富士登山競走2018 ③ | KaSoランブログ

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細く、長く、マラソンを続けていきたい。
大会に参加するのも好きで、今後のための備忘録ブログです。

7/29(日)、本来ならば「榛名湖トライアスロン」が開催されていた日。

しかしながら、前回のブログでもお伝えしたように、台風のため中止。

ただ、どうにもこうにもじっとしていられない性分の私は、

雨降る中、榛名湖に向けて車を走らせました。

 

到着すると、霧でもって全く見えない湖面。

バイクコースは散り散りになった枝葉がばらまかれ、全く走れそうにもない。

撤収されたコーンやマットなどを見ると、

実行委員会の方々、スタッフの方々の気持ちが慮られます。

自然相手のこととはいえ、なんとも遣り切れない思いでしょう。

せめて来年度以降、無事に開催されることを祈るばかりです。

 

 

さて、日にちは戻って、富士登山競走のレポをお送りします。

7/27(金)、富士登山競走当日。
日本一の山に挑む、日本一の山岳レース。
それに出走するというだけでも、身の引き締まる思いです。


当日朝、4時半ごろに家を出て、一路富士吉田市を目指します。
途中、山中湖沿岸などを車で走っていると、チャレ富士の記憶が思い出されます。
あれは苦しかった・・・。
今日のレースは、距離はもちろんチャレ富士とは比べられませんが、
延々と上り続けなけれならない部分は段違い。
どこまで耐えられるだろう?
そんなことを考えつつ、6時ごろ、駐車場である下吉田第二小学校に到着。

 


天気はあいにくの曇り空。
富士山は、その姿を見ることはできません。
ただ、走るにはちょうど良い気候かもしれません。


下吉田第二小学校からは、会場までシャトルバスが出ています。
15分ほどで会場である富士吉田市役所に到着。


会場は、すでに大勢のランナーでごった返していました。
出店スペースに手荷物預かり等々、どこに何があるのやら?
とりあえず、様子見がてら市役所周りをぐるりと1周。


ところで、手荷物預かりについて。


要項には「20Lの袋(緑色)五合目行 荷物受付時間:午前6時45分まで」と書いてありました。
え?五合目コースは8時半スタートなのに、そんなに早いの?
それとも、五合目行の袋は山頂コースの人だけ?
などと考えつつ、早めに準備していましたが、
会場の看板には「緑色の袋:午前8時15分まで」と書かれていて一安心。


時間はかなり余裕があるので、駐車場の一角に陣取り、ゆっくりと準備を始めます。


シューズ adizero JAPAN BOOST3 wide
下半身 C3fitインスピレーションロングタイツ
    ショートパンツ(5inch)
上半身 シングレット
アクセサリー キャップ、サングラス、リストバンド
ポーチ THE NORTH FACE エンデュランスベルト
    500mlボトルにグリコパワープロダクション
補給食 Mag-on ピンクグッレープフルーツ味1個
    アミノバイタルプロ1本


シューズについては、「登山競走」とは言えほぼロードなので、
チャレ富士でも履いたadizero JAPAN BOOSTに。
後半の登山道でも、問題なく走れました。


悩んだのは水分補給について。
五合目コースでは途中に4カ所の給水所があります。
距離にすれば15kmなので、給水所だけでも十分と考えられます。
ただ、この時季の暑さと前回の北丹沢での熱中症の記憶から、
念のために500mlの水分を持って走ることにしました。


しかし結果から言うと、500mlボトルの半分ほどしか消費しませんでした。
途中の給水所では全く給水せず、被り水をしただけとはいえ、
若干、装備過剰だったようです。
せめて、グリコパワープロダクションの効果があったと信じたい。


さて、ゆったり準備をしていると、7:00山頂コースのスタート時間近くになりました。
折角ですので、その様子を見学にスタート地点へ。
さすがに山頂コースに出走する皆さん、すごい気迫です。


スタートの号砲と同時に、ものすごいスピードで市役所前の交差点を過ぎていく。
ものの1分で全てのランナーが走り去って行きました。
来年は、私もあの中に仲間入りしたい。
改めて、そう決意することができました。


山頂コースのスタート終了後、すぐにトイレへ。
皆さん見学に行っていたので、並んでいる人は少ない。


その後、ゼッケン、チップを確認。
緑袋の五合目行、透明袋の北麓公園行の荷物を整理し、手荷物預けのトラックへ。
そして、少し早めの7:45ごろ、スタートラインへ向かいました。


山頂コースの出走後、一旦交通規制は解除され、五合目コースのランナーは歩道に並んでいました。
7:50ごろ、係の方が「Eゼッケンの選手は、ここから後ろでーす」とお知らせ。
そして8:00、交通規制がかかると同時に、Eゼッケンの選手が一斉に道路になだれ込む。


みなさん、なるべく前方に並ぼうとするため、満員電車状態。
前後のランナーと密着して、これでスタートできるのやら?


ここで、ちょっとしたトラブル発生。
GPSウォッチのスタートボタンを押すも、衛星が捕捉できず、計測が始まらない!
どうした?エプソンSF-810!!
先週、ショップで新しいJ-350を物欲しそうに見ていたから拗ねたか!?
ひ~~もうすぐスタートなのに、どうしよう~~~!!
と、焦りつつ、何度かリトライをしたところで、やっと計測開始。
何度もボタンを押しては音を立てていたので、近くのランナーから訝しい目で見られていました。
あ~焦った・・・。


落ち着いた処で、今日のレースプランをおさらい。
今回は来年度「山頂コース」に参加できるよう、2時間20分以内でのゴールが最大の目標です。
さらに、あわよくば山頂コースでも前方からスタートできるよう、
Bブロックゼッケンを目指して2時間10分以内にゴールしたい。


五合目コースは馬返しまでの10kmロードを第1区間、その後の5kmの登山道を第2区間として、
それぞれが同じくらいのタイムになると見当をつけるらしい。
なので、まず馬返しまでのロードを1時間で走り切りたい。
となると、キロ6分のペースです。
フラットに考えればキロ6分はかなり余裕がありますが、
なにしろ上り続けなければならないので、全くあてにならない。
正直、上りは苦手・・・。
前半の比較的緩やかな部分をキロ4分台で走り、タイムを稼ぎたいところです。


後半の登山道については、もはや出たとこ勝負。
試走なんてやっていませんし、なにより富士山に登ること自体、生まれて初めて。
これまでの経験を総動員して、我武者羅に登るのみです。

 


一段高いところに、スターターの市長さん。
そして、秘書さん(?)が「2分前」のボードを掲示。
「1分前」、「30秒前」
徐々にボードの数字が減る。
緊張感が高まります。


8:30、スタートの号砲が富士山の麓に鳴り響きました。

 

 

 

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