【横浜トライアスロンレポ スイム編】
今回はスイムチェックの前に、健康チェックシートの提出が義務付けられていました。
チェックシートを提出することで、スイムキャップを受け取れます。
第2ウェーブの私は、水色のキャップ。
どうでもいいことですが、トライアスロンに参加する度、このスイムキャップが溜まっていきます。
貧乏性の私は、捨てるに捨てられない(笑
とりあえずプール練習の時、気分によって使い分けていますが。
待機エリアでストレッチをしつつ、順番を待つ。
ちなみに感染症対策のため、入水直前までマスク着用です。
この日の天候は曇り空ではありますが、気温はさして低くない感じ。
待機中、ウエットスーツは腰まででも十分。
しかし、水温は19℃とのアナウンス。
冷たそ~~~(震
冷たい海水にびっくりしないよう、心臓をしっかり叩いておこう(笑
やがて第1ウェーブがスタートゾーンへ移動開始。
そのタイミングで、上半身までスーツ着用。
昨年10月の川崎港トライアスロン以来ですが、幸い体系に変化も無く、苦しくはない。
その後、第2ウェーブの呼び出し。
スタートゾーンへと移動。
スタートゾーンには地面に2m間隔でマーキング。
感染症対策ですね。
待機中、海面を覗きこんでみる。
昨日のエリートの部では、海水がひどく茶色に濁っていたらしい。
もともと横浜港で泳ごうというものなので、海水の透明度については期待していませんが、それでも茶色って…(汗
そんな心配に反して、本日の横浜港は思ったよりも綺麗。
一晩で海況が良くなっている。
海底まで見えているような?
…ごみはやたら浮いていますが(汗
そんなことをしているうちに、パラトライアスロンの選手がスイムアップしていく。
そんな選手を、拍手で迎える。
やがて第1ウェーブの選手がスタートし、我々第2ウェーブも試泳へ。
試泳の場所は、ポンツーンを挟んでスイムコースの反対側。
三角形に100mを泳ぎます。
入水直前まで付けていたマスクを、ここで外す。
海風が、顔に冷たく感じる。
間隔を空けながら、2名ずつ入水。
梯子で降りつつ、足から海の中へ。
水温は・・・?
覚悟を決めて、いざ入水。
「冷た~~~い!(震」
覚悟を決めても、冷たいものは冷たい。
しかし、泳いでいるうちにすぐに慣れてきました。
ゆっくりと動きを確かめるように、100mを泳ぎます。
試泳終了後、ポンツーンに上がる。
スイムの苦手な私は、試泳も一苦労。
スイムスタートまで一息つこう…。
などと考えていたら、そのままスイムスタートへと誘導される。
今回の横浜トライアスロンは、数秒間隔のローリングスタート。
試泳が終わった順に、二人ずつ次々とスタートしていく。
「えっ、もう始まっちゃうの!?」
落ち着く間もなく、スタートラインの前に。
マーシャルの合図に合わせて、スタート!
慌てふためく私。
その肩をポンと叩いて、にこやかにスタートしていくお隣の外国人選手。
「ええ~い、行くしかない!」
雰囲気も何もなく、勢いのまま第1種目のスイムがスタートしました。
エイジの部は飛び込み禁止。
もっとも、私は飛び込みなんてできません(笑
脚からゆっくりと入水します。
水温は、先ほどの試泳で慣れている。
それでも、私にとってスイムは不安で不安で仕方がない。
とにかくスイムが苦手です。
普段はプールで練習しているが、もちろんオープンウォーターは勝手が違う。
水は濁って、視界が悪い。
水面は波で揺れ続け、潮の流れでまっすぐ泳ぐのも困難。
今回、唯一救いなのは、少人数のローリングスタート故、殴る蹴るのバトルに巻き込まれないで済むことです。
横浜トライアスロンのスイムコースは、山下公園の畔。
横浜港に設定された1周750mの三角形のコースを、2周回する1500mのコース。
コース脇には観光名所の「氷川丸」が鎮座します。
とにかく、まずは呼吸を落ち着かせること。
ゆったりとした泳ぎで、マイペースに進む。
先ほど一緒にスタートした外国人選手は、もうすでに遥か彼方。
更には、後方から後発選手が追い抜いていきます。
それでも「焦らない、焦らない…」と念じながら、ゆっくり進みます。
ただし、あまりゆっくりとばかりもしていられない。
なぜならば、横浜トライアスロンは制限時間が厳しい(私にとって)。
1周目(750m)終了時点で22分30秒を越えると、その時点で止められてしまう。
さらに、2周目(1500m)の制限時間は45分。
1秒でも超えれば、TOVで終了です。
先日、プールで1500m泳いだ時は43分かかりました。
超ギリギリ(笑
呼吸が荒くならないギリギリを攻めつつ、落ち着いて泳ぎ続け、なんとか1周回終了。
一旦ポンツーンに上がり、2周目へ向かう。
一緒のタイミングで上がってきた青キャップの選手が、まっすぐトランジションへ走っていく。
早くも周回遅れです(涙
傍らに立つ審判員の表情を伺いつつ、横をぬける。
なんとか、1周で止められるのはクリアした模様(笑
スイムパートも残り1周750m。
半分終えたと思えば、気も楽になりました。
相変わらず横浜港の水は濁っている。
伸ばした手の先がやっと見える程度。
進む先には、次々とミズクラゲのお出迎え。
決して好んで泳ぐような場所ではありませんね(笑
ヘッドアップで時々方向を確認する。
遥か彼方に見えていた氷川丸が、徐々に近づいてきます。
周囲を泳いでいる選手のキャップの色は、黄色ばかり。
すでに第3ウェーブの選手に飲み込まれている。
それでも焦らず、地道に進むのみ。
最後のブイを回り、スイム終了への直線。
あと、200m?100m?
じりじりとポンツーンに近づき、ついに桟橋をキャッチ。
水中から重い体を引き上げ、立ち上がる。
やっと終わった~~~~。
審判員から特に止められることも無し。
無事に制限時間内に、スイムアップすることができたようです。
小走りでトランジッションへ向かう。
次は第2種目、バイク40kmです。
スイムラップ:42分05秒
スイム順位:725位