セカンドオピニオンへ行ってきました | たまおのブログ

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精巣腫瘍という魔の宣告。治療の道のりを綴ります。

昨日セカンドオピニオンを受ける為に

国立がん研究センターへ行ってきました。

病院とは思えないような

いかついビル。

病院内ですが

がん専門病院というバイアスがかかっているせいか

なんだか異様な雰囲気を感じました。

「ここにいるたくさんの人達は

がん患者またはその関係者なのか・・・」

と思うと 三人に一人は癌で亡くなるというのも

頷けます。

そして手続きを終えて

いよいよセカンドオピニオンの待合室へ。

周りを見わたすとセカンドオピニオンって

家族同伴でくる人の方が多いんですね。

(当たり前といえば当たり前かもしれませんが)

そして調度予約の時間になると

僕の名前が呼ばれ

相談室に入りました。

背が高く、ちょっと怖い雰囲気をだしている先生。

そして書記のようなポジションなのか

僕の斜め後ろに看護師さんが一人座ってました。

まずは先生から個人情報を聞かれるんでしけど

これが少しビックリ。

生まれた場所

育った場所

家族構成

兄弟

仕事

誰と住んでいるか

など事細かに聞かれ

僕の主治医からの招待状

検査結果資料などを見て

病気の説明がはじまりました。

再発率も

自分が思っているよりも

低い数字を先生は提示してきたんで

僕は当然にその根拠をと質問しても

自信満々に淡々と説明をしてくれました。

結論からいうと

「経過観測と化学療法とで迷うような結果じゃない」

との見解でした。

(当たり前に経過観測を選択するという事)

というかこの先生は

脈管侵襲ありでも

経過観測を進める事もあるそうです。

(脈管侵襲ありの場合は再発率は50%)

ここらへんは病院によっての考え方でもあるんでしょうけど

クオリティオブライフに重きを置いてるのか

研究センターと銘打ってるだけに

経過観測でのデータが欲しいのかどうなんですか?

とは聞きませんでした(笑)

先生は「この結果でセカンドオピニオンも珍しいですよ。

もう少し悪い結果ならわかるんですけど」って言われました・・・。



だって癌って5年再発しないで

やっと根治って考えじゃないですか?

再発しない事前提なんですけど

5年間 ビビリながら過ごすのと

セカンドオピニオンを受けて

5年間を もっと気持ちの整理ができている状態で

過ごすのとを考えると

やっぱり受けるべきだと思ったんですよ。

だって5年って長いですもん。

年間コスト5200円で

安心が担保されるなら

十二分な費用対効果と判断した訳です。

こんな風に自分に都合よく考える事が

僕は大好きなんです。

という事で

定期検査は当然にあるものの

以前と変わらず過ごしていきます。

どうか

再発しませんように。