富士登山競走2018 ④ | KaSoランブログ

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細く、長く、マラソンを続けていきたい。
大会に参加するのも好きで、今後のための備忘録ブログです。

7月は怪我もあり、前半はほぼランオフでしたが、なんとか月間走行距離200km。

8月は、もう少し走りたいけど、何しろ暑い・・・。

「前代未聞の異常気象」らしいですね。

さて、相変わらずのんびりしています、

先週の富士登山競走五合目コースのレポ続きです。

 

 

【Start~馬返し】
8:30、五合目コースのスタート。
Eゼッケンの前から1/3くらいの位置。
30秒足らずでスタートラインを越えることができました。


500mほど先の駅入口交差点を左折、そこからはひたすら富士山に向かって南進します。
最初の1kmは5分。
スタート後の渋滞で思うようにペースが上げられない。
隙間を見つけては前を行くランナーをパスしていきます。

 


金鳥居を越えて一旦左折、さらに右折し、浅間神社付近へ。
徐々にばらけてきたので、当初の予定通りキロ4分台ペースで走る。
ただ、緩やかとは言え上りが続くので、徐々にペースが落ちてくる。
しかし、周囲のランナーは上りをものともせず、ぐいぐい走って行きます。
私はそんなランナーの背中に、コバンザメのように必死に付いていくのみ。
どうにもこうにも上りが遅い私・・・。


中野茶屋付近までは幅の広い道路が続きます。
スペースが広く、自由に走っていけますが、傾斜が更に上がってくる。
心肺がきつく、気持ちは前に向かうのですが、思うようにペースを上げられない。
徐々に遅れだし、抜かれることが多くなってきました。

 


コースはアスファルトの舗装路から、未舗装の林道へ。
ここまで何とかキロ5分台をキープしていましたが、
いよいよ傾斜がきつくて思うように脚が前に出ず、キロ6分台に。
さらに、馬返し前の1kmは7分台まで落ち込む。
次々に後方から来るランナーに抜かれていく。
自分だけ止まっているようで、何とももどかしい。


馬返しの関門は、まだか?まだかなのか??
喘ぎつつ必死に腕を振って進み、ようやく馬返しの給水所に到着。


ボトルに十分ドリンクが残っていたので、被り水だけして給水はスルー。
そのまま第1関門のマットを踏み越えました。


第1関門通過:1時間02分44秒


【馬返し~Finish】


馬返しの関門を越えると、すぐに階段にさしかかります。
階段は苦手ですが、まだ体力に余裕があったので、関門を越えた勢いで駆け上がる。


計画では第1関門を1時間以内に通過の予定でした。
なので、若干のオーバー。
これから苦手な上りのトレイルなのに、
この調子で2時間10分以内にゴールできるだろうか?
考えても仕方がないので、とにかく進むのみ。
Mag-Onを補給し、気合を入れ直しました。

 


馬返しからの登山道は階段⇒石畳⇒折り返しの繰り返し。
道は狭いが、シングルトラックと言うほどではない。
基本パワーウォークでガシガシ上り、道幅が広くなる部分では走る。


流石に、心肺はきつい。
しかし、脚はまだまだ元気。
「キタタンの激登に比べれば、たいしたことは無い」
そう自分に言い聞かせて、スピードを緩めず、一心不乱に登り続けました。


気がつくと他のランナーに抜かれることは少なく、
逆に前を行くランナーを抜くことの方が多くなってきました。
馬返しまでのロードで、ヘロヘロになって喘いでいたのがウソのよう。
トレランの経験が、登山力を上げていたのでしょうか。


リズムよく上っていくと、応援の声が徐々に多くなってくる。
やがて登山道を飛び出して、アスファルトの道路に出ました。
どうやら、五合目ゴールが近い様子。


「もう少し!!」
「がんばれ!!」
周りの声援が力強く後押ししてくれます。

 


再び登山道に入って、最後の上り。
前も後ろも関係無しに、我武者羅に駆け上がる。
大きく一段上りつつ右に曲がると、「富士登山競走ゴール」の横断幕を発見。
大勢の応援の方々が、ゴール付近の沿道を所狭しと埋め尽くしています。
皆さん、とても明るい笑顔。
「有難うございます!」
「有難うございます!!」
暖かい応援にお礼しつつ、その中を全速力で走り抜け、
富士登山競走五合目コースのゴールへ突っ込みました。

 


Finish Time:1時間54分10秒

 

 

 

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