カトオです。

 

巷で話題になっております「泣ける、ビジネス書」、

キングコング西野亮廣著『新世界』を読みました。

 

新世界 新世界
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僕がお伝えしたいこと。要点は3つです。

  1. キミを誰かと比較する必要はない。
  2. オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」が変えた世界。
  3. 『新世界』はファンタジーじゃない。

1.キミを誰かと比較する必要はない。

国民総クリエイター時代になりました。
タレントや芸人じゃなくても、気軽にSNSで発信することが出来ます。
 
キンコン西野さんはそんな国民総クリエイター時代での
「エンターテイメント」の在り方を深掘りし、発信し続けてます。
 
最近特に力を入れているのが「参加型エンターテイメント」です。
 
 
僕たちは「完成したものを与えられること」に飽きてきてしまい(今でも圧倒的に面白いエンタメはありますが)、自分でエンタメを作る過程を楽しむようになってきました。
 
フルコースのディナーではなく、バーベキューですね。
 
「バーベキュー」の画像検索結果
(玉ねぎはだいたい最後まで残る)
 
みんなで食材やお酒を持ち寄り、炭で火を起こし、焼いて食べて、片付ける。
僕らはそのいちいち「メンドクサイ」行動にこそ、エンタメを見出し面白いと感じています。
 
いたるところでバーベキューが始まり、回数を重ねて行くと、
 
「いつも高級な肉を持ってくる奴」とか
「毎回地元の美味いお酒を持ってくる奴」とか
「自家栽培の新鮮な野菜を持ってくる奴」とか
「ギターを弾いて場を盛り上げる奴」が出てきます。
 
そんな彼、彼女らを、僕らは羨ましく、ときに嫉妬の目で見ることがあります。
近い距離にいて、いつも輝いてる人たちを見ると、自分がくすんで見えることがあります。
 
でも、大丈夫です(^^)
誰もキミと彼らを比べたりしません。
誰かに焼いてもらった肉を食べるだけでも、美味しくて、楽しくければバーベキューです。
 
確かに、彼らにはたくさんの「ありがとう」が集まります。
 
 
「あんな風になりたいな」と思うのであれば、
最初は下手くそでも良いから、炭に火をつけたり、ダンスしてみたり、片付けを手伝ってみたり。
行動してみるのも良いかもしれません。
 
いつものバーベキューが少しずつ、より楽しくなると思います。
あと、バーベキューは失敗がありません。
 
火がなかなかつかなくても、肉が焦げても、箸が転がっても、楽しいです(^^)
 

2.オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」が変えた世界。

『新世界』の中で大きなウエイトを占めて書かれているのが、
西野さんが運営されている「オンラインサロン」です。
 

 
 
オンラインサロンは主に(オンラインでは)Facebookのグループページで運営されています。
毎日(ほんとに毎日!)西野さんから「お金」や「エンタメ」や「ビジネス」についての投稿があります。
それらの投稿は読み物として機能していますが、そのままノウハウとなり、
自分の人生(仕事、家庭、育児、遊び)に活かすことが出来ます。
 
アクティブなサロンメンバーたちの活動を見ると、自然と自分もアクティブになります。
 
オフラインイベントもメチャクチャ多いです。
西野さん(やスタッフさん)が開催されている場合もありますが、
イベントのほとんどはサロンメンバーが勝手に集まって勝手に仲良くなって勝手に盛り上がってます笑
 
なんだが「今日は●●の家に集合な!グローブとバット持ってこいよー!」って
放課後に集まって遊ぶ子どもの様です。
フリー写真 凧上げを楽しむ子供たちの後ろ姿
 
「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」と言ったのはタモリさんでしたっけ。
友だちと一緒に、遊んで、笑えて、成長できる、そんな世界です。
 
遊び終わったら「また明日学校でね」って感じ。
 
『西野亮廣エンタメ研究所』
 

3.『新世界』はファンタジーじゃない。

ところで『新世界』とはなんだろうか。
西野亮廣はこの作品で、一体何をしようとしてるのか。
 
外から見ると「宗教」や「信者」とも揶揄されるぐらいに、
彼の一挙手一投足に熱狂する人がいる。僕もその一人だ。
その魅力は一体なんだろうか。
 
少し考えてみた。
(同じ本を3冊買う信者の僕)
 
