あおもり桜マラソン2023 ② | KaSoランブログ

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大会に参加するのも好きで、今後のための備忘録ブログです。

【あおもりマラソンレポ ~当日】

 

当日の朝はホテルで朝食を食べ、スタート地点へのシャトルバス発着所の青森駅へ向かう。

青森駅へ到着すると、果たして長大な列。

何事?と思えば、シャトルバス待ちの行列でした。

 

列の最後尾に並んだのが、7時40分ほど。

そこからバスに乗ることができたのは、8時10分でした。

要項には「最終便8時発」と書いてありましたが、

その後も行列が続いていたためか、ひっきりなしにバスが到着していました。

 

バスに揺られ、会場近くの停留所に着いたのが8時30分。

そこから5分ほど歩いて、スタート地点に到着。

 

大急ぎで受付を通り、荷物を預け、スタートブロックに並んだのが8時40分。

スタート時刻の20分前です。

 

何とか間に合って、一安心。

シャトルバス乗車は、早めに行動しなければなりませんね。

 

もっとも私の並んだSブロックはランナーが少なく、皆さん控えめに並んでいる。

この時間でも、その気になれば先頭に並ぶことも可能だったかもしれません(笑

 

オープニングセレモニーでは、ゲストランナーの福士加代子さんや、ランチューバーのHAGIさんなどが紹介。

 

その様子を横目で見つつ、アップもストレッチもする間もなく、9時、レーススタート(汗

 

 

 

 

スタート地点の野木和公園からバイパスまでは、下り坂。

そこを高速で駆け降りていくランナー。

一方の私はファンラン故、のんびりと走り出す。

 

交差点を左折し、バイパスへ。

先ずは第1折り返しまで、ひたすら北上。

 

この日は朝からの雨。

予報通りだったので、その点では問題ありませんでした。

分からなかったのは、気温。

 

青森の4月はまだ寒く、一桁の気温。

しかも雨降りだとなると、凍えるような体感温度では?

 

そんな心配からアームカバー&グローブを装着していましたが、思ったよりも寒くは無かったです。

数キロも走ると、アームカバーが暑く感じる。

肩口をやや下げ、気温へ対応。

 

ちなみに、今回の装備は次の通り。

シューズ dadizero adios PRO
下半身 2XU MCSランコンプショーツ

      タビオレーシングランプロ5本指ソックス
上半身 シングレット
アクセサリー キャップ、サングラス、グローブ、アームカバー

ボーチ ネイキッドランニングバンド

補給 無し

 

シューズは、初代PRO。

もう3年落ちですが、クッションは十分効いている。

 

それ以外は、いつも通り。

 

だたし、補給は携帯せず。

今回はファンランだし、エイドで賄うつもりでした。

 

 

 

 

 

バイパス道を、ひた走る。

前方からの向かい風がやや気になる。

所々でランナーの陰に隠れ、やり過ごします。

 

バイパスの周囲は、広い畑地帯。

とても長閑ですが、やや寂しい場所。

 

そんな場所でも、所々で地元の方々が応援の声を上げてくれている。

雨降りの中、本当に有難いことです。

 

また、「案山子ロード」ど掲げられた沿道には、多種多様な案山子が並んでいました。

(↑ばいきんマン??(笑)

 

スポーツ選手やアニメキャラの案山子。

更には、吉幾三さんや、福士加代子さん。

ユーモアにあふれた応援で、心が和みます。

 

やがて、10km地点で折り返し。

今走ってきた道を戻り、青森市街地を目指します。

 

15km地点のエイドには、青森の名産品が並んでいました。

今回、これらのおもてなしも、楽しみにしていた一つ。

並んでいたのは、「イギリストーストラスク」「甘食ぷれーん」「桜あんぱん」

その前で完全に足を止め、ラスクを食す(笑

サクサクしていて、美味しい!

しかも、1パッケージ分、丸々提供されているので、十分な食べ応え。

流石にマラソンの途中でもあり、甘食とあんぱんはポーチに入れてお土産にしました。

 

 

 

※ここから先はカメラ故障の為、写真無し。

 よって、端折ってレポします(笑

 

エイドアウト後、スタート地点を過ぎ、景色は市街地へと変化。

沿道の応援も多くなる。

それらの応援に押されつつ、キロ4分20~30秒ほどのペースで走り続ける。

 

やがて見えてくる、青森ベイブリッジ。

ここまでフラットな道程でしたが、ここで大きなアップダウン。

しかも、横からの海風に煽られ、やや走りにくい。

 

 

 

 

橋を渡り切った所が、第5関門。

そこで、奥さんが応援してくれていました。

一旦止まり、ポーチに入れていた甘食とあんぱんを手渡す。

さらに、直前のエイドでもらっていた「よもぎ大福」「ねぷた漬けおにぎり」「りんごチョコレート」も引き取ってもらう。

 

いきなりこまごまとした荷物を手渡され、迷惑顔な奥さん(笑

一方の私は身も軽くなり、第2折り返し地点へ向けて走り出します。

(↑奥さんスポーツ(笑)

 

 

 

 

途中の合浦公園では、出店が並び、お祭りの雰囲気。

綺麗な桜に包まれ、気持ちは高揚します。

 

そんな私とは対照的に、スライドしてくるランナーの表情は、一様に厳しい。

終盤ゆえの苦しさか、と様子を見ていると、みなさんの髪やウェアが強風ではためいている。

どうやら、向かい風に苦労している様子でした。

 

 

 

 

ハーフコースのランナーが多く、皆さん険しい表情。

そんな中を高速で走ってくる、青い「伯爵ファミリー」シャツ。

 

なんと、後輩くんでした!

 

まさか、青森まで来て、知った顔に合うとはびっくり。

あわてて声をかけると、あちらも気づいてくれた様子。

なんとも嬉しい交錯でした。

 

 

 

 

そんな嬉しい思いも、35km地点折り返しまで。

折り返し後は、予想通りの向かい風。

しかも、けっこうな強風。

 

空気の壁を必死に押し返し、なんとかペース維持に努めるも、ずるずるとラップは下がっていく。

キロ4分40秒から50秒、ついにはキロ5分オーバー。

なんとかペースを上げようともがくも、向かい風に遮られる。

 

やがて体力も使い切り、完全にエネルギー切れ。

最後の3kmは地獄でした。

 

脚を前に出すのが、辛い。

今すぐ止まりたい、座り込んでしまいたい。

目の前が、チカチカする。

完全にハンガーノックの症状です。

 

思えば、15km地点でラスクを食べた以外は、何も補給していませんでした。

 

それでも、気力のみで足を動かす。

あと2km、あと1kmとカウントダウンし、自らを奮い立たせる。

ペースはキロ6分台まで落ちている。

後方から、次々とランナーが抜いていきます。

 

 

 

 

そうして、遂にフィニッシュ地点の青い海公園が見えてくる。

ゲート手前に、奥さんの姿が見える。

最後くらいはカッコつけようと、ペースアップ。

 

何とかギリギリで気持ちをつなぎ留め、あおもり桜マラソンのフィニッシュを迎えることができました。

(↑後輩くんスポーツ 有難うございます!)

 

【記録】3時間19分22秒

 

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