八重山トレイルレース2019 ③ | KaSoランブログ

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大会に参加するのも好きで、今後のための備忘録ブログです。

【八重山トレイルレポ スタート~日原地区第1給水所】

 

スタート後、一斉に校門から飛び出すランナーたち。

 

正面の登山口には向かわずに左折し、下り坂を駆け下りる。

 

400mほど下ったら、折り返して上り返し。

 

校門前まで戻って、やっと登山口方面へ向かう。

 

序盤の林道は比較的余裕があり、追い抜きもできます。

その後の渋滞に巻き込まれないためには、ここまで全力で走らねばならない。

静止状態から、いきなりトップスピード。

心拍が一気に上がる。

 

林道をしばらく上ると、シングルトラックの登山道へ、そして八重山に向かう階段が現れる。

渋滞も無く、ひたすら前のランナーに食らいついて走る。

 

階段を登り切ると、鐘がお出迎え。

この先の安全を祈願して、カランカラン鳴らす。

ここまで、スタートしてから17分。

 

展望台がありますが、今日は残念な天気で展望は望めない。

しかし、トレイルの状況はそれほどひどくは無い。

 

鐘を過ぎると、再び階段、八重山山頂へと続く。

ここまでノンストップで走ってきた為、流石に暑くなってきた。

階段を上りつつ、レインウェアを脱ぎ、ザックにしまう。

 

しまったところで、八重山山頂(531m)に到着。

スタート後、22分経過。

しかし、まだまだ止まっていられない。

 

一旦下って、今度は序盤戦の最高地点、能岳への上り。

再び階段が現れる。

周囲のスピードは全くゆるむこともない為、ふるい落とされないように只々付いていくのみ。

 

やがて、能岳山頂(542.7m)に到着。

ここまでで、スタート後26分経過。

 

ピークに到達した喜びをかみしめる間もなく、すぐに下りに向かう。

 

下りの登山道は雨に濡れ、一部滑り出しそうな部分も。

歩幅を細かく慎重に進みつつも、スピードはゆるめず、一気に下る。

この道はレース終盤の復路でもある。

その頃は、どんなトレイル状況になっているのか?

 

そんなことを考えながら下ること10分、トレイルを脱出しロードへ。

ここまで息つく間もなく走ってきました。

時刻は8時37分。

40分弱で、まずは一つ目の山場である八重山~能岳をクリアです。

 

ここから先は、しばらくロードを走ります。

トレイルでは、状況を瞬時に判断しながら足の置き場を考えるため、四方に神経を張り巡らせて走ってきました。

ロードでは、道の状況に気を張る必要はありませんが、

正しいフォームで走れるよう、逆に自分自身の体の動きに神経を張り巡らせます。

 

ただ、ずっと緊張しっぱなしではこの先もたない。

ある意味、ロードは手を抜いてジョグ気分で走る。

私にとって、安心できる場面です。

 

暫くは棡原の集落を走る。

玄関先から声援を送ってくれたり、横断幕で応援してくれたり。

地元の方々が本当に暖かく、空模様とは反対に心は爽やかです。

 

集落や田園の間を抜けつつロードを上る。

すると、「椿日光杜私設エイド」がお出迎え。

この規模で、私設エイド!

この歓待ぶり!!

有難く、水を一杯頂きます。

 

学校の敷地を走ったり。

 

その先は、大きな交差点。

 

相変わらず、良く解らない100m程のスライド区間(笑

 

一瞬、トレイルに入る。

 

抜けると、田んぼに囲まれた農道。

 

とにかくめまぐるしく風景が変わるため、飽きることなく、楽しく走れます。

 

農道や集落の生活道路をひたすら登ると、やっと「日原地区第1給水」に到着。

時刻は9時09分、レース開始から1時間余りです。

 

この第2エイドが、どう見ても民家の庭先(笑

ここまで地域に密着したレースが、他にあるでしょうか?

地元の皆さんのご協力により、このレースが行われていることが良く解ります。

 

「お疲れ様~」

「よく頑張ったね~~」

 

ランナーに向けられた声援が、走るための力に変わります。

水に梅干、バナナなどなど。

温かいもてなしを受け、次の目標への一歩を踏み出す。

 

ここから日原峠~丸山への登りへ。

温かいだけではない「八重山トレイルレース」の本性が、いよいよ牙をむいてランナーに襲いかかってきます。

 

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