子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育

子どもを伸ばす 親力アップの家庭教育

子どもへの言葉かけ、寄り添い方のコツを知っていると
ちょっとの工夫で子育てが楽しくなります。

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お悩みの解決方法について、心理学的な視点から

お伝えします。皆様、是非ご一緒にお話ししましょう。

  ◇子供が言うことを聞かない

  ◇イライラしてしまう

  ◇子供がすぐ泣く

  ◇勉強させたい

  ◇ゲームばっかりしていて困る


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ただいま、ライン公式にご登録下さった皆様に、


『子どもの褒め方5ステップ』を差し上げています。


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ご来訪いただきありがとうございます。

そして、お読みくださり、ありがとうございます。

おわかりのように、

2021年6月以来、更新しておりません。

 

このまま暫くお休みいたします。

 

ご心配下さるメッセージを多々いただき、

とてもありがたく存じます。

 

諸々、一段落致しましたら

またぼちぼち再開しようかと思います。

 

「人生いろいろ」と言う歌がありましたが、

実感しています。

 

また、スタンフォード大学の名誉教授である

クランボルツ氏が23年前の1999年に発表した理論に、

「プランドハプンスタンス(計画された偶発性)」という

ものがあります。

 

これは、キャリアは偶然の出来事や、

予期していない出来事に対して、

最善を尽くして対応することの積み重ねで

出来上がるというもの です。

 

これはキャリアに限らないなー、と感じています。

 

一方で、自分の適性を見つけて、

ゴールを目指し、キャリアを積んでいく

「キャリアアンカー理論」もあります。

(アメリカの組織心理学者のエドガー・シャインが提唱)

 

どちらの理論が正しい、ということはありません。

状況や必要性に応じて理論を使い分けて、

自分で意思決定することが大切なのです。

 

さらに、2020年に亡くなった

サニー・ハンセン博士(ミネソタ大学名誉教授)は、

キャリア=仕事ではなく、

キャリア=人生全体と捉え、

その人生における役割として

仕事(Labor)、 愛(Love)、学習(Learning)、余暇(Leisure)

があると唱え、頭文字を取って4L理論とも呼ばれています。

 

今の私は、ハンセン博士の4Lのうち、2つのLで

頭を抱え、ある意味自分の人生を

しっかり踏みしめているんだな、これぞ人生かも、

とそんなことを実感している真っ最中。

 

メールマガジンは、引き続き毎月3回発行しております。

よろしければそちらでお目にかかりたく存じます。

今後ともよろしくお願い致します。

 

子供を育てる上で、大切なことはたくさんあります。

私は、「心の根っこ」を太く、栄養たっぷりに育てましょう、

とお伝えしています。

メルマガでは、10回に渡って
「人としての基礎を育てる子供へのアプローチ」
をテーマにお届けしています。


1回目は「自分にOKを出す」です。

子供が自分にOKを出せるように、

親として心がけたいことの3つを特別に

こちらでご紹介します。

 


1.環境を整えること

 

失敗した時の反応は、育った環境によって違います。


「ああ、自分は何てダメなんだ」と落ち込んだり、
「あ、失敗しちゃった」とスルーしたり、

「ま、この程度で済んでよかった」

「ここで失敗しておいてよかった」など

様々な反応を示します。

反応の仕方はこれまでの環境によります。

自分にOKを出せる子供とそうでない子供の違いは、

「自己否定をする」ことです。

 

OKを出せる子供は、自己否定することはありません。

OKを出せない子供は、自分をすべて否定し、

落ち込んだり、ストレスを溜めたりしてしまいます。

親としては、子供が失敗しても、
失敗したのは残念だったけどそれもOK、
と考えられるようにアプローチしましょう。

そのためにどうしたらよいのか・・・・?

