大室山バーティカルレース2019 ③ | KaSoランブログ

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【大室山バーティカル Start~久保分岐】

 

会場のみなもと体験館を出て、バーティカルのスタート地点へと向かう。

 

まずは道路を挟んだ、久保吊り橋の手前で待機。

吊り橋は人数制限があるため、数人ずつ渡ります。

 

その吊り橋の前では、ボランティアの方が塩を配布していました。

ここでも、ヤマビル対策です。

 

暫く待機後、橋を渡る。

はるか眼下に道志川。

吊り橋が揺れているのか、緊張で自分が揺れているのか?

高所と相まって、なんだか地に足が付かない感じ。

 

橋を渡り切ると、登山道前の小さな広場(?)

足元に、またまた塩。

靴裏にペタペタ付けていました。

 

登りに向かう入り口にスタートラインと、計時版。

大勢のランナーが集合し、静かに熱気が漂っている。

 

大室山バーティカルのスタートは、15秒おきに2人ずつのウェーブスタート。

年代が若い順に、申告タイムが速いランナーからスタートします。

バーティカルレースは、遅い順にスタートすると聞いていましたが、大室山では逆?

登山道が狭く、前走者をパスしにくい為でしょうか。

 

やがて、10時。

スターターのカウントダウンで、第1走者である宮原選手からスタートしていきます。

 

その後、すぐにまたカウントダウン。

「10,9,8,7・・・」

次走者がスタート。

そしてまたカウントダウン。

「10,9,8,7・・・」

 

繰り返されるカウントダウンと、次々と飛び出していくランナー達。

どんどん自分のスタートが迫ってきています。

 

前述したように、スタートは2人ずつ行われます。

ただ、私は1人ぼっちでのスタート。

どうやら、ペアとなるランナーがDNSらしい。

 

一人なのは寂しいが、ペアにプレッシャーをかけられるよりは良いのか?

どちらが良いのかも分かりませんが、とにかく一人でスタートラインに立つ。

何しろ初めてのバーティカルレースなので、戦略も分からない。

悩んでいるうちに、カウントダウンが開始される。

 

「10、9、8、7・・・」

 

スタートからダッシュをかけた方がいいのかな?

 

「6、5、4・・・」

 

でも、1100mもの急登で脚がもつか?

 

「3、2、1・・・」

 

ひ~~、どうしよう~~(泣

 

「0!」

 

あ~~!もうどうとでもなれ!!

スタートのフラッグが上がると同時に、ダッシュ!

 

当たり前のように、いきなり登りから始まる。

でも、まだ走れる。

 

申し訳程度のつづら折れが終わったかと思うと、いきなり直登。

がんばって、走れる・・・走れ・・・、走れない!(涙

 

ならば、せめてパワーウォークに切り替え。

必死に斜面を踏みしめる。

 

いや、すでに斜面じゃない、壁だ。

目の前にそそり立つ壁に、あっという間にふくらはぎがパンパンになる。

スタートして数分も経たないうちに、こんな激登。

この先、どうなるの??

考えても仕方がないので、脚が動く限り、登るのみ。

 

顔に地面が着きそうなほどの斜面を登り続けると、

「がんばれ~~!!」

と、応援の声。

 

見上げると、スタッフがお出迎え。

久保分岐に到着です。

通過時刻は、10時30分。

スタートから20分経過。

 

応援にパワーをもらい、そのまま次の登りへと挑んでいく。

 

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