覗きフィギュア vs ブラックライト反応アリ | katoo the world

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着替えを見られて怒る少女のフィギュアを、発売元・雑誌がそれぞれX上で「可愛らしい」などと紹介したことが、批判を浴びている。

問題になっているのは、ゲームソフト「ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~」の「ソフィー・ノイエンミュラー お着替えmode」フィギュアだ。

製造・発売したキューズQは、フィギュアを「お着換え中にドアが開いてしまい、怒って抗議するしぐさが可愛らしいです」と説明している。

かつて”オタク”と言えば、宅八郎に代表されるアイドルやアニメ、ゲーム好きのマニアックなネクラを指す用語であった。

しかし30年の時を経て”OTAKU”は世界共通文化として、実に一般化して久しい。

今やアイドル、アニメ、ゲームのみならず、自分の推しを愛する事こそが自らの個性でありアイデンティティとして好意的に受け入れられている。

オシャレな女子高生のバッグにアニメキャラの人形が鈴なりにぶら下がっていても、何の違和感もない。

まあ、各言うこの私かとぅも学生時代、自分のバッグにウゴウゴルーガのシュールくん人形を着けており、学校で「あの、ウゴウゴルーガ、好きなんですか…?」などと、見知らぬ女生徒から声掛けされる事もあった。

あの頃は金も無く女性慣れしていなかったからか、色々と無茶をしたモノだ。

親の目を盗んでの自室のみならず、夜の公園、高架下、河原の茂みなど、今思い返しても実に失礼な対応であったと後悔の念に包まれる。

今や名前も顔も思い出せない女性達ではあるが、幸せであって欲しいと切に願うモノである。

さて戯言はこの程度として、今回「着替えを見られて怒る少女のフィギュア」がネット上で批判を浴びていると言う。

調べてみた所、着替え途中なのか下着で前は上着で隠しているキャラクターだ。

ゲームソフト「ソフィーのアトリエ」の主人公ソフィーと言う魔法使いで、実に肉感的で精巧なフィギュアなのだが、コレが何と21,780円(税込)。

フィギュアと言えば、かつてこの私かとぅもエイリアンやプレデターのフィギュアを集めていたし、フィギュアでは無いがシヴァやパールヴァティーと言ったヒンドゥ教の神々の像を幾つか保有している。

タイで購入した高さ30cmを超える半人半鳥のガルーダ彫像は確か3万円程度したが、それ以外は3000円程度の安価なモノ。

それが今や21,780円(税込)とは、円高の昨今に於いても、中々の高価格である。

そんな高級フィギュアを情報誌ファミ通が「着替えを覗かれて抗議するソフィ―のフィギュアが登場。 涙目で怒る仕草がかわいらしいフィギュア」とソーシャルメディアで紹介した所、「性加害を肯定しているとしか思えない」などの声が殺到し炎上状態にあると言う。

「着替えを覗かれての抗議」が「性加害を肯定している」とは思えないし、そもそもファミ通が勝手に「着替えを覗かれて抗議するソフィ―のフィギュアが登場」としたXの投稿が問題な訳で、性加害云々と言うのはお門違いな批判に感じる。

ただ、この問題に対して、多くの男性コメントが「フィギュアや創作に性加害など無い」と反論しており、此れも此れで違和感を感じざるを得ない。

要するに全裸に等しいエロ美少女フィギュアに対して、女性からの「そんなモノに欲情する男は気持ち悪い!もっと現実の女を観ろ!」との批判に、男性からは「現実とフィギュアの境目が分からない馬鹿女は無視!」と返答している訳で、実に悲しい議論である。

そう、21,780円(税込)も出してこのフィギュアを購入する男性を愛する女性などいないし、そんな事実は購入する男性も重々理解している。

かつての私であれば、そんな男性に対して「21,780円(税込)払うなら、風俗に行けるゾ!」と言っていたかも知れないが、現実は大きく異なる様だ。

21,780円(税込)も出してこのフィギュアを購入する弱者男性は、そもそも女性との関係を恐れ、極力女性との接点を持たない様にひっそりと生きており、夜な夜な21,780円(税込)のフィギュアを舐め回し、その股間に射精する事で満足せざるを得ない、到底人間的とは言えない限界幸福度の中で蠢いている。

ブックオフや中古玩具店などに並ぶ中古フィギュアだが、近々では「本体汚れ、ブラックライト反応アリ」と注釈が付く商品が多い、と言うか殆どが該当すると言う。

買取で持ち込まれた際、店舗側は検品業務でブラックライトで中古フィギュアを照らすのだが、実は精液などの体液が付着した部分は、ブラックライトで照らすと光るのだ。

この事実を知った際、私は項垂れ、深く肩を落とした。

21,780円(税込)のフィギュアで満たされる弱者男性の想いを噛み締めると、部外者である私とて心に来るモノが有る。

ソレは全て、「フィギュアで自己処理するしかない、自分みたいな弱者男性を愛してくれる女性などいない。嫌われて傷付く位なら、そもそも接点など無い方がマシ」と言う、報われない弱者男性たちの悲壮なる人生の放棄にある。

だから願わくばそんな不憫なる弱者男性たちを、女性は余り無碍にしないでやって欲しい。

女性との接点を完全に諦め、放棄した弱者男性が、覗きなどといった大それた事を出来る筈も無いし、そもそも犯罪をして迄、満たそうとする欲求すら諦めた植物にも満たないちっぽけな存在。

そんなか弱き弱者男性を無碍に攻撃するなど、貴女の人間性が疑われるモノである。

なので、たまにで構わないのでおっぱいの一つや二つ見せてやってはくれまいか?

ただ、弱者男性の特徴として、ブラックライト反応が出ると「中古は返品!絶対に処女じゃないとダメ、絶対に!」などと取り乱す傾向にあるので、おっぱいは良く拭き取ってから見せて頂く配慮も必要だ。

かとぅ