岐阜前乗りから第21回策伝大賞予選会! | 桂鷹治の「語る詞す」

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同期が亡くなって七回忌。

17日がお通夜、18日が葬儀だったので、

15日か16日あたりが命日、のはず。

 

ちょうど岐阜で仕事をいただいて、

思い出の地、岐阜で彼を偲ぶことができました。

生きてれば、今年で36か37くらいか。

だから亡くなったのは29ということになるのかな?

学年は同期だったんですが、一浪くらいしてた、はず。

あの年は正月に小蝠兄さんが亡くなって、

2月に奴が亡くなって、

7月が歌丸師匠。

なんかご不幸続きの一年だったように思います。

 

なかなか6年も経つと、記憶が曖昧になってきますね。

証言の中には歴史改変も色々見受けられますが……。

毎年、策伝大賞で写真を見られるから有難い。

しかも隣同士。

 

前座修行の最中にも、地元の同級生が亡くなって、

噺家になってから出会った方も何人か亡くなって、

井伏鱒二の訳した「歓酒」を思い出します。
 

この盃を受けてくれ
どうかなみなみ注がしておくれ
花に嵐のたとえもあるぞ
「さよなら」だけが人生だ

 

こういうことが解ってくると、

人生にも深みが増してくるんでしょうか。

 

14日(水)、平将門忌。

道すがら、蝋梅から良い香り。

はっきりしないお天気。

 

 

散髪に出かけるも、ちょっと長めの待ち時間。

足を伸ばして蕎麦。

なめこおろしそば。

 

 

いかにも街の蕎麦屋さんという雰囲気。

で、一旦帰って、チラシ入稿などして、

出直して散髪。

買い物などしつつ帰宅。

だんだん日が長くなるのを実感します。

 

翌日から3泊4日の旅なので、荷造りもあれこれ。

散髪もそのため。

これまで中途半端に伸びて気持ち悪かった……。

慣れると半端に長い状態が気持ち悪いです。

これを突き抜けてしまえばいいんでしょうけど。

 

夜、電話でコラムを掲載していている冊子の休刊の連絡。

休刊なので、(つづく)みたいな終わりではなく、

一応、完結して欲しいとのこと。

寂しいけども仕方がない。

 

15日(木)、出発の朝。

綺麗に晴れてよかった。

青空に紅梅。

 

 

東京駅から新幹線。

横濱チャーハンゲット。

シウマイの笑顔は縁起担ぎです。

 

 

ところが西へ行くと雲行きが怪しくなり、

富士山は雲に隠れて全く見えず、

名古屋は小雨がパラパラ。

 

名駅近所で打ち合わせ。

なんとか形になりそうな感じ。

 

岐阜へ向かって、方々へ顔を出すも、全部不発。

西柳ヶ瀬の端から、東に向かってぶらぶら街歩き。

そのまま次の岐阜の会の日程を決めたり色々。

 

 

火が消えたような西柳ヶ瀬。

東柳ヶ瀬は煌々と。

岐阜髙島屋が今年7月に撤退、どんどん寂しくなりますな。

 

 

そのまま岐阜で一泊。

卒業して巣立って12年。

変わらない所もあり、ガラッと変わったところもあり。

色々思い出に浸った一時でした。

 

16日(金)、策伝大賞予選会。

今年もやって参りました。

 

 

長良川国際会議場。

第8回大会決勝メンバーの3人。

こないだのつる子姉さんの壮行会で5人集まって、

またすぐ小留さんとも再会。

 

 

辰乃助さん、かけ橋さんは予選会のライブ配信実況。

小留さんは予選の審査員。

 

 

長丁場、お疲れ様でした。

私はふらふらと、色々目当てを探して各会場の学生の高座を拝見。

ビデオ審査も経ての精鋭150人。

皆さん、一生懸命でしたね。

 

 

スタッフルームでお昼のお弁当をいただきました。

お弁当続き。

珍しく豆腐のカニカマ餡かけ入り。

 

 

夕焼けに照り映える岐阜城。

11時から、全部の会場の審査が終わったのが17時過ぎくらいでしょうか。

 

 

決勝進出の8人が決まって、解散。

私の本番は翌日の決勝司会。

 

台本の流れを確認して就寝。