PET検査の感想 | たまおのブログ

たまおのブログ

精巣腫瘍という魔の宣告。治療の道のりを綴ります。

こんにちは。

すこぶる元気な日々を送っている
たまおです。


月末に病院へいき
今後の治療方針を聞きにいく予定でしたが
こんだけ元気なんだから
もう病院いくの辞めよう!
化学療法なんていらない!

なんて思うくらいに元気です。

前回のブログにも
ちょろっと書きましたが
先週、はじめてのPET-CT検査を行いました。

平日だったからかガラガラでしたね。
そしてキレーな施設でした。

看護師さんと先生から説明を受けたあと
ブドウ糖によく似た性質の薬(放射線物質が入ってます)
を注射し、そこから小一時間ほど
ソファーで横になります。

薬を体内に巡らせてる訳ですね。

そしていよいよ、検査のはじまりです。
検査自体は20分程度だったと思います。

通常のCTとほぼ変わらないかんじでした。

そして、検査後は「回復室」たる部屋で
またも40分程、休まなければいけないのですね。

普通レントゲンだどかCTってのは
放射線を体に浴びせますよね?
PETの場合は逆なんです。
体から放射線がでて(薬を入れてるので)
その放射線の集まり具合でがん細胞を特定するようです。

ですので僕の体から放射線が出てる訳ですね。
なので注射をし、体内に放射性物質をいれてから
半減期を過ぎる約2時間は外に出れないんです。

この検査で一番ビクビクしたのは
回復室での待ち時間でした。

といのも
検査前に看護師さんから説明を受けるんですけど
その説明で
「検査は2回やるかもしれません。1度検査をして
画像を先生が見て、映像が不鮮明だったり
腫瘍があった場合でも時間を少し置いて
もう一度、見る場合があります。
だいたい二人に一人くらいですかね。2回検査する人は。

こんな感じにサラって言われたんですけど
これじゃなんだか2回目の検査に
呼ばれたらネガティブ要因にしかならないじゃないですか・・・・。

「え・・・もしかして癌細胞あった・・・」
みたいな。
(実際は2回目検査をするからといって
癌細胞が見つかったという訳ではないようですが)

という事で回復室にビクビクしながら待っていると
先生?が入ってきて
「これで終わりです。お疲れ様でした」と。
実際のとこはわかりませんが
とりあえず一回でPETは終わりました。

正直その場で聞きたかったですけどね。
「癌細胞はありましたか!!??」って。

教えてくれないとは思いますが。

もう
化学療法に対しては
ある程度覚悟できているつもりですが
やっぱり家族の顔を見ると
「このままサラっと終わんないかなー」だとか
「とにかく死にたくはないなー」
なんて不安に襲われるときもあります。

僕も人の子なんですね(笑)


先日、世間じゃ成人式でしたが
子供の成人式見ずには死ねないな。
なんて、ちょっと前まで考えもしないような事を
考えるなんて、やっぱ癌って意地悪ですね。

そーいえば新春宝くじ当たりましたよ!
精巣腫瘍のハズレクジを引いただけありますね。

当選金額は200円です♪

宝くじって競馬だとか競輪だとかと比べて
全然コストかかんないですよね。
なのに期待値50%以下って
もはやこれは税金なんだ!って改めて実感しました。