【ハセツネ30Kレポ ~Finish】
なんとか、第一関門に到達。
一目散に目指したのは・・・・、トイレ(笑
臼杵山あたりから、尿意と戦っていました。
ハセツネ30Kのトイレと言えば、例の黄色いテント(汗
簡易トイレどころの設備ではないシロモノなので、利用に相応の覚悟が必要です。
が、今回はトイレに進むと、スタッフから黒いビニール袋を渡される。
中には、白い錠剤。
どうやら、この袋内に用を足してくださいとのことでした。
しかも、男性は例のテント内でなくても、見えない所でならどこでもOKとのこと。
なので私はテント裏に回り、そこで用を足させてもらいました(汗
一息つけたところで、コースへ復帰です。
第一関門からは、しばらく緩やかな上りの林道が続く。
ロードランナーの私は、こんなポイントでタイムを稼がねばならない。
ここまで厳しい登り下りを走り、多くのランナーが疲労困憊の様子。
キロ6ほどのペースですが、こぼれてくるランナーを拾い、順位を上げる。
林道を2.5kmほど走ると、ゴロハチ林道入り口に到達。
通過時刻は、11:26。
再び、市道山への登りに挑みます。
つづら折れの急登を、黙々と登り続ける苦行の時間。
第一関門までは大勢で列になって進む場面が多かったのですが、
さすがにここまで来ると、前後の間隔が大きくなってきました。
走れるところは走り、少しでも前方のランナーとの差を縮め、先行する。
第一関門までは思うように走れなかった半面、結果的に体力を温存することになりました。
その分を後半で巻き返していく気持ちで、少しでも前へ前へと、順位を押し上げていきます。
厳しい登りを越え、「醍醐峠」の標識を過ぎる。
この醍醐峠は、地図上とは違うとのことですが、
どうやらここら辺りが後半のピークだったようです。
通過時刻は、11:57。
さらに、程なくして20km地点の案内。
通過時刻は12:11。
スタートして、3時間41分経過。
ついに残り3分の1だと、疲れた体を奮い立たせる。
それでもひたすら続く、峰見通りの上り下り。
疲れ切った脚を引きずるように登り、
今にも痙攣しそうな脚を、だましだまし下りを走る。
今回は特に、内転筋が痙攣してきました。
果てない苦行に嫌気がさしつつ、やがてハセツネ本戦でも、よく見知った場所へ反対から下って来る。
ついに第二関門、入山峠に到達しました。
通過時刻は12:54。
「ここからは、下り基調で~す」
とのスタッフの言葉に元気づけられる。
兎に角、一刻でも早くゴールしたい気持ちで、下りを飛ばす。
そうして、ついに今熊神社に到達。
通過時刻は、13:15。
ここまで来れば、もうあと少しです。
神社の石段を、慎重に下る。
ここまで来て、ケガはしたくない。
トレイルを終え、変電所のロードに飛び出る。
その後、再びトレイルの下りへ。
道はよく整備されているので、これが最後と思い切って下りを走る。
そして、往路ではトレイルの入り口だった広徳寺へ。
ロードの道程を、全力ダッシュ。
久々の固い地面に脚が悲鳴を上げるも、あと少しの辛抱です。
リバーティオへのストレートを、ラストスパート。
沿道には多くの応援。
先にフィニッシュしたランナーも声援を送ってくれる。
やがて見えてくる、黄色いゲート。
もはやエネルギーはとっくに尽きた状態。
それでも死力を尽くし、走る。
会場の多くの拍手に迎えられ、ついにフィニッシュを迎えることができました。
記録:5時間00分17秒
総合順位:269位
第2ウェーブ:44位