【湘南国際レポ ~大磯】
折り返し後、江ノ島水族館の前を通過。
事前情報では、友人が応援に来てくれているらしい。
必死に沿道側を見ながら、走る。
走る。
走る。
・・・・見つけられませんでした(泣
因みに後続の友人たちは会えたらしいので、いなかったわけではない、と思いたい(笑
その代わりと言っては何ですが、江ノ島水族館を過ぎた19.2km地点に給食所。
こちらではエナジージェル(メダリスト)が配付されていました。
早速、1個ゲット。
ただ、自分は補給用にマグオンを携帯している。
と言うことで食すことなく、そのままポケットへ。
さらに、ここでは「湘南しらす」も振舞われていました。
カップに盛られた釜揚げシラス。
「どうやって食べれば?」
との問いに、
「そのままで」
との答え(笑
カップを逆さまにし、口に放り込みました。
シラスは塩味が聞いていて、汗で失ったミネラルが補給される・・・かも?
ミネラルはともかく、ご飯が食べたくなる味でした(笑
やがて、20km地点を通過。
通過ラップは44分18秒。
中間地点を過ぎて、疲労度を確認。
心肺は140台で安定している。
脚の疲労も、特に感じられず。
まだ、このままのペースで行けそうです。
コースは藤沢から再び茅ケ崎へ。
海外沿いを過ぎると、左側は防風林が続く。
景色的には、やや退屈な区間です。
ただ、反対側車線には大勢のランナー。
その中に、友人の姿もあり。
互いに声を掛け合い、エネルギーを貰いました。
そして、もう一つの楽しみは給食(笑
23.9km地点に、第4給食所。
ここでは「青柳ういろうforアスリート」がありました。
さっそく、ゲット。
したはよいが、どうやって開けるの??
立ち止まってまごまごしていると、
「はい、これどうぞ~」
ボランティアさんが袋を開けて手渡してくれました。
優しい心遣い、有難うございます。
このういろうforアスリートは、塩味がありべとつかず、すっと飲み込める。
原料のモチ米はエネルギー効率が良く、まさにマラソンの補給にピッタリですね。
防風林の続く国道134号を、平塚に向かってひた走る。
走る中で、ふと気が付く。
「向かい風か・・・?」
その気付きは、防風林の途切れたところで確信にかわりました。
茅ケ崎サザンビーチが望める、開けたポイント。
途端に、前方左右から強烈な風に煽られる。
若干の上り坂も相まって、一気にペースダウン。
周囲のランナーも、悪戦苦闘している様子。
沿道の応援旗も、強風にはためいています。
ここから先は、ひたすら向かい風との格闘でした。
防風林に逃げ込むも、向かい風は変わらず。
ランナー同士、風よけにしたり、されたり。
図らずも共闘体制が組まれます。
柳島公園前で、第5給食所。
ここではタブレットが配付されていました。
一個を口に放り込み、向かい風との格闘を続ける。
公園を過ぎると、すぐに湘南大橋。
見晴らしの良い橋上は、もはや遮るものも、何も無し。
荒れ狂う向かい風にもみくちゃにされながら、ひたすら走る。
走るも、全く進んでいる感覚が無い。
この区間の1kmラップは、4分50秒近くまでがた落ちでした。
やっとの思いで橋を渡り切った所が、30km地点。
通過ラップは45分15秒。
直前の10kmより、1分も落としています。
その後も防風林のある部分は、何とかペースを維持できますが、
開けた部分では、風の影響をもろに受ける。
平塚から大磯へと渡る花水川橋も同様。
キロ4分40秒までペースが落ちる。
ちなみに、こちらで「らんな」さんが応援されていました。
やっとの思いで橋を渡り切った所は、箱根駅伝3区から4区の中継地点。
そこには、うれしい第6給食所。
そこには、3種の湘南銘菓が並んでいました。
「3つとももらっていいの!?」
と聞くと、
「いいよ~、そのかわり張り切って走るんだよ~」
と、ボランティアさんのエール。
頑張らせていただきます・・・(汗
まずは、「湘南平」を頂く。
どら焼きとは違い、サクサクとした生地がほどよい食感。
ただ、マラソン中には合わないかもしれませんね(汗
そんな訳で、残りの「湘南バターどら焼き」と「高麗山」はポーチに入れ、お土産にしました(笑
給食でほっと一息ついた後、コースへ復帰。
コース上は、相変わらずの向かい風。
しばらく防風林の並ぶ道が続く。
この先は、一般道と西湘バイパスとの分岐点。
そして、バイパス道には、防風林はありません。
35km地点の第7関門を過ぎ、二宮の第2折り返し地点まで、約5km弱。
ひたすら、向かい風が続きます。