消えた札幌五輪 vs タマランチン会長かとぅのハメリンピック | katoo the world

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国際オリンピック委員会(IOC)はパリで理事会を開き、冬季五輪の開催地に2030年はフランスのアルプス地域、2034年は米ユタ州ソルトレークシティーを選び、2038年についてもスイスとの優先的な対話に入ることを決定した。

札幌市の秋元克広市長は「かなり衝撃的な決定。優先的な対話という新しい話が出てきたことに大変驚いている」と心境を語った。

冬季五輪候補に名乗りを上げていた札幌が、事実上候補地から外れたと聞き、驚いている。

一時期は2030年大会開催地の最有力候補と目されていたと記憶しているが、既に2030年はフランスのアルプス地域、2034年は米ユタ州ソルトレークシティーが決定しており、2038年についてもスイスとの優先的な対話に入ると言うのだ。

札幌がオリンピック開催国から外れたのが事実であるなら、真に私が驚いているのは「札幌が冬季五輪候補地に、本当に立候補していた」と言う事実に対してである。

良くもまあ、いけしゃあしゃあと立候補など出来たモノである。

いみじくも先日、東京五輪・パラリンピックを巡る談合事件で独占禁止法違反に問われた広告最大手「電通グループ」と同社元スポーツ局局長補の第2回公判が、東京地裁であった。

公判に関しては電通側は起訴事実の大部分を否認した結果となり、起訴された6社で公判中の5社のうち、起訴事実を争わない姿勢を示しているのは広告大手「博報堂」のみで、他は全て談合は無かったとしている。

談合に関する判決は未だ時間が掛かる様だが、JOCの高橋治之元理事が「AOKIホールディングス」の前会長らから総額5100万円の賄賂を受け取っていたとして、高橋元理事を受託収賄の疑いで、AOKI創業者の青木拡憲前会長ら3人を贈賄の疑いで逮捕した件に関しては2023年5月に有罪判決が下されている。

また、五輪の招致活動については、石川県の馳浩知事が東京五輪の招致活動で内閣官房報償費(機密費)を用いて国際オリンピック委員会(IOC)委員に一冊20万円する「想い出アルバム」を贈呈していたと講演で語り、その日のうちに「撤回」したものの物議を醸していた訳で、五輪は最早、国民の信を得られる状況に程遠い。

にも関わらず、今回の冬季五輪候補地外れに、札幌市の秋元克広市長が「かなり衝撃的な決定。優先的な対話という新しい話が出てきたことに大変驚いている」と心境を語ったと言うそのズレこそに、私は大変驚いている。

先の東京五輪に於ける汚職、談合事件を清算し、罰するべきは罰し、改めるべきを改め、改善の上で次に進むならば分かる。

改善どころか、不祥事の実情すら明らかにされない中で、何をどうしようと言うのか?
増して冬季五輪招致など、恥ずかしい事この上ない。

しかしそれでも、私は五輪の日本開催に期待をしたい。

”2兆円規模の大失敗”と評価された東京五輪だが、それだけの失敗をした経験が我が国にはある。

新国立競技場の設計案変更、エンブレムの盗用、コロナ禍による延期、開会直前の関係者の辞任・解任ラッシュ、IOC元理事の汚職逮捕、広告代理店による談合問題…。

是等の苦い経験を一つずつ改善出来れば、逆に素晴らしい五輪が開催出来るのでは無いかと、一方で考えてもいる。

今私が考え得る理想の五輪とは、「選手の、選手による、選手の為の五輪」である。

出場選手こそがイニシアチブを持ち、判断基準となる大会こそが、今後に於ける五輪の名に相応しいと、私は考えるのだ。

競技結果を賞金で評価してほしいならスポンサーを集めるべきだし、大会を金と政治に利用する国際オリンピック委員会の運営がNGならば排すべきだ。

選手村に配布されるコンドーム数が少ないと言うなら、臆する事無く進言頂きたい。

五輪推進派たるこの私かとぅに於いては、正直オリンピック開催などどうだって良く、注目すべきはナイトライフ、所謂「性器の祭典」の名に相応しい「東京ハメリンピック2020」にあった。

東京五輪では選手村にて16万個のコンドームが配布された。

参加選手数は12,000人程度になる予定だが、半数を男性と仮定すると男性1名あたり平均26個の配布となり、開催期間18日で割ると1日当たり1.4個の消費となる。

米タイム誌はアメリカの競泳選手の話として、「70~75%のオリンピック選手たちは、五輪開催中にセックスしている」と伝えており、流石はナイトライフも一切妥協を許さないアスリート諸氏、所謂SEXERには頭が下がる想いである。

2016年リオ大会での45万個配布に比較すると、些か新型コロナに配慮した控えめなる「ハメっこ」と言わざるを得ないが、それでも「性器の祭典」の名に相応しい「東京ハメリンピック2020」は、世に光を灯す事であろう。

DTかつEDであり、尚且つAGAたる三重苦男たる崇高なるこの私かとぅに於いても、「性器の祭典」の名に相応しい「東京ハメリンピック2020」には、思わず股間に若干の熱量を感じずにはいられない。

※DT=童貞、ED=不能、AGA=薄毛
Wikipediaより引用。

IOCサマランチ終身名誉会長亡き今、世界の大統領ことこの私かとぅが「タマランチン会長」として執り行う「東京ハメリンピック2020」。

此処で改めて宣言させて頂こう。
暫しご静粛に願いたい。

「世界の皆様、こんにちSEX!」

かとぅ