【ハセツネ30Kレポ ~Finish後】
今回、何とか目標である500位以内でフィニッシュすることができました。
フィニッシュ後は記録証を貰う。
さらに進んで、Tシャツと、地元ののらぼう菜もいただく。
今回は緑色のTシャツ。
その背面には、いつもならプリントされているコース図が無い?
ちと、残念。
のらぼう菜は、その日の晩御飯に美味しく頂きました(笑
フィニッシュ会場では、多くのランナーが安堵の表情で過ごしています。
それだけに、今回のレースが過酷であったことが伺えます。
私も疲労困憊だったので、荷物を引き上げ、待機テントへ。
もう、着替えるのも面倒だったので、あらまし汗を拭いて、上着を着るだけで着替え完了(笑
着替え後、駅に向かって歩いていると、今からフィニッシュを迎えるランナーが次々に走ってくる。
しばらく沿道に留まり、声援を送る。
苦しいながらも、充実感いっぱいのランナーの皆さん。
応援する方も、何とも嬉しくなってきますね。
そんな雰囲気を味わいつつ、会場を後にしました。
さて、今回のハセツネ30Kを振り返って。
コースは確実に以前より厳しくなっていました。
トレイル率が上がっている分、ロードで稼ぐことができない。
ただ、急登というほどの登りは少ない。
コースもよく整備されているので、
走れるところを、ゆっくりでも確実に走っていくことが肝要でしょう。
ランネットの評価を見ると、割と厳しい評価が多い。
多くは「第一関門まで渋滞で、ろくに走れない」という意見。
その点については、確かに、と思う。
ただ、トレイルレースはもともとそういうものだと、私は考えていました。
狭いコースでは、前走者を抜くのも一苦労。
先行するランナーの踏み後の為、路面状況は悪くなる一方。
トレイルレースは、後位のランナー程、条件は不利になるばかりです。
それを回避するために、早めに整列し、トレイル入り口まではオーバーペースで突っ込む。
その後は、渋滞が解消されるポイントまでは回復に努めつつ、少ないチャンスで前に出る。
理不尽を飲み込んで、トレイルを楽しめる心の余裕と、
何よりもトレイルマナーが、最も重要なのかもしれません。
ただ、そうであっても、今回納得し難い点があるとすれば、
ウェーブスタート制にしたことだと思います。
早めに整列しても、序盤のロードで突っ込んでも、
前ウェーブの遅いランナーに阻まれ、
後発ウェーブはどうしても割を食ってしまいます。
30kmのショートコースで、この差を挽回するには、かなりの力量が求められます。
ITRAランキング参加ランナーがAウェーブなのはともかくとして、
それ以外のBとCのウェーブ分けは、どのような基準だったのでしょう?
やや、疑問の残る部分だったと思います。
それはさて置き、何ともタフなコースに生まれ変わったハセツネ30Kは、もはやトレイル入門を越えています。
そして、もっと厳しいハセツネ本戦への心構えを、示してくれたように思います。
今回、共に走ったランナーの皆さん、お疲れさまでした。
そして、厳しい山道の中、コース誘導などに尽くしてくれたスタッフの皆さん、本当に有難うございました。
秋のハセツネで、またお会いしましょう!