久保修クンは「プレーに華がある選手」になる匂いが漂います(笑)。(3/24 SB戦 3-0) | カープがやっぱり好きなんよ

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オープン戦最後のソフトバンク戦は鯉の投手陣が皆の衆ナイスピッチングでございましたな。体調不良が心配されていた島内クンも無問題な投球内容で怖い怖いSB打線のクリンナップ(ギータ・どすこい・近ちゃん)をあっさり3人斬り。その後は育成コンビの120番杉田クン&123番岡ちゃんが胸熱の投球を繰り広げます。7回からは河野・森浦・大道が無難にゼロ封リレー。この3人は「投げてみないと分からんぞ」的な投球の時もありましたのでオープン戦の最後に納得の投球が出来て良かったかと。そして。

 

今日の投手陣のハイライトは、

アドゥワ誠(25歳、196センチ)

無双っぷり投球でございますな。

 

いやぁ素晴らしいピッチングでした。去年ブルペンに誰も残っていない状態の延長戦を2イニング投げたあの試合の時の圧巻の投球が蘇った感じの堂々たるマウンドでした。躊躇なくとにかくガンガン投げ込むストライクゾーン。スピードガン的には143キロ前後の球威なのですが、ソフトバンクの強打者連中達はみんなあたかも155キロのストレートに差し込まれているような感じの窮屈スイング。右打者にはツーシーム気味にインコースへぐいぐいと食い込ませ、左打者には胸元にカットボールが迫ってくる。で、どれもこれもストライクゾーンに来るもんだからそりゃ完全に立ち遅れますわな。

 

どすこい山川クンには初球からインコースの厳しいところへ。思わず腰を引く山川クンでしたが判定はもちろんストライク。更に2球目も続けて内角いっぱいツーシーム気味にズドン!と投げ込み、バットを折らんばかりのどん詰まりのセカンドフライ。いやぁあっぱれアドゥワ誠でございます。今日は3イニングで降板でしたが、この投球が持続できれば「どんどん勝てる投手」になっちゃいますぞ。まぁとはいえ今日の投球内容を再現するのはそんなに簡単なことではないのですけどね。でも期待しちゃいましょうや!頼むぜ、誠クン(笑)。

 

打線の方は相変わらず寂しい感じ。シャイナーさんもレイノルズさんも結果は出せず。とはいえ新井さんのコメント見てると開幕から当分の間はこの2人を起用していくのでしょう。まぁどうなることやらですが、どんなサードゴロを打っても1塁まで必ず懸命に全力疾走しているシャイナーさんの真摯な姿を見ると、頑張って欲しいなと思っちゃうのですけどね(とか甘いことを言ってたら去年の二の舞になるのでそこは新井さんも心を鬼にしなければならぬ時が来るでしょう)。

 

もとい。

 

久保修クンが最後のソフトバンク戦で猛烈アピールです。今日もまたもやタイムリーヒット&センター美技でございます。解説の天谷クンも言及してましたが、久保クンがプレーする姿って、見ていて単純に「カッコいい」んですよね。打撃フォームもそうですが、例えば1塁ベースを蹴って2塁を狙う走塁の際の美しい後ろ姿とか、左中間の打球をダイビングキャッチする直前の打球の追いかけ方とか、今日みたいにセンター前の打球にスライディングキャッチして地面スレスレで捕球した後のグラブの掲げ方とか(笑)。別の言い方をすると、

 

プレーに華があると。

 

これプロ野球選手にはとても大事なことなんです。小生もよくブログでこの表現を使います。例えば堂林翔太。例えば菊池涼介。例えば小園海斗。最近でいえば田村クンもそうですよね。同じような見事なプレーを見せてくれても特に何も感じない選手だって沢山います。単に「あぁ上手いですね」としか思わないような選手。そりゃプロなんだから上手いのは当たり前ですし(苦笑)。そんな選手達とは一線を画すのが、この「プレーに華がある選手」なのでございます。久保修クンのプレーには「同じ匂い」が致します。ほんと楽しみです(笑)。

 

もとい。

 

オープン戦が終了。鯉は6勝8敗5分けの10位ですか。まぁ身分相応でいい感じの着地ということにしておきましょう(笑)。怪我の秋山さんや末包クンの様子、情報が少ないハーンや常廣クンの動向は気になりますが、楽しみは先に取っておいてまずはこのメンバーで開幕に突入という感じでしょうかね。頑張って参りましょう。因みに鯉が今日ソフトバンクに勝利した影響で、なんと竜さんが同率首位に並んでフィニッシュだったようですな。おめでとうございます。立浪さんに奢ってもらいましょう(笑)。

 

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