今後について | たまおのブログ

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精巣腫瘍という魔の宣告。治療の道のりを綴ります。

今日、今後の治療方針を決めに

久しぶりに病院いきました。


予約は11時だったんですけど

待たされる待たされる。


笑っていいとも♪の時間になっても

まだ呼ばれないという。。。

もはや予約の意味ないねって感じです。


待合室の人もほぼ居なくなり

(外来は午前中のみなので)


これは・・・。

おかしい。。


僕の話が長くなるから

後回しにしてる事必至。


嫌な予感がMAXに達したところで

「たまおさーん、3番へ」


おっ!きました運命のお呼び出し!


ビビりまくりながら先生のもとへ。


そして先生から僕へ説明する為のメモが書かれているA4サイズの紙を机の上にだし説明をはじめました。


精巣腫瘍について、下調べくらいはしてきたので先生からの前置きの説明は聞き流し、机上におかれたメモを舐めるように見ました。


ポイントとなる単語で目がとまる。


stage・・・1

脈管侵襲・・・なし

治療・・・経過観測or化学療法2コース


この瞬間は一生忘れないかもしれません。

この一ヶ月 いろんな不安、プレッシャーなど感じない日はなかったですし、夜中目が覚めることもよくありました。


PET検査以来、妙にビビっていた転移。

そして凄く気になっていた脈管侵襲。

どちらも「なし」という事がわかり

まずは一安心でした。


そこからは先生の説明を聞きつつ

自分のいろいろな質問責めをしました。


先生の判断は正解でしたね。


僕を予約通りに11時に診察していたら

その後の患者さんに大きく迷惑かかったと思います(笑)

多分30分くらい弾丸トークをしたと思います。


病理の結果は

・非セミノーマ

(胎児性癌60% 卵黄のう腫瘍30% 奇形腫5% セミノーマ5%)

でした。


・再発リスクは20%~30%程度との事。

(僕の認識はもう少し低いんですけど先生に尋ねると そこらへんは施設により若干の差異があるとの事。)


・再発する場合の80%は2年以内


・腫瘍マーカー(血液検査)

すべて陰性(正常値に戻っている)


治療の選択肢は

・経過観測または再発リスク低下の為の化学療法(2クール)を行う。


これはどちらがいいとは言えないので

患者と先生とで相談して決めましょうという結果です。

ただこの結果をガイドラインに照らし合わせると

経過観測よりになるかな。との事です。


とりあえずは

まともな?結果に着地できました。



ここでリスクを再整理してみると。


・再発リスクを考慮すると、例えば10人中7人~8人には

無駄な治療となり、入院期間&抗がん剤のもたらす副作用を加味すると

必ずしも有用とは言えない。


・経過観測になった場合は1ヶ月~2ヶ月に一度検査を行う(腫瘍マーカー・CT等かな?)


・再発する場合は2年以内が80%との事なので若いうちに治療可能の可能性が高い


・再発時、化学療法3~4クール+手術が通常のコース(どこにどの程度の再発かにもよりますが)


・予防の化学療法2コースをやった場合の再発リスクを聞き忘れました・・・。何かで見た記事では5%とかだった気がします。



以上5点から判断すると


僕は経過観測を選ぶつもりです。


予防治療にしてはリスクが高すぎる点。

再発しても治癒率が高い点。

なにより抗がん剤の副作用が大きい点。


先生にセカンドオピニオンの相談をすると

快くOKをくれました。


来週に資料をそろえてくれるとの事で

その後、国立がん研究センターで

相談にいこうと思います。


ただ 国立がん研究センターの先生の記事を

読むとスタージ1の場合は経過観測をチョイスしてるようです。


今日は先生とバキバキにお話しできたので

少し信頼関係が築けたと思います(笑)


そしてセカンドオピニオンを快諾してくれてありがとうございます。


先生は僕とあまり歳が変わらなそうなので

可愛い子ちゃんでも紹介しようと思います(°∀°)b