八重山トレイルレース2019 ④ | KaSoランブログ

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大会に参加するのも好きで、今後のための備忘録ブログです。

【八重山トレイルレポ 第1給水所~第1関門自然の家】

 

給水所で地元の方々から力を頂き、いざ日原峠へ。

 

と、エイドを出たすぐで、おばあちゃんが待ち構えている。

毎年ランナーの為に手作りのお守りを作っているお方です。

今年も有難く頂きました。

これをランナー分手作りしているのかと思うと、本当に頭の下がる思いです。

 

さて、日原峠ヘは約2kmで500m近くを上げる登り。

急登と言うほどではないが、ひたすら斜面を折り返す登りが続きます。

右に行っては折り返し、左に曲がっては折り返し…。

先の見えないジグザグ道に、徐々に脚が鈍くなってくる。

 

トボトボと上っていると、ここで女子トップの選手に追い抜かれました。

その歩みはペースが変わらず、私と違ってサクサクと上っていく。

何とも涼しげな顔です。

頑張って付いていこうとするも、あっさりちぎられる(涙

登りは焦らず、マイペースで行けということですね。

 

大勢のランナーに抜かれながらも、なんとか日原峠に到着。

第1給水所から、約35分間の登りでした。

 

ここから先は、しばらくハセツネのコースを走る。

稜線を下ったり上り返したり。

上りも比較的走りやすいコースです。

日原峠から8分後に土俵岳を通過。

 

更に小棡峠を通過し、このレース最高峰の丸山分岐に到着。

時刻は10時13分。

レース開始から2時間10分余りで、最高地点に到達できました。

昨年の記録と比較すると、約5分早い。

ここまで、よいペースで来れているようです。

 

丸山分岐を真っ直ぐ行くと、ハセツネコース。

今日はそこを左折し、ハセツネコースに別れを告げて下りへ向かいます。

 

登りを耐え、待ちに待った下りの場面。

雨で濡れた山道ですが、とても走りやすく、気分爽快。

 

やがてトレイルを抜け、集落に出てくる。

地域密着型レース見どころの一つ、民家の庭先コース(笑

姿は見えませんが、住人に挨拶しつつ通らせていただきます。

 

そのお宅の裏側から、再びトレイルに入る。

 

気持ちの良い草原にはウォークラリーのクイズが設置されていて、なんともほのぼの。

 

トレイルを抜けて、集落へと続く生活道路を下っていく。

 

さらに道路を渡り、川を渡ると賑やかな応援の声が遠くから聞こえてきました。

 

第1関門の「ゆずりはら青少年自然の里」です。

第1関門通過時刻が10時46分。

スタートから2時間46分です。

 

関門到着後、まずは自然の里施設内のトイレへ。

綺麗なトイレで、いつもの簡易トイレとは違って落ち着けます。

 

さらに、エイドで水をもらう。

朝から雨が降り続け、気温もそれほど上がっていませんが、それでも喉が渇く。

十分に水分補給をし、熱中症に備えます。

 

ここまでは、比較的登りを抑えてきた為か、疲労感はそれほど無い。

ここからは後半の山場、二本杉山へのアタックです。

 

と、エイドを出ようとしたところ、私の名を呼ぶ声が…?

 

ここでビッグサプライズ。

なんと知り合いの方々が、応援に駆け付けてくれているじゃないですか!!!

 

全く予想していなかっただけに、驚きとともに、とても感動させられました。

 

ロードを走るマラソンとは違って、トレイルレースは基本山の中。

その分、気軽に応援に来れるような場所ではありません。

エイドになっているのは公共施設とはいえ、わざわざこんな処まで来ていただけるとは。

しかも、私の通過時刻も分からないのに…。

 

本当に有難い話です。

 

暫くその場に立ち止まり、言葉を交わす。

今から正に、コース最難関へ向かおうとしていたところ。

その応援の言葉に、大きな力と勇気をもらいました。

 

気力十分に、いよいよ地獄の二本杉山へと向かいます。

 

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