日曜日は大河からさよならマエストロを見る流れが出来ています。
もうそろそろ最終回なんでしょうけど。
ちょいちょい小痴楽兄さんが声だけ出演するので、
それを探すのも一興。
畑は違いますが、
お客様を前に芸を披露する点では同じなので、
色々考えることは多いですね。
尤も、日曜に家にいるっていうのは芸人としてどうなんだ、
という思いもあるので、そこも考えないといけません。
12日(火)、春の雨。
花粉が飛ばないから嬉しい雨。
それでも雨は面倒なので外出は控えて、家で出来ることを。
昼過ぎに家を出て、有楽町。
ガード下の町中華で今月のおすすめ。
かき菜(菜の花)と鶏肉の炒め定食。
厳密には、かき菜と菜の花は違う野菜のようです。
北関東の伝統野菜で、万葉集にも詠まれているとか。
ざっくり大きく切って、鶏肉とタケノコしめじ玉葱で中華醤油の炒め物に。
沢庵は良くあるとは思いますが、
町中華なのに、焼き海苔が付いてくるのが面白い。
サッと掻っ込んで、東京會舘へ。
林家つる子姉さんの真打披露パーティの前日準備のお手伝い。
披露目ってのは、必ず「何か」起こるもんなんですよね。
何があったか、は噺の翼でお話ししますか。
まず扇子・手拭い・口上書きの3点セットを作る作業。
お姉さんの人徳か、番頭さんの差配の巧さか、
落協の外に、芸協、円楽一門会、立川流、講談協会からもお手伝いが集結。
人海戦術で、どんどん作業を進めていく多国籍軍。
色々あっても1時間ちょっとで3点セットは完了。
その後は当日の会場のフロアで引き出物を作っていく作業。
これ、私も全く同じことを来月やるんで、
作業の手順などなど、思い出しつつ、
注意すべきことを勉強しつつ、粛々と。
着物の贈り物も多く、
仕付け糸を取って、衣桁掛けに飾っていくきよ彦さんが、
その道のデザイナーさんのように見えたので一枚撮らせてもらいました。
奥には番頭さん。
ぴったり21時に作業完了。
記念撮影。
本番は翌日。
さっと解散。
13日(水)、雨も上がって良い天気。
披露パーティ日和。
8:30集合で、
各テーブルに引き出物を配置。
その他、確認することもあって、いよいよ入場。
この辺の写真はありません。
何故なら撮ってる余裕がないからです。
一般の方も、会場の係員の方も、
沢山いらっしゃるので、権利の関係で撮りにくいという理由もあります。
開宴後は遅れていらっしゃったお客様の対応や、ご祝儀の計算作業。
合間を見て、順番にお弁当も頂きました。
ご馳走様でした。
貞奈さんに見つかった、
パンをつまみ食いする瞬間。
宴会で余ったお料理を頂いたりもできます。
芸協も、納会やパーティで東京會舘を使っていた時代もあったのですが、
今は京王プラザか浅草ビューホテルがメインですね。
東京會舘は家から一本で行けるし、
ローストビーフやカレーが美味しいので好きなんですけど、
改修工事の間に、芸協は別の会場を使うようになりました。
お開き。
お客様がお帰りになっても最後まで残ってくださったたい平師匠。
つる子パネルでエアギター(?)をするたい平師匠と、激写するペー先生。
そのまま、手伝いの一同と、正蔵師匠、つる子師匠を囲んで、
たい平師匠の音頭で三本締め。
最後は熱い抱擁も。
賑々しい披露パーティでありました。
その後も片付けがあって、
二ツ目はだんだんと打ち上げ会場へ。
私は最後まで残って、完了を見届けて離脱。
夜に仕事があるので、打ち上げに行けないので最後まで残りました。
丁度良い頃合いで新宿へ。
すっかり暗くなって、水曜日のカデンツァ。
代演があって、この日はこの3人で。
ご来場ありがとうございます!
こちらもお開きで、
長い一日が終了。
14日(木)、朝から腰痛。
前日立ちっぱなしでしたし、
お湯に浸かってマッサージしたんですけど、午前中は起き上がれませんでした。
午後から始動。
芸協の披露目のチラシが無い、ということで、
浅草演芸ホールへチラシを届けに。
演芸ホール隣の桜が三分咲き。
ソメイヨシノではなさそう。
今年の花見始め。
ついでに冷やしたぬき。
物価が上がってますね。
銀座線で上野広小路。
しのばず寄席特別興行で、第3回桂文治一門会。
最後は一門で撮影タイム。
一杯のお運びで御礼申し上げます。
変化球で勝負しました。
別に二刀流を目指しているわけではなく、
球種が多い方がいいだろう、ということで色々やってみている状態です。
試すことができるのが、二ツ目の良い所でしょうか。
体のこともあって、打ち上げは辞退して帰宅。
家で養生。
東海三県ツアーが待ってますから、
今、倒れるわけにはいきません。
荷造りも含めて、あれこれ。
濃厚な3日間でした。
翌週には桂鷹治落語会もあります。
そちらもよろしくお願いします。