カトオです。

 

巷で話題になっております「泣ける、ビジネス書」、

キングコング西野亮廣著『新世界』を読みました。

 

新世界 新世界
1,500円
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僕がお伝えしたいこと。要点は3つです。

  1. キミを誰かと比較する必要はない。
  2. オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」が変えた世界。
  3. 『新世界』はファンタジーじゃない。

1.キミを誰かと比較する必要はない。

国民総クリエイター時代になりました。
タレントや芸人じゃなくても、気軽にSNSで発信することが出来ます。
 
キンコン西野さんはそんな国民総クリエイター時代での
「エンターテイメント」の在り方を深掘りし、発信し続けてます。
 
最近特に力を入れているのが「参加型エンターテイメント」です。
 
 
僕たちは「完成したものを与えられること」に飽きてきてしまい(今でも圧倒的に面白いエンタメはありますが)、自分でエンタメを作る過程を楽しむようになってきました。
 
フルコースのディナーではなく、バーベキューですね。
 
「バーベキュー」の画像検索結果
(玉ねぎはだいたい最後まで残る)
 
みんなで食材やお酒を持ち寄り、炭で火を起こし、焼いて食べて、片付ける。
僕らはそのいちいち「メンドクサイ」行動にこそ、エンタメを見出し面白いと感じています。
 
いたるところでバーベキューが始まり、回数を重ねて行くと、
 
「いつも高級な肉を持ってくる奴」とか
「毎回地元の美味いお酒を持ってくる奴」とか
「自家栽培の新鮮な野菜を持ってくる奴」とか
「ギターを弾いて場を盛り上げる奴」が出てきます。
 
そんな彼、彼女らを、僕らは羨ましく、ときに嫉妬の目で見ることがあります。
近い距離にいて、いつも輝いてる人たちを見ると、自分がくすんで見えることがあります。
 
でも、大丈夫です(^^)
誰もキミと彼らを比べたりしません。
誰かに焼いてもらった肉を食べるだけでも、美味しくて、楽しくければバーベキューです。
 
確かに、彼らにはたくさんの「ありがとう」が集まります。
 
 
「あんな風になりたいな」と思うのであれば、
最初は下手くそでも良いから、炭に火をつけたり、ダンスしてみたり、片付けを手伝ってみたり。
行動してみるのも良いかもしれません。
 
いつものバーベキューが少しずつ、より楽しくなると思います。
あと、バーベキューは失敗がありません。
 
火がなかなかつかなくても、肉が焦げても、箸が転がっても、楽しいです(^^)
 

2.オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」が変えた世界。

『新世界』の中で大きなウエイトを占めて書かれているのが、
西野さんが運営されている「オンラインサロン」です。
 

 
 
オンラインサロンは主に(オンラインでは)Facebookのグループページで運営されています。
毎日(ほんとに毎日!)西野さんから「お金」や「エンタメ」や「ビジネス」についての投稿があります。
それらの投稿は読み物として機能していますが、そのままノウハウとなり、
自分の人生(仕事、家庭、育児、遊び)に活かすことが出来ます。
 
アクティブなサロンメンバーたちの活動を見ると、自然と自分もアクティブになります。
 
オフラインイベントもメチャクチャ多いです。
西野さん(やスタッフさん)が開催されている場合もありますが、
イベントのほとんどはサロンメンバーが勝手に集まって勝手に仲良くなって勝手に盛り上がってます笑
 
なんだが「今日は●●の家に集合な!グローブとバット持ってこいよー!」って
放課後に集まって遊ぶ子どもの様です。
フリー写真 凧上げを楽しむ子供たちの後ろ姿
 
「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」と言ったのはタモリさんでしたっけ。
友だちと一緒に、遊んで、笑えて、成長できる、そんな世界です。
 
遊び終わったら「また明日学校でね」って感じ。
 
『西野亮廣エンタメ研究所』
 

3.『新世界』はファンタジーじゃない。

ところで『新世界』とはなんだろうか。
西野亮廣はこの作品で、一体何をしようとしてるのか。
 
外から見ると「宗教」や「信者」とも揶揄されるぐらいに、
彼の一挙手一投足に熱狂する人がいる。僕もその一人だ。
その魅力は一体なんだろうか。
 
少し考えてみた。
(同じ本を3冊買う信者の僕)
 
『新世界』とは文字とおり『新しい世界』だ。
「新しい」にはいくつか意味がある。
 
1、その状態になってからあまり時間が経過していない
2、以前のものと違っている
3、現代的である、進歩的である
4、食べ物などが、新鮮である
 
なるほど、2や3が該当しそうだ。
 
『新世界』とは
「以前のものと違っている世界」
「現代的で、進歩的な世界」
といえる。
 
僕らは良く目にしているし、感じているハズだ。
インターネットが発達し、スマホが普及「し終わった」のが、僕らが生きている現代だ。
 
明らかに、以前とは異なってきている。
仕事、趣味、生き方自体が多様化している。
 
以前はそれでよしとされていた「旧世界の生き方」では、辛い目にあうかもしれない。
いや、既に辛い目にあってる人もいるだろう。
 
身を守るために、アップデート(更新、進歩)が必要だ。
「生き方」の情報を最新のものにする必要がある。
 
西野亮廣は、本書でそれ(アップデート)をしようとしている。
 
それもとびきり優しい言葉で。
 
彼の魅力は「優しさ」だ。
声の小さい人に耳を傾け、一歩踏み出せないでいる人の背中を少し押してあげる。
 
そんな彼の姿に、僕らは自分もそうありたいと共感し、一緒に歩きたくなる。
 
 
『新世界』はファンタジーじゃない。
 
どこか別の世界の作り話や、古い国のおとぎ話じゃない。
もちろん西野亮廣が作り出した世界でもないし、
僕らがいつも見ているスマートフォンの中だけの世界でもない。
 
ある人にとっては既にきている、またある人にとってはこれから来る
現実の世界だ。
 
そんな世界での戦い方、身の守り方、生き方を教えてくれる説明書が本書だ。
 
夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる。
そんな『旧世界』で生きてきた僕たちに「大丈夫、いけるよ」と声をかけてくれる。
 
本書は「泣ける、ビジネス書」と言われている。
感動的なファンタジーに泣くのではない。
 
今までに「諦め、我慢し、勇気を出せず、自分に嘘をついてきた」
 
僕らの物語に泣くのだ。
 
「煙突町のプペル」の画像検索結果
 
 

 

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