マラソンフェスティバルin国営昭和記念公園2024 ② | KaSoランブログ

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細く、長く、マラソンを続けていきたい。
大会に参加するのも好きで、今後のための備忘録ブログです。

【マラソンフェスレポ ~レース編】

 

スタートと同時に駆け出す。

前面に並んだため、当然周囲のペースは速い。

そして、目の前の順天堂大の学生ランナーは、もっと速い。

 

折角の機会なので、少しでも近づけるようにハイペースで飛ばす。

しかし、当然のようにどんどん引き離されていく。

始めのコーナーで見えなくなったと思ったら、その後は二度とその姿を見ること無し(笑

 

入りで飛ばしすぎて、心拍は早くもレッドゾーン。

このままでは潰れてしまうので、自分なりのペースに戻します。

最初の1km通過が、3分52秒。

 

 

 

正直言うと、私はハーフが苦手です。

スタートからフィニッシュまで、ずーっと息が苦しいから(笑

「最初は抑えて」とか「途中でペースを上げて」とか、

そんな戦略を考える間もなく、終始全力。

こんな苦しい時間が、80分以上続くのかと思うと、うんざりしてきます。

 

しかも、スタート時は降っていなかった雨が、ぽつぽつと顔を打ち付ける。

本降りではありませんが、気が滅入るばかりです。

 

それでも、力を抜くわけもいかないので、できる限りの出力で走る。

やがて、1周5kmが終了。

残り、あと3周+1km。

 

 

 

雨は、変わらず小降り。

 

スタート前は凍えるような気温でしたが、

流石に走り出すと体が温まり、やや暑くなってくる。

やっぱり、Tシャツは着過ぎだったか?

 

呼吸は相変わらずゼーハーと苦しいまま。

しかし、その苦しさにもだんだん慣れてくるから不思議なものです。

 

2周目終了。

5kmラップは、10秒のゲイン。

 

 

 

周回を重ねるにしたがって、先発した30kmランナーや周回遅れのランナーなどが増えてくる。

それらの方々の間を縫いつつ、とにかく前へ前へと突き進む。

 

国営昭和記念公園の周回コースは、アップダウンが多いです。

しかし、2周も走ると、流石にコースを覚えてくる。

「この後は、しばらくフラット」

「ここは、2連続アップダウン」

などなど、コースを先読みし、出力を上げたり抑えたり。

苦しい呼吸の中でも、力を入れる部分、抜く部分を見極めていきます。

 

それでも、流石に中盤を過ぎて疲労が溜まり、ややペースダウン。

気が付くと、雨がやや強まっている様子。

気温がますます下がり、走って温まった身体が、どんどん冷えてくる。

グローブを着けているのに、指先が冷たくて仕方が無い。

 

3周終えて、15kmを通過。

この5kmは、全周比13秒のロス。

 

 

 

 

残り1周+1km。

フィニッシュが近づいてきた所で、最後の力を振り絞る。

先行するランナーを一人、また一人とパスしていく。

苦しいが、最後までペース維持に死力を尽くす。

あと少し、あと少しと自分を鼓舞。

 

ついに4周目終了。

5kmラップを、数秒引き戻す。

 

4周目のゲートを通過後、残り1kmの折り返し導線へ。

息も絶え絶え、フォームもバラバラですが、全ての力を吐き出す。

 

数十m先を、一人のランナーが走っている。

何とか追いつけるか?

必死に追うも、相手もラストスパート。

その差は縮まらないが、必死にその背を追いかける。

それが最後の力となり、ラストの直線を爆走。

終始苦しくも、充実した21kmをフィニッシュしました。

 

【記録】1時間22分48秒

 

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