【ハセツネ30Kレポ ~第1関門】
8:35、第2ウェーブスタート。
ロードの道程を1km弱程走ると、広徳寺へ。
そこから、トレイルの始まり。
いきなりの上りですが、道幅は広いので、ここは走って少しでも前へ。
トレイルを1.5kmほど走ると、沢渡橋へ出て再びロードへ。
序盤ですが、ペースを上げる。
兎に角、序盤で少しでも前に出て、トレイルへの渋滞を回避する作戦です。
そうして4km地点を過ぎたあたりで、城山荘公民館へ。
ここから、いよいよ本格的なトレイルへと突入していきます。
通過時刻が9:06、ここまでで約30分。
この時間で、ちょうどトレイル入り口からの渋滞が始まっている様子でした。
完全に止まり、呼吸を落ち着けます。
トレイルに入ってからは、長大な列が伸びていました。
その列が、ゆっくりと進んだり止まったり。
シングルトラックなので、前に付いて行くしかない。
コース変更になって、初めての30K。
試走なんて行っていないので、ぶっつけ本番。
どのようなプランで走るか??
とりあえずコースマップを眺め、第1関門までが前半と考える。
今までの経験上、前半で突っ込みすぎると、後半以降ろくな目に会ったことが無い(笑
なので、前半は抑えて走る作戦です。
序盤の上りは渋滞することが多いだろう。
それでも焦らず、前のランナーに付いて行くのみ。
無理な追い越しは禁物だと、肝に命じます。
前半のピークは、臼杵山。
そこまではのんびりと登山を楽しむ気持ちです。
トレイルの階段を登り続け、5km地点に到達。
ここが一つ目のピークとなる、城山山頂。
通過時刻は9:20。
そこから臼杵山方面に向けて、久々の下り。
やっぱりトレイルの下りを走るのは、爽快です。
その後は短く下ったり上ったりを繰り返し、いよいよ臼杵山へ向けた本格的な登りへ。
ここらあたりから、徐々に前ウェーブのAゼッケンがチラホラと。
なんとも、疲労困憊な様子で止まっている。
お礼を言いつつ、前に出させてもらいます。
かと思えば、後方から第3ウェーブのCゼッケンランナーが、凄い勢いで登ってくる。
道を譲ったかと思えば、あっという間に姿が見えなくなりました(笑
その後も、臼杵山までは基本的に行列が続いていく。
目標「500位以内」を思うと、若干焦る気持ちもありました。
しかし、シングルトラックの山道。
無理な追い越しは危ないし、マナー違反。
気持ちを落ち着かせて、黙々と列になって進むのみです。
進んでいくと、所々で応援の声。
こんなことろまで応援、有難うございます。
そんな応援に押されつつ、気が付くと随分と標高を上げてきていました。
遠くの山々を眺める、この景色はトレイルランニングならではです。
徐々に険しくなっていく山道。
岩場に手を付きながら、黙々と登り続ける。
やがて視界が広がり、ピークへ到達。
臼杵山山頂です。
通過時刻は10:24、スタートから、約2時間弱でした。
ここからは、一旦の下り。
急な下りは奈落に落ちるよう。
腰が引けてきます(笑
下りが終われば、続けて市道山への向けての登りに突入。
再びの急登を、とにかく黙々と登る。
すると、ここにきて大殿筋に張りがでてきました。
急な登りや下りに、疲労が蓄積してきた様子です。
ちなみに、ここまで1時間に一本のジェルでエネルギー補給をしてきました。
筋肉は疲労していますが、エネルギー切れになる様なことは無し。
兎に角、我慢して進むのみ。
やがて、スタッフの姿が見えてくる。
「ここから下りでーす」
やっとで、市道山の分岐点、前半最後のピークに到達しました。
通過時刻は、10:55。
ここからは待ってましたの、下り一直線。
慎重に足を運びつつ、下りを楽しむ。
暫く下ると、トレイルが広くなり、つづら折れが続く。
遠くから声が聞こえてくる。
下りが終了し、コース誘導するスタッフの姿。
ついに、第1関門小坂志林道に到着。
通過時刻は11:12。
スタートから2時間37分経過。
上り下りを繰り返し、やっとでレース前半戦の終了です。