【奥州マラソンレポ ~前日編】
遠征マラソンはご当地を楽しむ旅行でもあり、
いつも以上にワクワクするものです。
岩手県は、初めての訪問。
何があるんだろう?と地図とにらめっこしていると…
「平泉」を発見。
平泉と言えば、中尊寺金色堂!!
以前からぜひ見たいと思っていました。
と言うことで、マラソン前日は平泉観光へ。
東京から「はやぶさ」に乗り、一関へ。
今回は、こちらのホテルにて前泊。
チェックイン後、さっそくお出かけ。
「さあ金色堂だ!」と、向かったのは…
昼飯(笑
ここ一関地方の郷土料理「餅膳」
色々と味付けされた一口餅のフルコース。
甘いのやらしょっぱいのやら、多様な味を楽しめました。
翌日のカーボローディングもばっちりですね(笑
腹ごしらえも済んだところで、いよいよ平泉へ。
ノスタルジックな路線バスに揺られること、約40分。
中尊寺入口へと到着しました。
バス停近くには、弁慶の墓。
漢ならば、一度は弁慶の死にざまに憧れるものです。
そこから急坂を登る。
途中、いくつかの寺社に寄りつつ、奥へと進む。
30分程坂道を歩き、ついに中尊寺へと到着しました。
世界遺産だけあって外国人観光客に、修学旅行の学生などが多い。
先ずは隣接する宝物館へ。
入口に鎮座する三体の大仏に、いきなり度肝を抜かれました。
その後も、多くの文化財を目の当たりにし、深い歴史を心身に感じ入る。
宝物館の後は、いよいよ本命の金色堂へ。
覆堂の静けさとは裏腹に、気持ちが高ぶっていく。
いざ中に入ると、正に金色の霊廟。
その荘厳さに、魂を奪われる。
内部の仏像様と相まって、見る角度を変えると、その趣も変わる。
時間が止まったような感覚で、永遠に観ていられます。
写真撮影禁止ゆえ、言葉だけで表すのは難しいですが、
本当に観にきて良かったと、心底思えました。
奥州の歴史文化を堪能した後は、再び岩手グルメへ(笑
各種美味しいご当地ものは沢山ありますが、
岩手に来たら、ぜひ食べてみたいと思っていたのが「ホヤ」です。
「海のパイナップル」と評されるホヤ。
その興味から以前、地元神奈川で食べてみたのですが、
非常~~~に、マズかった(失礼
スカスカのスポンジ食感に、生臭い塩水の味。
激しく落胆したものです。
しかし、神奈川で食したものは捌かれ、運ばれ、鮮度は大きく落ちている。
新鮮なものなら、美味いのでは・・・?
そんなリベンジ心から、ホヤを扱うお店をチョイス。
地元の刺し盛りと共に、お目当てのホヤを注文。
いざ、恐る恐る口に運んでみると・・・
「マジで、美味い!!!」
今までのイメージが吹っ飛ぶ美味さの破壊力に、
思わず驚きの声が出てしまいました。
こんなにも違うものかと、新たな発見。
岩手に来て、よかった~~~(感涙
その後、河岸を変えて岩手の食と酒を楽しむ。
米所なだけあって、日本酒も美味しい。
明日、マラソンを走ることを忘れていますね(笑
さらに、ホテルに帰る途中、地元のスーパーに立ち寄る。
その中で、ふと目に留まる。
「シライシパン」なるものを発見。
ご当地パンマニアとして、これは見逃せぬ。
その場に売っている全種をコンプリート(笑
ただし、これ以上食べると、さすがに明日のマラソンに差し支える。
と言うことで、お土産にしました(今更
そんなこんなで、岩手の文化と食を堪能。
大満足の後、ホテルに戻って翌日の準備を進められました。
旅の本命はマラソンのはずなんですがね(笑
「マラソン編」へ、続く・・・・。