《こんばんは!ユンまんまです。
ようやく永久~が終わりまして、いよいよ放置品第2弾を手にかけて生きたいと思います。
これもなかなか終わりの見えないシリーズで。
別名苦悩シリーズ!!
まだ需要があるかは甚だ疑問ですが、よろしかったらお楽しみください。
今までのお話はこちら・・・。
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§だから・・・1
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§だから・・・35
「よ・・ようやく・・・・」
キョーコはふらつく足を踏み出して、見覚えのある扉の前に立った。
『あ~あ、着いちゃった』
背後から不満タラタラと聞こえてくる言葉とは裏腹に、キョーコは歓喜の涙を流していた。
「もう一生あそこから出られないと思ってた!・・『ジュリさん!ここが社長室です!』」
歓喜に咽び泣きながら、キョーコはそう言って振り返ったのだがそこにジュリの姿はなかった。
勝手にもう扉を開けていたのだ。
「え!?ジュリさん!?」
キョーコの声に止まることなく、ジュリは中にスタスタと入っていってしまったのでキョーコは慌ててその後ろをついて行った。
少し入ったところで、ジュリがピタリと止まってしまったのでキョーコは慌てて足にブレーキをかけ辺りを見回した。
すると驚いた表情の奏江に社、ローリィの姿に混じってクーと会いたかった蓮の姿を見つけることが出来た。
「!れ『クオン!!逢いたかった!!』・・・・・え?」
そしてダッと急に走り出したジュリは、あっという間に蓮に飛びついていってしまったのだった。
それを驚きながらも抱き止め、困った顔をする蓮をキョーコはただただ呆然と見つめるしかなかったのだった。
36へ
《こんな感じでつづきますよ~ダラダラとねw》