2.出来ていることに注目

出来ていることに注目することです。
「できないこと」や、「できていないこと」に目を向けがちですが、
出来ていることに目を向けて、アプローチしていくと、
子供は、自分が出来ないことが気にならなくなります。

気にならなくなると、そのうちに、出来ることを増やそうとします。
つまり、出来ないことでも、できるようになろう、と
自ら挑戦するようになるのです。


やる気スイッチが押される、という感覚です。
「できて当たり前」に思えても、
子供にとってはそうではありません。
大人にとって「当たり前で」「小さなこと」でも、

子供にとっては、「奇跡的」で「大きなこと」だったりします。


3.自分で自己肯定感を作り出す

人は取り組んだことに対して無意識に
「できたのかできなかったのか」を評価しています。
目には見えない、無意識に作り出している評価基準です。
OKラインとも呼べる基準です。

「ストレスで精神的に追いこまれている時」
「プレッシャーで力が発揮できない時」
「やる気が続かない時」などは、
 このOKラインが、今の自分に
合っていないことが大きな原因です。

ですから、子供には、
子供に合ったOKラインを設定することが必要です。

そのために親ができることは、
「あなたはどう思うの?」と、
常に子供に意見を求め、考える癖をつけさせることです。
ここで注意しなくてはいけないことが一つあります。

親に愛されたいから、人に好かれたいから、
という理由で、他者に迎合した答えを出すかもしれません。


けれどもそれでは、他人の意見や価値観を優先してしまい、
自分軸ではなく他人軸になってしまいます。

「わかんない」というかもしれません。
その時は、子供が自分の考えを整理できるように
親が、子供に寄り添い、一緒になって考えましょう。


◆家庭教育アドバイス・・・「ないものねだり」

人は自分に無いものを欲しがる傾向があります。
というのも、「それがない自分には価値がない」、
「それがないから愛されない、認められない」、
と無意識に思っているからです。

そういう人は、欲しかったものが手に入っても、
またすぐに次の欲しいものが出てきます。
そして、ずっと何かを追い求める人生になります。

「無いもの」ではなく
「あるもの」に目を向けることです。

親が子供に何かを求めるのは、
それが他人の子供が持っているから、
あるいは、親自身にそれが無いからではありませんか?

まずは親自身が、自分を振り返り、
自分にOKを出すことから始めましょう。
ダメな自分もOKと認めましょう。

全10回は、以下の通りです。

6月7日配信のメルマガは、4回目になります。

ご興味ある方は、メルマガをお読みください。

 

 


第2回「自分の長所を見つける」

第3回「目の前のことを丁寧に」
第4回「自分は人を幸せにしている」 ←6月7日配信はこちら
第5回「人と比べるのはムダなこと」
第6回「名前で呼ぼう」
第7回「悲しくてもいい」
第8回「ご機嫌ですごそう」
第9回「ごめんなさいが作る信頼」
第10回「ありがとうが運ぶ奇跡」

子どもは母親を大好きです。

だからこそ、いつも母親に認められたいと思っています。

期待に応えたい。

褒めてもらいたい。

母親の喜ぶ顔を見たい。

そんな気持ちがあるのです。

 

親は「ないものねだり」をしがち。

子供が元気でいるだけでよかったはずなのに。

だんだん、理想を押し付けるようになります。

 

朝、自分で起きなさい。

残さないで食べなさい。

早く支度をしなさい。

綺麗に片づけなさい。

学校からのプリントを忘れずに出しなさい。

忘れ物をしないようにしなさい。

ちゃんとしなさい・・・

挙げればきりがないほど、

いつの間にか子供に注文をつけています。

 

だから子供も、大好きだった母親の顔色を

窺うようになります。

 

やがて大人になった子供は、

ああ、母は毒親だった・・・・・

と思うのです。

 

そうならないためにどうしたらいいか。

そんなことを書いています。

 

 

 

『発達資産』をご存じですか?
子どもが発達する上で獲得することが望ましいとされるものです。
親が子どもに与えられるものとして、
愛、教育、ものなどたくさんありますよね。

乳児期には、食べ物と身の回りの世話そして愛情でしょうか。
幼児期には、知的・身体的な発達を助けるオモチャ
学習の助けとなる考え方などもあります。
もちろん人との繋がりを育てるための友達や
身近な大人との関わり方も資産といえるでしょう。

