人は誰と出会うかによって、
そして、その人からどんな言葉を
いただくかによって、
その先の人生は大きく変わりますよね
昨日の投稿では、
タモリさんから掛けられた言葉が
大きなきっかけとなって、
絵本作家としても活躍されるようになった
お話をしました。
この投稿のなかで紹介させていただいた、
タモリさんから西野さんへの言葉ですが、
このほかに、さらに私が印象に残る
言葉がありました。
それは、こちらの西野さんの投稿に
詳しく書かれていますが、
引用させていただくと、
「西野。時代を追うなよ。
時計の針は一周回って、
必ずお前のところにやってくるから、
その場にいろ」
という言葉です。
おこがましいかもしれませんが、
これって私がいつもお伝えしている
「時流」と「時中」(じちゅう)の違いの話に
とてもつながりがあるのです
こちらの投稿でもお話ししましたが、
「時代を追う」ということは、
サーファーが波の流れを追って、
乗れそうな波が来たと思ったら
それに合わせて乗るようなもの。
ただ、波は必ず崩れるから、
また乗れる波を待ち続けるけれど、
待っていれば必ず
“乗れる波”が来るかといったら、
そんな補償はありませんよね。
でも、待っている間というのは
時間も体力も気力も
消費し続けているわけです。
これをもし、
あなたのビジネスに当てはめたら
どうでしょうか?
一度は流行に乗れて
売上が立ったけれど、
流行が去ったら
また新たな流行を探したり、
つくりださなければなりません。
でも、その新たな流行が
ヒットするかは何の補償もない。
この繰り返しって、不安ですよね?
でも、たとえば弓道やダーツのように、
「このタイミングに、
この的に向かって弓を放てば、
的に中る(=的中する)よ!」
とわかっているほうが、
安心ですよね?
タイミングがわかってしまえば、
あとは日ごろから、
的に中てるための練習を
着々とこなしておけばいいわけで、
練習をしておけば弓を無駄に
放つ必要も無いわけですから、
時間も体力も気力の消費も
最低限で良いはずなのです
タモリさんはきっと、
焦る西野さんの気持ちを察して、
西野さんにとっての
“そのタイミング”が来るまでは
無駄に動き回って
時間も体力も気力もお金も浪費せず、
自分を磨くことを、
練習を重ねることを
進めたのではないでしょうか?
人は誰と出会うかによって、
そして、その人からどんな言葉を
いただくかによって、
その先の人生は大きく変わる。
その例をハッキリ見せてくれた
タモリさんや西野さんに、
とても感謝したい気持ちになりました
あなたにとって、
そうした人の存在はありますか?