『新世界』とは文字とおり『新しい世界』だ。
「新しい」にはいくつか意味がある。
 
1、その状態になってからあまり時間が経過していない
2、以前のものと違っている
3、現代的である、進歩的である
4、食べ物などが、新鮮である
 
なるほど、2や3が該当しそうだ。
 
『新世界』とは
「以前のものと違っている世界」
「現代的で、進歩的な世界」
といえる。
 
僕らは良く目にしているし、感じているハズだ。
インターネットが発達し、スマホが普及「し終わった」のが、僕らが生きている現代だ。
 
明らかに、以前とは異なってきている。
仕事、趣味、生き方自体が多様化している。
 
以前はそれでよしとされていた「旧世界の生き方」では、辛い目にあうかもしれない。
いや、既に辛い目にあってる人もいるだろう。
 
身を守るために、アップデート(更新、進歩)が必要だ。
「生き方」の情報を最新のものにする必要がある。
 
西野亮廣は、本書でそれ(アップデート)をしようとしている。
 
それもとびきり優しい言葉で。
 
彼の魅力は「優しさ」だ。
声の小さい人に耳を傾け、一歩踏み出せないでいる人の背中を少し押してあげる。
 
そんな彼の姿に、僕らは自分もそうありたいと共感し、一緒に歩きたくなる。
 
 
『新世界』はファンタジーじゃない。
 
どこか別の世界の作り話や、古い国のおとぎ話じゃない。
もちろん西野亮廣が作り出した世界でもないし、
僕らがいつも見ているスマートフォンの中だけの世界でもない。
 
ある人にとっては既にきている、またある人にとってはこれから来る
現実の世界だ。
 
そんな世界での戦い方、身の守り方、生き方を教えてくれる説明書が本書だ。
 
夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる。
そんな『旧世界』で生きてきた僕たちに「大丈夫、いけるよ」と声をかけてくれる。
 
本書は「泣ける、ビジネス書」と言われている。
感動的なファンタジーに泣くのではない。
 
今までに「諦め、我慢し、勇気を出せず、自分に嘘をついてきた」
 
僕らの物語に泣くのだ。
 
「煙突町のプペル」の画像検索結果
 
 

 

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キングコング西野さんの新刊『新世界』が発売されるので取材して色々聞いてみた。

芸人「キングコング西野亮廣」の新刊ビジネス本である『新世界』が11月に発売される。

いったいどんな内容なのか、そして彼が「全力を出せる場所」という『オンラインサロン』で何をしているのか、色々聞いてみた。

 

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西野亮廣(兵庫県川西市出身。日本の絵本作家、漫才師、タレント。漫才コンビ『キングコング』のツッコミ担当。著作である絵本『えんとつ町のプペル』は36万部のベストセラー)

 

取材:カトオシンヤ

 

(※以下のやりとりはDMにて行われています)

──────────────

 

宜しくお願い致します!


どうぞよろしくお願い致します!
前置きは不要とのことですので、早速始めさせて頂きます、よろしくお願いします!
 

宜しくお願い致します(^^)

 

新刊『新世界』発売決定おめでとうございます。
 

ブログで「はじめに」を拝見させて頂きました(全文公開はこちら
過去に書かれたビジネス本とは受ける印象がずいぶんと異っているように思えました。
制作にあたり何か特別に意識されたことはありますか?

 

過去2冊ビジネス書を出して、ビジネス書を買う層が大体30万人ぐらいな感じがして……もうこれ以上そこに球を投げていても仕方がねぇなぁと思いまして、その外側に届くように書きました。
 

なるほど、少し抽象的な言い方になりますが「一般層」に届くようにということですね。
となると、今後は「テレビ」でのプロモーションをされたりはお考えでしょうか?
 

キチンと本のプロモーションになるような企画であれば。
ただ、『ゴッドタン』だけは企画内容関係無しに、問答無用でスケジュールが押さえられてます。

 

なんでですか?
 

