【丹沢湖レポ ~Finish】
10:00、丹沢湖マラソン10kmコースのスタート。
中盤からのスタートでしたが、道幅はわりと広い。
とくに渋滞することなく、そのまま全速力で前方へ。
永歳橋を渡る手前、前方に大きな集団が見える。
あれが1位集団か。
とても付いていけないが、自分の現状MAXで走る。
最初の1kmは3分35秒。
とても、このペースじゃもたない(汗
しかし、今回は10kmなので、とにかく行けるところまで突っ込む作戦。
早い話が、何も考えていない(笑
永歳橋を渡ると、レストランなどが並ぶ通り。
店先で地元の方々の応援が飛ぶ。
有難うございます。
ちなみに、ここのダムカレーはおススメです。
1.5kmほど走った所。
トンネル方向と別れる交差点で、いきなり給水所。
当然スルー。
20kmコースの為の給水所でしょう。
ただ、この時期にしては、気温が高い。
次の給水は、確実に行いたい。
給水地点後、玄倉方面へ向けて、しばらくグネグネ道&アップダウンが続く。
と言うより、丹沢湖に沿って走るこのコース。
基本的にコーナーの連続とアップダウンしかありません(汗
とても記録を狙えるようなコースではありませんが、トレーニングにはうってつけか。
初っ端から飛ばしまくっているため、もう呼吸が荒く、苦しくなってくる。
前方を見ると、私よりも高齢のランナーさんが、リズムよく走っている。
そのリズムに合わせて付いて行きたいところですが、明らかに先方のペースが速い。
しばらく頑張って付いて行きましたが、その内徐々に離れていってしまいました。
その後は、ほぼ単独走で進みます。
4km地点を越え、丹沢湖西端の玄倉橋へ。
この橋を渡り、湖の北側林道へと移る。
北側の道は、輪をかけたアップダウンとコーナーの連続。
ちらちらと見える前方ランナーを追いかけ、相変わらずの全速力。
とは言え、キロ3分50秒前後がやっと。
このペースを維持するのも、厳しい。
しかも直射日光が照りつけ、非常に暑い。
6km地点手前の給水で、ペットボトルをゲット。
息が荒く、うまく水を飲めない。
2,3口飲んで、あとは頭から水を被りました。
その後、すぐに大仏橋が見えてくる。
例年、ここの沿道には真っ赤な紅葉が、レースに彩を添える。
しかし、今年は温かかった為か、紅葉が全て散ってしまっている。
ちょっと寂しい。
しかし、すぐ先で奥さんが応援してくれていました。
応援に力を貰い、コースは上りへと移っていく。
大仏橋を過ぎた所から、最高地点の中川橋へ向けて、グネグネとした上り坂が続く。
ここが、丹沢湖マラソンで最も苦しいポイント。
とにかく、一刻も早く上りが終わることを念じながら、必死に駆け上がる。
何とかペース維持に努めるも、キロ4分にまで下がる。
まだか、まだかと思いながら、やっとの思いで中川橋に到達。
ここを渡れば、次は下り坂。
ジェットコースターのように目まぐるしく上り下りを繰り返しつつ、やっと9km地点を過ぎる。
のこり1km地点を過ぎて、最後の上り坂がお出迎え。
ここまで全力で走ってきて、終盤の上りが心底ツライ(涙
息が苦しくて苦しくて、脚はフラフラになってきました。
それでもできる限りの出力で、上りをクリア。
トンネルをくぐり、山城交差点を左折。
中学校グラウンドへ向けて、下り坂を駆け降りる。
後方から、ランナーの足音が聞こえる。
何とか抜かれないようにペースアップを図るも、相手は更にその上を行くスピード。
凄まじい勢いで、下り坂を走り、抜き去っていきました。
中学校敷地に入り、あと少し。
すると、また後方にランナーの足音が聞こえる。
順位は気にしないと思いつつも、やはり抜かれるのは悔しい。
呼吸が苦しくて仕方ないが、更にペースを上げる。
もう心臓が止まりそうなほど。
それでも無理やり腕を振って、脚を動かす。
前につんのめりそうな勢い。
後方のランナーは?
分からないけど、とにかくゴールに飛び込め。
息はあがりっぱなし。
そんな苦しさをひたすら抑え込み、やっとフィニッシュゲートを越えました。
【記録】38分39秒