息子たちの将棋の傾向 | ☗息子と将棋☖

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将棋に取り組んだ息子たちの約2年間の記録です。

私が感じた最近の息子たちの将棋の傾向と対策です。

 

 

◆長男◆

 

「長男システム」等の研究により、序盤から中盤がいくらか安定してきた反面、終盤が弱くなっている気がします。

何というか、スピード感がない。

最終盤に差し掛かったとき、攻め駒を増やすことに手をかけ過ぎて、その間に詰まされてしまう負け方が目立つ気がするのです。

 

穴熊や美濃囲いの攻略に手間取ってしまうことも多いので、今は「美濃崩し200」を重点的に取り組んでいます。

 

 

実際に、先日久しぶりに3手詰めハンドブックをやらせてみたところ、10分間で60問程度しか解けず、以前よりかなりパワーダウンしていることが判明しました。(逆に次男は10分間で100問以上解くなど何故かパワーアップしてました)

 

ちなみに、「長男システム」の名称について、これまでに前例がない、かっこいい名称にしようと、私から「長男ギャラクシーキラキラを提案しましたが、「嫌だ」と一蹴されました(笑)

 

 

 

◆次男◆

 

全体を通して早指し修正が課題です。

 

早指しゆえに「とにかく雑」の一言。

 

終盤間際まで一手一秒で指して、ピンチになってからやっと考え始める。

特に中盤は意味もなく大駒を切るなど、悪手のオンパレード。

 

対策としては、まずウォーズでは「相手よりも時間を使うこと」を心掛けさせています。

「何なら時間切れ負けしてもいい」とすら言っています。

 

それから、以前試した「盤座禅」を再導入。

 

次男の場合は特に中盤の感性を磨きたいので、やり方としては、次の一手問題の局面を盤に並べて、まずは第一感の手を指してもらいます(やはり間違えます)。

 

その次に5分間、盤とにらめっこをしてもらい、アラームが鳴ったらまた一手指してもらい、理由や狙いを説明してもらいます。

 

すると、ずばり正解するときもありますし、「中らずと雖も遠からず」な手を指したりするんですね。

 

「たくさん考えた方が正解に近づける」ということを、身をもって知ってもらえる、という狙いです。

 

 

 

その他に、兄弟対局も取り入れています。

 

最近は「長男ギャラクシーキラキラの効果か、長男が勝つことが多いです。