小生ここ数年で何度か鯉の日南キャンプを見に行っているのですが、ファン目線で見ていて楽しい練習メニュー(笑)の1つに、ホームへのヘッスラ突入の練習がございます。3塁側のファールゾーンにホームベースを置き、そこに全力疾走のトップスピードで次々と選手が走り込んでヘッドスライディングをする練習ですが、キャッチャーにタッチされることを想定、そのタッチを上手くかわすように身体を捻りながら逃げつつも、片手だけベースのギリギリ端っこに触れて通過しグラウンドを転がりまくってから止まる、そんな走塁練習(笑)。
いかにスピードを落とさず、かつタッチされないように身体は遠くに離し、それでも片手でベースに触れるというテクニック。最近では赤松コーチが、かつては河田コーチが、その前はタクローコーチも、足が自慢の鯉選手たちを引き連れて延々とこの練習を繰り返し、若手もベテランも泥だらけになりながら何度も何度もトライを繰り返す姿がございました。思わず、そんな姿を思い出しました。
大盛穂のヘッスラ神走塁。
2対1で迎えた7回裏。先頭の大盛クンがヒットで出塁すると、大きなリードで揺さぶってワイルドピッチを誘い2塁へ進み、矢野のライトフライで3塁へ。1死3塁で打席には代打の秋山先輩。竜のマウンドには福クン。竜の内野陣は前進守備のバックホーム体制。鯉はなんとしても欲しいこの1点。竜は絶対にやりたくない追加点。秋山先輩がオッサンの執念(笑)、いや「ベテランの執念」で外角スライダーに喰らいついてファールで粘りまくります。1球ごとに揺れるマツダスタジアム。
この時、3塁ランナーの大盛クンがファールの度に常にホームに向かってスタートを切ってましたよね。しかも最初は「バットに当たったらゴー」のスタートでしたが、途中から「スイングかけたらゴー」に変わっていきましたよね。まさにギャンブルスタート。そして9球目。アウトローの難しい球を強引に引っ張り込んだゴロ打ちで秋山先輩の打球がセカンド正面へ。うわヤベェと皆が目と瞑った次の瞬間、恐ろしいスピードの赤い弾丸がホームに突っ込んできましたぞ!よっしゃ!大盛じゃ!いけえぇ!
それでもホームは厳しいタイミング。セカンドからの送球でホームはタッチアウトのようにも見えました。が、しかし。が、しかし。球審が大きく両手を広げてセーフの判定!ドッと湧き上がるマツダスタジアム!ヘッスラした後でグラウンドを転がりまくり、そのままガッツポーズを何度もかます大盛。両手を突き上げる鯉ベンチ。いやぁ痺れますな。
まさにリクエスト検証の映像でその大盛の走塁の「神っぷり」がわかりましたわな。秋山のスイングと同時にスタートし、トップスピードのままヘッスラの体勢に入り、キャッチャーのタッチを僅かにかいくぐるように身体を捻って避け、それでも左手だけを残しベースの端っこの一角に触れている。日南キャンプで泥だらけになりながら何度も何度も皆で繰り返したあの走塁。「ギャンブル」ではなくて、何度も繰り返したあの練習に裏打ちされる「確信の」走塁。あっぱれです。
と、思わず、大盛の走塁のことだけでこんなに書いてしまいました。なんせ負け続けだった7月はこんな風にアホみたい嬉々とした長文を書くことから久しく遠ざかりましたので、その反動ですかね(笑)。すんませんね、どうかご容赦下さいませ(笑)。
もとい。
高クン初勝利おめでとう。序盤からランナーを背負いまくりでしたが初回1死1.3塁で4番細川を空振り三振、3回1死2.3塁から3番ボスラーを内野フライ・4番細川をライトフライに仕留めたのが大きかったですかね。いずれも149キロのストレート勝負でしたわな。野村先輩のご指導もあってから球速アップした豪速球が素晴らしかったです。それだけに4回8番石伊クンにタイムリーを打たれたチェンジアップがもったいなかったですかね。ゴリゴリと速球勝負して欲しかったですな。それでも6回1失点はお見事な先発デビューでした。四球一つというのも良かったです。
ワシだってドラ2投手じゃ!
そんな雄叫びが聞こえてきそうな存在感でしたわ。大ピンチの連続に観客席のご両親は生きた心地がしなかったでしょうけど(笑)、広陵高校と大商大の応援タオルを掲げて一喜一憂する姿を後ほど動画で見て微笑ましく思いましたわ(というか、レベルは全然違いますが、我が家の長男坊の投球を神宮の観客席で祈るように見つめていた頃のことを思い出してしまいましたわ)。息子のピッチングを祈るように見つめ、小園の逆転ツーベースで歓喜し、栗林・森浦・島内兄さん達のゼロ封継投に感謝。おそらく今日は「高家の一番長い日」でしたでしょうね。本当におめでとうございます!
もとい。
クライマックスはもちろんその逆転ツーベースの小園海斗。1点を追いかける6回裏2死1.2塁の場面で打席に入る小園。ここで竜のベンチが動いてピッチャー交代、ここまで86球の無失点ピッチングだったマラーに代えて齋藤綱記クンがマウンドに。いやぁ井上監督にヤラれたかと思いましたわ。小園本人が試合後にコメントしてましたが、小園はこの齋藤クンが大の苦手なんですよね。結果論的にはこの継投が裏目に出たカタチにはなりましたが、齋藤クンが出てきた時に今日も鯉は完封負けするのかと思ったのは小生だけではなかったかなと。
キレキレのスライダーで腰を引かされ追い込まれた4球目。それでも外角高目のストレートに後ろ体重にならずにグッと身体を踏み込んで鋭いスイングをかけた小園の打球がレフト後方へ。真っ芯で捉えて押し込んだ打球がやや前めにいたレフト細川クンの頭上を襲います。懸命に背走して伸ばしたグラブの先を超えて白球がフェンス際まで転がると2塁ランナー矢野に続き逆転となる1塁ランナーのファビアンも3塁を蹴ってホームへ生還!スタジアムも、全国各地の鯉党も、そして高家の皆さんも大絶叫のガッツポーズ!(笑)。
カッコええぞ小園!
もとい。
悪夢の7月は終わり、月が変わって8月です(笑)。アメフト選手風にでっかい数字を前面にデザインした限定ユニもカッコええじゃないですか(ゴッツイ選手は結構似合ってますよね、両外人もそうですが末包なんかもアメフト選手にしか見えませんわな、笑)。空気を入れ替えてチームごと生まれ変わって参りましょうぜ。
因みに小生もマツダスタジアムに参戦しておりました(笑)。実は土曜日の竜2戦目に高校時代の鯉好きメンツが学年を超えて集まり、30名程度でパーティールームを借りて観戦する企画がございまして。東京から金曜の午後に先乗りで戻ってきて1戦目も参戦してしまいました(笑)。そしてついにオーチーコーチー(吉川晃司&奥田民生)の「OK」をマツダスタジアムで初聴き!でございます。いやぁこれは盛り上がりますで。気分がブチ上がりますわ。今月こそはこの歌を何度も聞かせて欲しいところですな。
2戦目は森下暢仁vs髙橋宏斗の悩めるエース対決。本日も全力応援して参ります!頼むぜ森下よ!
↓クリックお願いします。

