だけど今はやらなきゃいけないことはこなしたい、心が亡くなると書いて忙しい?et alors? | 四畳半小市民劇場 

四畳半小市民劇場 

東フランスの片田舎、ソルノという村でおっちゃんこと元AngeのFrancis Décampsと暮らす日本人です。
フランスの小市民事情、映画、音楽、料理などなど。
日々思うこと不定期に綴ります。

le 9 juillet 2020

 

なんだかとっても私は忙しい。

老後をフランスの田舎でのんびりと、なんて一瞬夢見たりしたもんだけど、

現実はなかなかどうして大変大変、だって考えても見てくださいよ、マダム、

初老のそこまで有名ってわけでもなく、かといって音楽以外で収入のないアーティストと

貯蓄もないまま1から異国で生活をはじめたわけですから、そらもう大変。

何がどう大変なのか大変さをリストアップしてしげしげ眺めるのもアホくさいし、

まぁ結局のところ、私こんだけ頑張りましたから、と誰かに見せたくてブログしてるのかもしれんのですが。。。

 

つことで、今日の「大変」はこれ。

 

限りない苔との戦い。そしてボウボウに成長しまくった木々の剪定。

今住んでる家は、いわゆる公団住宅みたいなもんで、歴代いろんな家族が住んできたわけで、引っ越しの度に家の中は空っぽになるものの、庭の樹木はそのまま。

目隠し代わりに植えられた樹木の名前も知らないまま、何もせんまま1年過ごしたらとんでもないことになってたんですわ。

 

だいたい私、田舎嫌い、土いじり嫌いで半世紀過ごしてきた人間ですよ?

だいたい、庭仕事、大工仕事はフランス人の得意とするところでしょ?

え?土触ると手が荒れる?え?怪我しちゃいけないので釘打ったこともない?

わかった、わかった、わかった!

俺がやる、全部やる。

左側がうちの庭。この舗道の半分くらい、伸びすぎた枝でふさがってました。

そして一面苔の絨毯。向こう側にまだ苔が残ってるけど、今日はもう限界。

右の草ぼうぼうは町長の仕事だ、わしゃ知らん。

町長がクリスチャンじゃないからなおのことほっとく。

この家、1年前に引っ越してきたんですけどね、この木たちが自分の庭の住人という意識がまったくなかったんですよね。。。

コロナ効果なんて言葉は使いたくないけど、思い知らされた自然の美しさ。

自然と共存して、なおかつ消えることのないコロナとうまく付き合って生きる、

まずは自分の周りの自然に目をやることからはじめよう、、、、そんな今日この頃です。

 

ハート型のジャルダンなんつぅ乙女チックなこともやっとりますよ。

まだ猫にはトイレとしてしか認識されとりませんが。。。。

 

Gens de la Luneの新譜、ギターパートのレコーディングは来週まで続きそうです。

今回のアルバムは各曲づつ、各メンバーが中心になるコンセプトもの。

今までのはフランシスの作品をメンバーが演奏するって感じがしてましたけど、これは違います。

ダミアン(ギタリスト)のパートは5曲目でL'amour(愛)です。

なんだかちょっと画期的な、all you need is loveのような、不思議な展開。

いまの時世にリンクした、Gens de la Luneの真骨頂になること間違いなし、

そしてたぶんラストアルバム。

 

さあ明日も忙しいよ!

 

Jardineire Potiez : 51.04 €

Inter marché :  152 : 66 €

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Total : 203.70 €