【ハイテクハーフレポ ~折り返し】
序盤、向かい風の中をキロ4維持に努める。
時には集団の中に入り、風よけにさせてもらうなど。
なるべく体力を消費しないように注意深く進みます。
9km地点手前、前方からトップランナーが折り返してくる。
先頭は外国人選手と中心とした一団。
駿河台の選手に、順天堂大の選手?
正月の箱根駅伝が思い出されます。
実は、今回ひそかに期待していたのが、これらの学生ランナーさんでした。
毎年テレビで箱根駅伝を見ていますが、今年も非常に感動的な展開でした。
どの大学のランナーも、カッコいいですね。
昨年度は青学の選手が「11区」としてハイテクハーフに参加していました。
(↑昨年度の画像から)
が、今回はその姿は見えず。
総合優勝を果たしたからでしょうか?
奥さんから「青学の選手の写真撮ってきて!」と言われていましたが、
残念ながらそのミッションは果たせず(笑
その後も多くのランナーがすれ違っていく。
そのスピードの速い事!
風切り音が全く違います。
よくあんなペースで21kmも走れるもんだと、感嘆するばかりです。
一方の私は、キロ4を維持が精一杯。
しかし、目の前に迫ってくるのが、コース唯一の堤防アップダウン。
上りに差し掛かったところで、一気に足が重くなる。
更には遮蔽物が無いためか、向かい風がより一層強くなる。
坂&暴風で大きくペースダウン。
この区間の1kmはキロ4分16秒でした。
しかし、そんな上り坂を元気に駆ける女性がいらっしゃる。
スマホを片手に、スライドするランナーに「ナイスラン!」と大声でエールを送っている。
ゲストランナーの尾崎朋美さんでした。
苦しい時こそ、笑顔で。
そして相手にエールを送ることで、逆に自分の力となる。
何より楽しんで走るその姿は、見習わなければなりませんね。
やっとの思いで堤防を登り切ると、向かい風は更に強まる。
右に左に、暴風にもみくちゃにされながら、吹きっさらしの堤防を走る。
早く折り返したい、楽になりたい。
とにかく折り返しまで踏ん張れ。
その一念で必死に下りを駆け降り、ようやく折り返し点に到着。
果たして、折り返すとその風向きは・・・??
全く変わって、すごく楽~~(笑
折り返したところで、残り半分。
軽い足取りで(?)坂を駆け上がり、堤防上部は完全な追い風。
折り返し後はペースが上がり、キロ3分50秒台に。
さっきまでキロ4で喘いでいたのが、ウソのよう。
そのままの勢いで往路で苦労した坂を駆け下る。
下り切ったあたりで、伯爵とスライド。
伯爵から有難いエールをもらい、いよいよ終盤戦に突入。
このままのペースで押していけるか?
ここまで来たら、持てる力を全て吐き出すのみ。
目指すは、フィニッシュゲートです。