キングコング西野さんの新刊『新世界』が発売されるので取材して色々聞いてみた。
芸人「キングコング西野亮廣」の新刊ビジネス本である『新世界』が11月に発売される。
いったいどんな内容なのか、そして彼が「全力を出せる場所」という『オンラインサロン』で何をしているのか、色々聞いてみた。
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西野亮廣(兵庫県川西市出身。日本の絵本作家、漫才師、タレント。漫才コンビ『キングコング』のツッコミ担当。著作である絵本『えんとつ町のプペル』は36万部のベストセラー)
(※以下のやりとりはDMにて行われています)
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どうぞよろしくお願い致します!
前置きは不要とのことですので、早速始めさせて頂きます、よろしくお願いします!
新刊『新世界』発売決定おめでとうございます。
ブログで「はじめに」を拝見させて頂きました(全文公開はこちら)
過去に書かれたビジネス本とは受ける印象がずいぶんと異っているように思えました。
制作にあたり何か特別に意識されたことはありますか?
過去2冊ビジネス書を出して、ビジネス書を買う層が大体30万人ぐらいな感じがして……もうこれ以上そこに球を投げていても仕方がねぇなぁと思いまして、その外側に届くように書きました。
なるほど、少し抽象的な言い方になりますが「一般層」に届くようにということですね。
となると、今後は「テレビ」でのプロモーションをされたりはお考えでしょうか?
キチンと本のプロモーションになるような企画であれば。
ただ、『ゴッドタン』だけは企画内容関係無しに、問答無用でスケジュールが押さえられてます。
なんでですか?
最近はWebでの活動にシフトしてテレビにはあまり出られていないので、一般層からすると「過去の人」になってしまっているのかな、というイメージがあります。
そういった層へ届かせるためのアプローチとしてテレビでのプロモーションがあるのかなと思っていました。
あ。「なんでですか?」というのは、「なんでゴッドタンだけ問答無用でスケジュールが押さえられてしまうんですか?」という意味っす(笑)
分かりづらくてすみませんっ。
しかし、まさしく届かせようとしている世間のイメージは「ゴッドタンでいじられている芸人」なのかなと。実際にオンラインサロンに入ってみると全く違って驚きました。
オンラインサロンメンバーの皆様のおかげで、最近は、本当に楽しくさせてもらっています。
今まで、ここまで全力を出せる場所が無かったので。
こちらこそ本当にありがとうございます。めちゃくちゃ楽しませてもらってますし、勉強させて頂いてます。今ではマジで生活の一部になっています。
オンラインサロンに入ってから「最高!」「面白い!」「やろう!」が口癖になりました。
どころで、この『オンラインサロン』を始めようと思ったきっかけはなんだったんでしょうか?
日本のアートで世界でまともに戦えているものを探した時に『浮世絵』に辿り着いたんです。
(出典:ウィキペディア・コモンズ)
あれ、鎖国して、海外の文化(横槍)があまり入ってこなかったから、あんな独特なタッチになったわけじゃないですか?
SNSも鎖国した方が独特な進化をして、それが価値になるだろうなぁ、と思いまして。
なるほど、鎖国ですか。確かにTwitterなどはユーザが増えすぎて2ちゃんねる化してますよね。
その鎖国したSNSがオンラインサロンで、そのまま町になるということですね。
イビツな町にしか価値がないので。
イビツな町だけど、その形にハマる住人にとっては非常に居心地が良いですね。今後も大きく拡大していくと思うのですが、人数の目標はありますか?
来年末には3万人、再来年に10万人にしようと思っています。
10万人ですか!それは凄まじい数ですね。
現在サロンメンバーがサービスや飲食店を登録/検索ができる「地図」を作っていますよね、10万人にもなるとサロンの中でなんでも揃えることが出来そうですね。
他人との待ち合わせ、なるほど。
たしかに、先日私も「地図」を使ってサロンメンバーがやってる居酒屋へ行きましたが、その様子をFacebookに投稿したところ「近くにいるから行くよ」と(初対面の)サロンメンバーが飲みに来てくれました(笑)
なんだか未来のような懐かしいような、不思議な感覚でした。
今は『店』ですが、次のアップデートで、『近くにいるオンラインサロンメンバー』を出そうと思っています。
ですね(^^)
ますます楽しみです。
ところで、私がオンラインサロンに入ってみてもう一つ驚いたのは、サロンメンバー自身がエンタメの「作り手側」に参加できるように上手くデザインされている点でした。
この「参加できるエンタメ」が西野さんが作る作品やサービスの特徴的なところだと感じるのですが、こういった形はどのようにして生まれたのでしょうか?
僕は不定期で『西野亮廣独演会』という単独のトークライブを開催しているのですが、昔、日比谷公会堂で開催した時に、2000枚のチケットを全部手売りしてみたんです。
2000枚の手売りって、なかなか大変で、途中、見かねたお客さんが「私も手伝うよ。チケット5枚ちょうだい。売ってくるから!」と声をかけてくださったんです。
結局、ナンジャカンジャで2000枚のチケットは完売。
で、ライブ当日、パンパンに埋まった客席を見て、チケットの手売りを手伝ってくれたお客さんが号泣してたんです(笑)
その時に、共に苦労をわかち合って、共に困難に立ち向かって、共に乗り越えるっていうのは、究極のエンタメだなぁ、と思い、今日に至ります。
号泣ですか!(笑)
いや、たしかに「自分ごと化」してしまうのが究極ですね。
実際いま「地図」を作るチームに携わらせて頂いてますが、メンバーみんな「前のめり感」がすごいというか、熱量が高いです。
仲間と共にゴールに向かう体験は受け身のエンタメでは得られない感動がありますね。
今、エンタメは明らかにそっちに向かってますね(^^)
新しくてとても刺激がありますね、コト消費の時代にバチッとハマっているなと思います。
『新世界』ではそういった近未来型のエンタメの形についても書かれているのでしょうか?
そうですね。
たぶん、今、一番面白いエンタメはコミュニケーションだと思うので、そこについて深堀りしています。
多くの人に、このコミュニケーションによるエンタメを体験して欲しいですね。
それでは最後になりますが新刊『新世界』の購入や『オンラインサロン』へ入るのを、あと一歩踏み出せない方へメッセージを頂けますでしょうか?
現代の一番面白いが詰まっているので、是非。
色々お答え頂き、ありがとうごさいました。
今後の展開も楽しみにしております!
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──それにしても驚きなのは、この対談形式のインタビューはオンラインサロン内で書き手の募集が始まり、私が手を上げた10分後には取材がスタートしていたことだ。
このスピード感、やみつきになる。
今後も『芸人・西野亮廣』から目を離せない。
キミは今、どこにいる?
ちょっと先の未来を体験できるオンラインサロンへの入会はこちら
『西野亮廣エンタメ研究所』(月額1,000円/Facebookアカウント必須)
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