最近はWebでの活動にシフトしてテレビにはあまり出られていないので、一般層からすると「過去の人」になってしまっているのかな、というイメージがあります。


そういった層へ届かせるためのアプローチとしてテレビでのプロモーションがあるのかなと思っていました。

 

あ。「なんでですか?」というのは、「なんでゴッドタンだけ問答無用でスケジュールが押さえられてしまうんですか?」という意味っす(笑)

分かりづらくてすみませんっ。


そっちでしたか(笑)


しかし、まさしく届かせようとしている世間のイメージは「ゴッドタンでいじられている芸人」なのかなと。実際にオンラインサロンに入ってみると全く違って驚きました。

 

ありがたいです。
 

オンラインサロンメンバーの皆様のおかげで、最近は、本当に楽しくさせてもらっています。

今まで、ここまで全力を出せる場所が無かったので。
 

こちらこそ本当にありがとうございます。めちゃくちゃ楽しませてもらってますし、勉強させて頂いてます。今ではマジで生活の一部になっています。
オンラインサロンに入ってから「最高!」「面白い!」「やろう!」が口癖になりました。

どころで、この『オンラインサロン』を始めようと思ったきっかけはなんだったんでしょうか?

 

日本のアートで世界でまともに戦えているものを探した時に『浮世絵』に辿り着いたんです。
(出典:ウィキペディア・コモンズ)
あれ、鎖国して、海外の文化(横槍)があまり入ってこなかったから、あんな独特なタッチになったわけじゃないですか?

SNSも鎖国した方が独特な進化をして、それが価値になるだろうなぁ、と思いまして。


なるほど、鎖国ですか。確かにTwitterなどはユーザが増えすぎて2ちゃんねる化してますよね。
その鎖国したSNSがオンラインサロンで、そのまま町になるということですね。

 

そうですね。 

 

イビツな町にしか価値がないので。

 


イビツな町だけど、その形にハマる住人にとっては非常に居心地が良いですね。今後も大きく拡大していくと思うのですが、人数の目標はありますか?


来年末には3万人、再来年に10万人にしようと思っています。


10万人ですか!それは凄まじい数ですね。
現在サロンメンバーがサービスや飲食店を登録/検索ができる「地図」を作っていますよね、10万人にもなるとサロンの中でなんでも揃えることが出来そうですね。
 

究極は「他人との待ち合わせ」だと思います。
 

他人との待ち合わせ、なるほど。
たしかに、先日私も「地図」を使ってサロンメンバーがやってる居酒屋へ行きましたが、その様子をFacebookに投稿したところ「近くにいるから行くよ」と(初対面の)サロンメンバーが飲みに来てくれました(笑)


なんだか未来のような懐かしいような、不思議な感覚でした。

 

今は『店』ですが、次のアップデートで、『近くにいるオンラインサロンメンバー』を出そうと思っています。

 

出会い系アプリみたいな?
まさしく『人検索』ですね。

 

ですね(^^)

ますます楽しみです。

ところで、私がオンラインサロンに入ってみてもう一つ驚いたのは、サロンメンバー自身がエンタメの「作り手側」に参加できるように上手くデザインされている点でした。
この「参加できるエンタメ」が西野さんが作る作品やサービスの特徴的なところだと感じるのですが、こういった形はどのようにして生まれたのでしょうか?

僕は不定期で『西野亮廣独演会』という単独のトークライブを開催しているのですが、昔、日比谷公会堂で開催した時に、2000枚のチケットを全部手売りしてみたんです。

2000枚の手売りって、なかなか大変で、途中、見かねたお客さんが「私も手伝うよ。チケット5枚ちょうだい。売ってくるから!」と声をかけてくださったんです
結局、ナンジャカンジャで2000枚のチケットは完売。

で、ライブ当日、パンパンに埋まった客席を見て、チケットの手売りを手伝ってくれたお客さんが号泣してたんです(笑)

その時に、共に苦労をわかち合って、共に困難に立ち向かって、共に乗り越えるっていうのは、究極のエンタメだなぁ、と思い、今日に至ります。

号泣ですか!(笑)
いや、たしかに「自分ごと化」してしまうのが究極ですね。
 

実際いま「地図」を作るチームに携わらせて頂いてますが、メンバーみんな「前のめり感」がすごいというか、熱量が高いです。
仲間と共にゴールに向かう体験は受け身のエンタメでは得られない感動がありますね。
 

今、エンタメは明らかにそっちに向かってますね(^^)

新しくてとても刺激がありますね、コト消費の時代にバチッとハマっているなと思います。
『新世界』ではそういった近未来型のエンタメの形についても書かれているのでしょうか?

