宇宙の誕生より生物が進化するは母なる時の作用により我々人類は繁栄しているのである。大宇宙の始まりは百三十七億年前、大宇宙の広がりは時のもたらす超偉大な作用により発生しこの太陽系第三惑星の地球を創ったのである。
我々は此の時の作用により母なる海より進化という作用を受け発生した人類として生かされているのである。
私は此の超無限の時の中に存在するひと時の存在であるが、時の流れの中では宇宙の存在であり、これは果てるものではなく永遠に続くものであり、この後も永遠に宇宙的時間の中で生きるのである。
時は神であるので、その中に生かされているのであり何も恐れるものはないのである。
自己の信頼と愛をもってこの時を生きるのである。すなわち神の中で生きるのである。
時は神であるから今までの出来事は神の作用によるものであり、以後の現象も神が現じたものである。
心を全宇宙に投ぜよ。宇宙的視野から自分の存在を凝視するとき自分というものが見える。何も悩むことも迷うこともないのである。
今という時は神であるから神に感謝せよ。時に感謝せよ。今に感謝せよ。
われわれの物質、肉体は時の創りし産物である。我々の祖先から引き継がれた遺伝子により構成されているのであるから、先祖に感謝せよ。父母に感謝せよ。社会すべての物は先輩たちの産物であるのですべてに感謝せよ。
全て時の流れにより生じたものは、神であるから神に感謝することはすべてに感謝することになる。
時の作用するものはすべてに及びすべての物は今後、時の作用により生き続ける。よって時の前には何も滅びることはないのである。物体が形をなくすことはあっても時は続くのである。肉体は消えることはあっても時は続くのである。時の一部である肉体は形を失ってもそれ本来はなくなることはないのである。
時の作用と生き続け、形を変えてまた生き返るのである。時の前には滅びることはないのであるから、今日から私は時の中で自由にふるまい、時に感謝し、時と共に生きていくのである。
今まさに我々は時を自覚した。神を自覚した。神と一体になったのである。
あなたが悩みで心が打ちひしがれようとしているとき、すなわち神が助けてくれようとしている。これは時すなわち神に任せるという事である。これは、我々は何もしないで時に任すという事ではないのである。
時は常に動作しているのであるから、制止することはないのである。つまり常に行動して時の暗示を待つのである。制止することは神ではない。常に動いているからこそ神なのである。
神は怠けものには用はないのであるから、神の力によってそのアイデアを与えられるまで止まってはならないのである。
行動は常に時の作用する産物であるから、神の力にかなう。
神の力の及ぶものである。止まってはならない。
常に神に波長を合わせよ。
流れるときの中であなたは必ず神の力を与えられる。（終わり）