「勿体」-”人も器も不完全だからこそ美しい” | ウインのワクワク「LIFE」

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            琴線に触れるものを探して

記事より】

もったいない」を漢字で書くと「勿体ない」になります。

 

「勿体」の元の意味は、「物のあるべき姿、本来持つ価値、本質的なもの」です。

 

 つまり「勿体ない」とは、「本来の価値がなくなってしまう、または損なわれてしまう」ことを惜しむ言葉なのです。

 

日本人のあり方の原点「清き明(あか)き心」として考えるならば、「人は生まれながらにその身のうちに神様を宿し、美しく清らかな存在である」はずなのに、「異心」に覆われてしまうのは「勿体ない」という意味になります。

 

標準装備として受け継いできている本来の価値や本質的なもの(=勿体)を忘れたり、使わないのは、文字通りもったいないことなのです。