 

そうですね。

たぶん、今、一番面白いエンタメはコミュニケーションだと思うので、そこについて深堀りしています。

多くの人に、このコミュニケーションによるエンタメを体験して欲しいですね。

それでは最後になりますが新刊『新世界』の購入や『オンラインサロン』へ入るのを、あと一歩踏み出せない方へメッセージを頂けますでしょうか?

現代の一番面白いが詰まっているので、是非。
 

色々お答え頂き、ありがとうごさいました。
今後の展開も楽しみにしております!

 

ありがとうございます(*^^*)

 

――――――――――――――――――

 

──それにしても驚きなのは、この対談形式のインタビューはオンラインサロン内で書き手の募集が始まり、私が手を上げた10分後には取材がスタートしていたことだ。

このスピード感、やみつきになる。

 

今後も『芸人・西野亮廣』から目を離せない。

 

キミは今、どこにいる?


 

 

ちょっと先の未来を体験できるオンラインサロンへの入会はこちら

『西野亮廣エンタメ研究所』(月額1,000円/Facebookアカウント必須)

 

 

感想レター頂けたら嬉しいです(^^)

 

 

 

 

 

 

SNSでの投稿、拡散は是か非か、という話。

 

昨日、大阪に楽器の展示会に行って来ました。

楽器メーカーや楽器店がブースを出しており、

来場者は試奏したり販売したりするイベントです。

 

一度にたくさんの商品を見れたり触れたり出来る、素晴らしく価値のあるイベントでした。

 

で、このイベントでは会場のいくつかステージがあって、

ミュージシャンのライブなどが行われていました。

 

で、引っかかったのは撮影OKと撮影禁止のミュージシャンがいた点です。

 

確かに、よく見る。撮影禁止。こういうとき撮影禁止なんだよ。

僕の好きなミュージシャンは撮影OK(なんならSNS拡散推奨)だったんだけど、

今ってそれがスタンダートというか正攻法じゃない?って思った。

 

撮影OKだった大村孝佳さんです。

 

 

 

カッコ良すぎますね。詳しくしりたい方はこちらへ

 

 

ライブが始まる前に、進行の方が「なんと本日のライブ、写真や動画は…撮影OKです!」

というと会場から「おお~!」と驚きの声があがる。

 

え、絶対ソッチのほうが良いじゃん。

まんまと撮影するし、まんまとSNSで拡散するよね。

行けなかったファン喜ぶし、次のライブ行きたくなるし、グッズなり同じ楽器なり買いたくなるよね(めちゃくちゃたけーけどな!Kemper欲しい!)

 

今このコンテンツを無料にして、SNSで拡散させて別のところで回収すればいい。

 

イベント終了後Twitterで検索すると、やっぱり我先にと写真や動画がアップされてて

タグ付けもされてるからファンが見つけてはリツイートしたり、

リプ欄でファン同士がコミュニケーション取ったりしてる。

今まで知らなかった人の目にも留まり、またファンが増える。なんだよサイコーかよ。

 

その流れに逆らって、「撮影禁止!SNS投稿禁止!」と言って、なんのメリットがあるんだろうか、それって「今までそうしてきたから」以外の理由あるのかな。

※通常のコンサートとかは別だけどね。理由があるので。

 

こういうこと言うと、「公式以外が投稿してしまったら、ミュージシャンにお金が落ちないだろ!」

という反論がでるんだよなぁ。

 

 

あ、撮影禁止と言われたミュージシャンはもちろん撮影してないので

写真も動画もありません、宣伝できなくてすみません!

 

 

 

また。

 

 https://letterpot.otogimachi.jp/users/1601

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