京へ通ず。

草津バスターミナルの前の案内標識。

 

 

積雪のため、なるべく湯畑へは行かず、

宿舎で過ごすことになりました。

 

ランチは新メニュー、黒酢豚。

 

 

黒酢ダレが絡んで美味しかったです。

油淋鶏もだけど、揚げ物技術が高いのかな。

ご馳走様でした。

 

 

日曜日も一杯の人出。

ただ日曜なので、これで皆様帰ってしまって夜は寂しい、という可能性も。

宿舎で過ごして、尊富士の快挙を見届けて、

夜、また会場前で呼び込み。

 

そしたら、またまた二階席まで一杯のお客様。

3日連続でこんな大勢のお客様って、過去あったかな。

季節や曜日で、どうしても波があるんですが、

この3日間は大当たりでした。

反応も良いお客様。

ご来場ありがとうございます。

 

 

これで3日間の草津温泉らくごもお開き。

湯畑で写真を撮って宿舎へ。

 

 

夜、宿舎で松本清張の帝銀事件のドキュメンタリー(?)を見る。

これが面白い。

 

帝銀事件は、実家に「ジュニアチャンピオンコース」というシリーズの本があって、

その中の「あの事件を追え」だったかな。

それで読んで10歳くらいの頃から知ってました。

変な小学生。

 

で、今、その椎名町からもほど近い江古田に住んでいるのも不思議な縁というか、

何というか。

NHKは民放みたいなバラエティはあちらに任せて、

こういう硬派な番組をどんどん作っていただきたい。

 

25日(月)、帰るだけの移動日。

後任の遊かりさんのバスも渋滞で遅れているといLINE。

宿舎の片付け、清掃をして、

遊かりさんから決定的に遅れるという報せをもらって先にランチ。

 

 

キャベツと豚肉の甘辛味噌炒め。

回鍋肉って好きなんですよ。

これがリストラされずに良かった。

 

今回はほとんど湯畑へ下りなかったので、

3日ともここの中華でお世話になりました。

ご馳走様でした。

 

 

来る人にはウエルカムの雪だるま。

帰る人にはグッバイの雪だるま。

 

バスは来る時と同じくらいの込み具合。

どこかで遊かりさんの乗るバスとすれ違って、

時間ぴったりに降車場に到着。

 

改めて3日間、大勢の温かいお客様で、ありがとうございます。

また夏か秋か、披露目と芸協まつりが一段落したころに行きたいと思います。

 

26日(火)、大雨、たまに強風。

これが一番嫌ですね。

屋根の下にいても、横殴りの雨で濡れる。

 

草津の荷解きをして、昼過ぎから芸協事務局へお礼状の宛名書きへ。

近所の郵便局で出して、ついでに溜まった書き損じも交換してもらって。

 

 

芸能花伝舎の桜。

元小学校だからか桜や色んな植物が植わってます。

雨に濡れてますが、

この調子だと二ツ目の花見の頃にはいい具合になっていることでしょう。

と祈りましょう。

 

 

コロッケそば食べて帰宅。

作業していたらお誘いLINE。

久しぶり。

クマさんと兄弟呑み。

 

虹色とうがらしが2021年夏だから、

もう3年目のお付き合い。

先日、行くって言ったのに行けなかった上山さんの芝居とか、

白井さんの引退公演とか、

未だにご縁があるから有難いことで。

 

誘われて、すぐ動ける、身軽な自分で居続けたいですね。

ずっとそういうのは無理なのは解ってますけど。

 

解散して、家で録画消化。

何故か録れてる「はぐれ刑事純情派」。

年代は不明ですが、昔の末広亭が出てきて、

先代円歌師匠の事務所が協力してるので、

今の若円歌師匠、歌武蔵師匠、歌る多師匠が出てきて、

犯人役の「笑遊亭銀馬」が梅野泰靖さん。

その師匠を庇う弟子「小銀」が若き日の昇太師匠。

この梅野さん、古畑任三郎のシーズン3で「気楽家有楽」役だったんですよ。

噺家役が2回も回ってくる、ってそうそうないんじゃないでしょうか。

ま、どうでも良いことですけど。

 

遅ればせながら「大河への道」も見ました。

感想は、またいずれ。