立ちんぼ vs 苦み走るかとぅ | katoo the world

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大阪市北区の路上で路上で売春をする目的で客待ちをするいわゆる「立ちんぼ行為」をしていた疑いで、風俗店従業員の女ら3人が逮捕された。

売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは、19歳から27歳の風俗店従業員の女ら3人。警察によると、3人は、1回およそ1万5000円で売春行為をしていて、うち1人は11カ月でおよそ4000万円を稼いでいたということ。

2021年あたりから新宿歌舞伎町近くにある大久保公園での立ちんぼ復活が話題となっていた。

東横キッズから流入したかは存じ上げないが、今時立ちんぼなどと言うリスクを冒さなくても良いのでは無いか?

身バレリスクや男性選択の是非などを考えれば、マッチングアプリでパパ活でもしておけば良いのでは?との疑問から、令和の今、立ちんぼの存在は俄かには信じられなかった。

しかし、実際に大久保公園に足を伸ばしてみた所、確かに立ちんぼは居た。

30年前にはハイジアあたりに、如何にもなケバい外国人立ちんぼが並んでいたが、近々での立ちんぼは夜の空気は感じられず、地味な大学生と言った感じだ。

何故、そんな彼女らがそこに立っているのかは、中村淳彦のルポ「東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか」に明るいが、女子大生、派遣社員、シングルマザーと言ったごく普通の女性が、リアルに一線を超えている現実に暫し打ちのめされる。

勿論、売春婦として顔を出して立っている訳で、冷やかしを含めた多くの男性がジットリとした目で値踏みをしている。

10名程度の立ちんぼではあるが、遠巻きに写真を撮っている者もおり、ネット流出を考えるとそのリスクは高い。

私自身は売春をするつもりなど更々無いし、逆に立ちんぼと言うリスクを取って迄、解決しなければならない彼女らの問題を前に怖れ慄いてしまったのが正味な所。

彼女らを一瞥し、早々に退散しようとした所、50歳を超えた男性が唐突に地味目な若い女性に声を掛け、二人してホテル街に向かっていったのを、何とも言えない気持ちで見送った。

その後、思い出横丁に駆け込み、やるせない思いを瓶ビールで流し込んだ。

美味くは有ったが、些か苦み走るビールであった。

かとぅ