「なんでいつも否定してくるわけ?」
突然、友人から指摘された〝口癖〟に、心から驚いたマンガが話題になっている。
「前々から気になってたんだけど…なんでいつも否定してくるわけ?」
友人からそう問われた主人公は驚く。
「いや、そうだっけ?」
「それ!それのこと!なんで毎回否定すんの?」
「否定してないよ!」
「いやぁいい天気ですね」「いや今日も頑張ったなぁ」
そんな風に「いや」を使っていた主人公は受け止め方の違いに愕然とする。
私にも全く同じ経験が有る。
かつての部下に対して、「例の件、進捗どうなってる?」と確認した所、「いや、これから報告しようと思ってました」と言われたのだ。
一気に沸点に達したこの私かとぅ。
「報告が遅れた事を”これから報告しようと思ってました”とごまかすな!そして、その”いや”とは、貴様どういう了見か!?」
それ以外にも「その”いや”はどういう意味だ!?」と激しく叱責した経験は多数ある。
何度か指摘したのだが、どうにも直らなかったので「そう言うモノ」として受け入れたのだが、相当なストレスになっていたのは事実であり、損害賠償をも辞さない状況ではあった。
ただ、コレは未だ許せる。
口癖と言うならばそれ以上の悪気は無いのだろう。
しかしこの私かとぅ、全身の血が逆巻く程の怒りを感じるのが女だ。
「洋服を見たい」と言うので、エスコートする正真正銘の紳士たるこの私かとぅ。
「この赤のと、黄色の、どっちが似合う?」
知らん。
どうでも良い。
正直、そんな事を考える時間があれば、世界中の野生動物保護について真剣に考えたい所ではあるが、精神的貴族たるこの私かとぅは0.2秒という驚異的反射で、ピシャリと言ってのける。
「何方も良いけど、赤のが似合うね」
「何方も良い」と相手の意見を尊重した上で、先に出した「赤」が本人の真意であろうと完全に把握しての回答である。
流石はこの私かとぅ。
女性の扱いなど赤子の手を捻るかの如くである。
しかし、女の返答は常軌を逸したモノであった。
「いや、この黄色のも可愛いでしょ?」
正真正銘の紳士、精神的貴族と称される、さしものこの私かとぅであっても、一気に沸点に達し、「このメス豚、菊の紋にぶち込んでやる!」と激しく取り乱してしまった。
もう聞くな。
お前の好みなど知らんし。
この様な状況は、いつまで続くのだろうか?
もう勘弁してくれ。
基本的に女性とは人の話を聞かず、自分の事だけを一方的に話し続けるし、選んでくれと聞いてくる場合の返答は否定する。
こんなやり取りをもう何十回、何百回と繰り返すのはもう耐えられない。
冷静と情熱のあいだで喘ぐこの私かとぅはタレント・若槻千夏が質問に対して「なんでもいい」と答える女性の気持ちを説明した事を思い出していた。
「何食べたい?」との質問に「何でもいいよ」と女性が答えた場合の正解が、「候補を何個か出して『この中だったらどれがいい?』って」、さらに「最終決定権はこっちに欲しいです」との事で、もう私はホトホト疲れ果てた。
若槻千夏がそう思っているならば、未だ良い。
若槻千夏に一切の関心も関わりも無い訳で、私にとっては本当にどうだって良い話である。
ただ、少なくとも私の知人に3名、同様の女性がいると、私の知人男性が言っていた。
そして、私の知人男性は彼女らに幾度と無く、「そういう面倒を言って喧嘩を吹っ掛けるな!」と言っているのだが、もうコレは絶対に理解されない。
「ヒドい事を言われた。私が死ねば良いと思ってる!」
「コッチはただ一緒にいたいだけなのに。私が死ねば良いと思ってる!」
挙句の果てには「私が死ねば良いと思ってる。…私が死ねば良いと思ってる!!!!」とか言って来るモノだから、最早私に出来る事は一切無い。
こんな愚かを相手にする方が愚かだと、私の知人男性が言っていた。
そして、この手のやり取りから想い起されるのが、漫画『ふたりエッチ』に於ける、地獄の1ページだ。
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女:最初にリンゴが3個あります…あと2個リンゴを買ったらいくつになるでしょう?
男:バカにしてるの?5個
女:不正解
男:は?
女:女は…最初にその3個のリンゴをどこで買ったのか…聞いて欲しいの…そして残りの2個のリンゴを一緒に買いに行って欲しいの………それが答え…
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正真正銘の紳士、精神的貴族と称される、さしものこの私かとぅであっても、コレばかりは流石に耐えられそうに無い。
賢明なるブログ読者諸氏に至っては既に御理解頂いている事であろうが、前世で何が有ったかは存じ上げないモノの、今も昔も私は女性とは上手く行かない運命なのだ。
その様な想いをする位ならば、そもそも女性と関係など持ちたくも無い。
ともかくもう女性はコリゴリだ、放っておいてくれ!
「ストイックしたい。あー、ストイックしたい…」と、日々日頃から呟いてしまうMr.ストイックたるこの私かとぅ。
そんな私の切なる願いを理解して頂けるのであれば、世の麗しき淑女の方々は、どうか私を放っておいて頂きたい。
週2日程度でも構わんので、何卒お願い奉り、畏み畏み申す。
男性「何食べたい?」 vs 女性「何でもいいよ」
https://ameblo.jp/katoo-the-world/entry-12757120746.html
そんな女性の相手をする位ならば、「いや、これから報告しようと思ってました」と言って来る部下の方が随分マシと言うモノである。
今日は寿司でも食いに行くか。
おっパブに行っても良いんだぞ。
かとぅ