これはネットで見つけた話です。
コンビニのレジでアルバイトの女性の店員に対応が悪いと大きな声で文句を言うお客がいてそのあと客は出ていったのです。
そのあと年寄りの男性がレジに来ましたが女性は明るい声と表情で対応していました。
その時その男性は「お姉さん偉いねえ。あんなにひどいことを言われたのに私には明るい表情で対応してくれた。」とほめたのでした。
その時女性は涙をためていましたが、こらえきれずにその言葉がうれしくてわっと泣き出したとのことです。
男性の言葉でつらい思いをしたのが救われたのでしょう。
この例は陽徳か陰徳の行動かは難しいですが、言葉一つで人は救われるのです。
相手を追い詰める言葉もあれば、それを助ける言葉もあるのです。言葉は慎重に使わなければいけません。
タイミングよく優しい言葉をかけてあげることで相手が救われるのも徳を積むことになります。
外に出るとなかなかこういうケースには出会うことはないかもしれません。出会ったとしてもとっさに優しい言葉がかけられるかどうかは分かりません。信心するものは徳を積んでいくよう日々の努力も必要なのではないでしょうか。