最近は歯列矯正をする人が増え、数ヶ月先まで予約で埋まっている人気の医院もあるほどです。
この歯列矯正はですが、高額な費用が必要だとよく言われていますが、70万円だったり、120万円だったりと、病院によってかなり開きがあるようです
日本では、医師の診療報酬が種類別に保険点数表に細かく定められています。
ただ、この保険点数表に載せられている料金は、健康保険が適用される治療に限られていて、掲載のない治療は保険が適用されず、医師が自由に料金を決めることができます。
日本では、明眸皓歯と歯の白さが美しさの基準とされたものの、歯並びまでは美の尺度になるとは考えられてこなかった歴史があります。
歯列矯正が叫ばれるようになったのは最近のことであり、当然ながら保険は適用されません
いわば、やけどのあとの皮膚移植や外傷で受けた四肢の矯正といった形成外科には健康保険が適用されるのに、そこから派生した美容整形外科は保険適用外というのと同じです。
健康な人としての生活を送るのに必要な治療とはみなされていないというわけです。
だから、矯正治療は医師が自由に料金を設定し、より美しくありたいという人たちのために、手を貸すという立場になっています。
ただそれは一般的な歯列矯正の場合であって、一部ですが、保険が適用される矯正治療もあります