す皆さま、お早うございます。
唎酒師の資格を持つ、
旅するコピーライターのふじやんです。
昨夜は、旨い日本酒が呑みたくなったので、
品揃えが玄人好みな大井町のお気に入りのお店へ。
立ち飲み屋ビー玉
過去の訪問記は、こちら。
突然ですが、
昨日、5月11日は、
思い出の女性の誕生日。
偶然、彼女の名前が重なる蔵元の
日本酒があったので、注文。
奈良県御所市の千代酒造株式会社が醸す、
篠峯 ろくまる 純米吟醸
広島八反35号 無濾過生原酒 2023/05BY
「裏」篠峯シリーズとも呼ばれている、
流通量の少ない希少なお酒です。
そう言えば、蔵元のある御所市は、
その女性と仕事で一緒に行った事があるな。
遠い目。
おつまみは今回、肉部門から注文。
アルコールの分解促進のため、
タンパク質を摂取しないとね。
ロースハム。マカロニサラダが嬉しい。
大好物な砂肝。
2杯目は、酸味があるものを所望。
3種類提示された中から、
福島県会津坂下の豊國酒造合資会社が醸す、
純米吟醸 豊國 生原酒
福島県が開発した酒造好適米
「夢の香」を100%使用したお酒です。
3杯目は、他のお客さんが飲んでいて、
ラベルの野条穂に目が止まった、
純米 神稲(くましね) 無濾過生原酒
かなり独特で複雑な深みのある味わい。
野条穂とは戦前に開発され、
摂津や丹波地方で栽培されていた酒米。
良酒を醸していたにもかかわらず、
栽培の難しさと収量の少なさが原因で、
一時姿を消した幻の品種。
兵庫県の酒米試験地に大切に保管されていた
僅かな種籾から、数年かけて2001年、
40年ぶりに復活したそうな。
3杯で止めようと思っていたけど、
ゆっくり飲んでいたのと、
和らぎ水の効果で、
まだ行けそうだったため、
手術後の外飲み最大量となる
4杯目を注文。
〆にすっきりしたタイプを所望。
福岡県の寒北斗酒造株式会社が醸す、
極辛口 BLACK JACK
日本酒度がなんと+22。
かなりすっきりとした切れの良い味わいでした。
※日本酒度が高くなるほど、
いわゆる辛口になります。
ただし唎酒師は辛口という用語を使いません。
なぜかは、省略w
今回も希少な日本酒の味わいを堪能しました。
手術後、外飲みで最大量を飲んだにも関わらず、
急激な酔いも無く、今朝は、さわやかな目覚め。
カウンターの小鳥とマリモが可愛い。
これ程の檄シブな日本酒の品揃えなので、
お客さんも日本酒を愛する方ばかり。
昨夜は、全国の蔵元にとても詳しい人がいて、
話しを聞いてて面白かった。
そしていつも驚かされるのは、
とても若いお客さんが多いこと。
親御さんが、同じ世代ぐらいの感じかな。
今回は、断トツで平均年齢を押し上げていた俺w
そもそも店主が20代の女性だからね。
日本酒の未来は、明るいな。
ご馳走さまでした!
それでは皆さまも、酔い週末を。