若槻千夏 vs 知らんけど vs 蛙亭イワクラ父 | katoo the world

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タレント若槻千夏(39)が日本テレビ系「上田と女が吠える夜 春の新生活2時間SP」に出演。イラッとする関西人の一言を明かした。今回は「どんな環境でもたくましく生きていけそうな西の女から、新環境で強く生き抜くヒントをもらう」というテーマでトーク。街頭インタビューで分かった、関西人あるあるなどが紹介された。

その中で、関西人が使いがちな「知らんけど」に触れた若槻。
発言内容に自信がない場合などに用いられるが「関西の方が散々しゃべったあとに、“知らんけど”って言いません?あれ口癖じゃないですか。あなたたちが思ってる2000倍腹立ってます。めちゃくちゃ腹立つ」と話して笑わせた。

若槻千夏も39歳か…。

かつてギャルの走りとして不快に思っていた若槻ではあるが、40歳を前に実に良い感じのオバちゃん風味にソソられるモノが有る。

高嶋ちさ子の正統後継者として、このまま「うるせえ、ババア!」と言われ続けるスタンスを保って頂きたい次第だ。

そんな若槻千夏ではあるが、私にはどうしても忘れられない、彼女の言葉が有る。

先日、「洋服を見たい」と言う女性をエスコートした正真正銘の紳士かつ精神的貴族たるこの私かとぅ。

「この赤のと、黄色の、どっちが似合う?」

知らん。
どうでも良い。

正直、そんな事を考える時間があれば、世界中の野生動物保護について真剣に考えたい所ではあるが、正真正銘の紳士かつ精神的貴族たるこの私かとぅは0.2秒という驚異的反射で、ピシャリと言ってのける。

「何方も良いけど、赤のが似合うね」

「何方も良い」と相手の意見を尊重した上で、先に出した「赤」が本人の真意であろうと完全に把握しての回答である。

流石はこの私かとぅ。
女性の扱いなど赤子の手を捻るかの如くである。

しかし、女の返答は常軌を逸したモノであった。

「いや、この黄色のも可愛いでしょ!?(怒)」

正真正銘の紳士かつ精神的貴族と称される、さしものこの私かとぅであっても、一気に沸点に達し、「このメス豚、菊の紋にぶち込んでやる!」と激しく取り乱してしまった。

もう聞くな。
お前の好みなど知らんし。

この様な状況は、いつまで続くのだろうか?
もう勘弁してくれ。

基本的に女性とは人の話を聞かず、自分の事だけを一方的に話し続けるし、選んでくれと聞いてくる場合の返答は否定する。

こんなやり取りをもう何十回、何百回と繰り返すのはもう耐えられない。

冷静と情熱のあいだで喘ぐこの私かとぅはタレント・若槻千夏が質問に対して「なんでもいい」と答える女性の気持ちを説明した事を思い出していた。

「何食べたい?」との質問に「何でもいいよ」と女性が答えた場合の正解が、「候補を何個か出して『この中だったらどれがいい?』って」、さらに「最終決定権はこっちに欲しいです」との事で、もう私はホトホト疲れ果てた。

若槻千夏がそう思っているならば、未だ良い。

若槻千夏に一切の関心も関わりも無い訳で、私にとっては本当にどうだって良い話である。

ただ、少なくとも私の知人男性の話では確かに同様の女性がいると、私の知人男性が言っていた。

そして、私の知人男性は彼女らに幾度と無く、「そういう面倒を言って喧嘩を吹っ掛けるな!」と言っているのだが、もうコレは絶対に理解されない。

「ヒドい事を言われた。私が死ねば良いと思ってる!」
「コッチはただ一緒にいたいだけなのに。私が死ねば良いと思ってる!」
挙句の果てには「私が死ねば良いと思ってる。…私が死ねば良いと思ってる!!!!」とか言って来るモノだから、最早私に出来る事は一切無い。

もう、疲れた。
疲れ果てたと言っても過言では無い。

食い気味小盛問題 vs ミニ丼ネギトロ丼問題
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12824907430.html

男性「何食べたい?」 vs 女性「何でもいいよ」
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12757120746.html

「いや、そうだっけ?」 vs 「いや、この黄色のも可愛いでしょ?」
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12765260847.html

5分自己紹介男 vs Mr.ストイックかとぅ
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12804518713.html

さて、そんな「最終決定権はこっちに欲しいです」女である若槻千夏が、出演するテレビ番組で「関西の方が散々しゃべったあとに、“知らんけど”って言いません?あれ口癖じゃないですか。あなたたちが思ってる2000倍腹立ってます。めちゃくちゃ腹立つ」と発言したと言う。

コレばかりは「さすがチナッティ!そこにシビれる!あこがれるゥ!」と小躍りしてしまう次第だ。

 

深夜番組で「かまいたちの知らんけど」と言う番組が有るが、かまいたち自体は好きなのにそのタイトルが不快で一度も観ていない。

内容も知らん!

世界の大統領の公務として世界中を股にかけ、夜な夜な世界中のセレブ女性の股にかけ続けるこの私かとぅ。

最早半世紀に渡る人類の偉業とも言えるこの私の活躍は、遠く宇宙政府に迄認識され、今や宇宙政府上級執行官としてその名声が銀河系に響き渡るモノ。

その根幹に流れるのは、責任感である。
些か強すぎる我が責任感は、時に周囲にも責任を強要するに至る。

要するに“知らんけど”とは、私は絶対に言わないし、他人が言うにせよ、絶対に許せない言葉だ。

近々では文章の最後にマル(句点)をつけると怖いと言う「マルハラ」が問題となった。

ハッキリ言ってソレが怖いと言う者に、「怖くないだろ!?」と言うつもりは毛頭無いし、「勝手に怖がっておけ、馬鹿が!」とすら思う。

しかし、同時にソレは「言い切られる事への恐怖」と受け取れない事も無いと一方では感じるのだ。

「何食べたい?」
「肉。」

うーむ、体言止め、か…。
断言として、確かに何か迫り来るモノが有る。

しかしソレは「肉を食べたい」と言う決断に対する、確固たる責任感と言えなくも無いだろう。

ソレに対してどうだ?

「何食べたい?」
「肉?知らんけど」

おまえ、この野郎!
その無責任には一気に沸点に達する想いである。

こう対比すると、やはり“知らんけど”と言う言葉が、実に腹立たしいモノに感じるのだ。

「あなたたちが思ってる2000倍腹立ってます。めちゃくちゃ腹立つ」と言う若槻千夏の怒りは十分に理解出来るモノである。

ただ、此処で私は独りの男を起こさずにはいられない。

そう!賢明なる我がブログ読者諸氏に至っては、既にお気付きの事であろう、お笑いコンビ蛙亭イワクラの父、岩倉清志だ。

子供の頃、イワクラが「明日、団地の友人とバーベキューをやりたい」と父親に頼んだ所、「ヤれたら良いね」と言われ、喜んで友人にバーベキュー開催を触れ回った。

しかし翌日になっても何の準備もしない父親に「バーベキュー今日だよ?準備してよ!」と言った所、「ヤルとは言っとらん。ヤれたら良いねちゅーて、言っただけやが!」と言われ、子供ながらに殺意を抱いたと言う。

集まった友人達に何と言えば良いか途方に暮れたイワクラだったが、私にはイワクラ父、岩倉清志の言動に不思議な魅力を感じずにはいられないのだ。

知らんけど。

かとぅ