児童期から青年期へ成長するにつれて、
子どものために準備するものは
広く深くなっていきます。
将来のための貯金のようなものです。



◆40の発達資産

「40の発達資産」は1990年代に
サーチ・インスティチュート※が
アメリカとカナダで行なった研究をもとに
作った指標です。それを、
山口県立大学国際文化学部
アメリカ社会学研究室が
日本に紹介しています。

アメリカの研究では、多くの発達資産項目を
持っている子どもの行動は、
より健康で積極的であり、
資産の数が少なくなるほど
危険で否定的な行動になる傾向がある
ことがわかっています。
※https://www.search-institute.org/


2.発達資産を築くには

●子どもに関心を向ける時間を増やす。

忙しいなら、忙しいなりに子どもとの時間を工夫して
増やさなければ、状況を変えられません。


●子どもの視点に基づく絆作りをする。

大人と子どもだけの関係では無く、
子ども同士の人間関係作りが大切です。


●続けて積み上げていく。
子どもが生まれてから、親の手を離れるまで、
一貫性を持って、子どもに関わり続けることが必要です。


3.親としてできることは?

認めることです。
子どもが、自分を作らずに、

「ありのままの自分」でいられるようにすることです。
あれこれと先回りして指図する必要はありません。
愛情を注ぎ、子どもがそれを自覚できるように
伝えることが大切です。


参考:http://40assets.ypu-kokusai.jp/index.html

私のところへご相談に見える方は

だいたい30代のワーママ。

本当に忙しそうです。

時間的にも精神的にも・・・。

でも、私が子育てをしていた頃と違って、

今は、パパがとっても協力的で

家事は半々。

 

・・・とはいうものの、

食事の支度、洗濯、買い物、その他雑務は

ママの分担。

パパは、食器洗い、掃除、子どものお風呂、

ゴミ出し(出すだけ)程度らしいです。

 

そんなご家庭のママの悩みをお聞きしました。

「もうすぐ3歳になる娘が

「ママ遊んで、本読んで」などと要求し、

くっついて離れません。

どこまで娘の望みに応えればいいでしょう?」

フルタイムの仕事をしているため、

普段、子どもさんとの時間が取れないようで、

毎日、くっついて離れず、家事も進まず、

自分の時間も取れない、とのこと。


すごくよくわかります。

我が家でもそうでしたから。

でも、できるなら、

子どもが「もういい」と言うまで、

とことん答えてあげましょう。

子供がママ、ママ、といってくれるのは、

ほんの数年しかありません。

そのうち、お友達の方が良くなりますし、

思春期になれば、親を煩わしく思います。

そのうちに、高校を卒業して、

家を出てしまうんです。

 

そして、「あー、もっとあの時、

子どもにとことん時間を割けばよかった

もっとゆっくり向き合えばよかった、

という思いになってしまうんです。

 

だから、どうか、

子供がママを求めているなら、

充分に応えてあげてください。

 

家事は、完璧じゃなくてもいいです。

できるときにできることをすればいいんです。

まずは、子どもの要求に耳を傾けてあげてください。

そうは言ってもいくつかポイントがあります。

 

まずは、子どもがやって欲しい、

と要求したことだけをすること。


つまり、子どもが要求していないことまで

親がしてしまうのはNGと言うことです。
親が良かれと思って先回りして

手や口を出す過干渉は、
子供の自立の機会を奪います。

そして、子どもの心は

「もの」では満たされない、

と言うことを覚えておきましょう。

「もの」を要求されたら、

家族で考えて、必要最低限のものに

留めておくことです。

例えば、お誕生日とクリスマス、

と言う特別な時だけ・・・などです。


「もの」以外の要求は、

親の「身体と時間と心」を使って
できるだけたくさん応えましょう。
お風呂に一緒に入って欲しい、

公園に行きたい、そばで寝たい
などの要求は

親の時間が許す限り応えましょう。
子どもは心が満たされると、

要求もエスカレートしなくなります。