プーチンの命式を読み解く | 開運と幸福人生の案内人/ムー(MU)さんの日記

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「正しく実行すれば、夢はかなう」をモットーに東洋易学、四柱推命(神機推命)、風水などの秘伝を公開し、自分の夢を実現するとか、悩みの解消に役立つ運命好転化技法を紹介します。

世相を斬る特別偏:プーチンの命式を読み解く

                                        2022/3/6

今回は特別企画として、ウクライナ戦争の首謀者であるロシアのウラジミール・プーチンの命式を読み解きます。
存命の人の命式を公開することには、抵抗もありますが今回は特別です。
「彼を知り己を知れば百戦あやうからず」です。一つの情報として、神機推命の看命により彼の性格や運勢の波を知ることは有益であるとの思いからです。

プーチンの性格、性情を読む

プーチンは、1952年10月7日の生まれですので、今年七十歳、古稀を迎えます。
年の干支 壬辰
月の干支 己酉
日の干支 丙戌
となります。
表1の命式表を参照ください。


 [ウラジミール・プーチン氏の命式表]

 

彼は月令を得ず、身弱の命となります。
五行を集計すると木気は0、日主の火気は1、土気が3、金気が1、水気が1で土気過多の配置です。

月支元命は「正財」で、「正財格」となります。
この「正財」は、月柱の天干から導かれる「肖綺」のパワーを受け、真格となります。かつ月支の「辛」は日主の「丙」と干合の関係になりますので、ねっからの「正財格」と判断できます。

またプーチンの命式の特徴は、「食神」「肖綺」という我が身から生まれる通変星が三つと多いという点にあります。

以上の五行及び通変星の形勢から彼の性格を読み解きます。

プーチンは律儀で仕事に実直な官僚タイプの人といえます。
社交家でもあり、気に入った人の面倒を良くみます。

日主の丙は太陽であり特に命式に壬を含みますので、明るく気宇壮大なスケールの大きな人といえそうです。
この人は蓄財家でもあり大金を手にいれます。
月柱には、大極貴人と天乙貴人という願ってもない吉凶星が並んで入っています。とてつもない富を手に入れ、位人臣を極めるという象意を表わしています。
出世をし、生涯お金に困ることはないでしょう。

また、プーチンは表現力に優れ、人前での演説が上手です。
会話は当意即妙でその話を聞いた人を魅了します。
この「丙日」生まれで「食肖星過多」の命式は、旧ナチスドイツの指導者アドルフ・ヒトラーと共通します。

欠点として、こういう命式の持ち主は、大局的に誤った判断をして失敗しやすい傾向があります。いわゆる戦術は正しいが戦略を誤るというケースです。
それを防ぐためには、優秀なスタッフ、助言者と
正確な情報を入手することに心掛けることが肝要です。

また、生涯のある時期に精神疾患を患う可能性が高いので注意が必要です。

食肖星というのは、自分の夢や希望を追い求めるといった意味もあります。子供のように純真に夢を追い求めるのは良いのですが、食肖過多の人はともすると、目的の為には手段を選ばない傾向があります。
モラルに欠け、法律を無視したり、危ない橋を渡り、卑劣なことを行ったり、権謀術数を駆使します。犯罪行為、蓄財の為の汚職、窃盗もいといません。
精神修養を積み、自分自身の人間性を高める必要があります。
 

プーチンの運命の波を読み解く

次にプーチンの運命のバイオリズムを診てみましょう。
表2は彼の大運表で、門外不出の部分を含みますが、今回は特別に公開します。


     [大運表]

この大運表は、十年毎の吉凶を判断するために
欠かせないものです。彼は陽干年の生まれですので順0.3年運になります。

注目する第1点は、40歳から70歳までの30年間に、東方木運を巡るというところです。彼の命式の欠けている木気を補い、五行のバランスが改善します。大吉の30年といえそうです。
この時期(壮年期)は人生の中で、最も大切な時期です。
非常に多忙で多くの障害に出会いますが、それらの困難を乗り越え、仕事面で成功をもたらす可能性の高い30年間といえそうです。

注目の第2点は、今年(2022年)に転角して南方火運に入る点です。
この転角の時期の前後一年は、人生の健康面、仕事面で大きな変化が訪れやすい重要な時期で、何事も慎重に物事を運ぶ必要がある時です。

彼は身弱の命式ですので、我が身日干を強める南方火運に逢うのは通常は決して悪い大運ではありません。
しかし、丙日が強くなり過ぎるのは、平静さを失い欲に目がくらむという事態に陥りやすくなります。

強運、独善、頑迷、混乱、気迷い、失調という言葉が浮かんできます。

あとは本人の選択と、どれだけ優秀なスタッフを有しているかにも関わりますが、お山の大将になって人の忠告や意見を聞かず、強情に我が道を行くことになり失敗するという暗示を含んでいるとみます。

要するに70歳からの10年、特に転角前後の一、二年は人生の絶頂期を迎えるとも読み取れますが、高転びの可能性も増えるということです。
今のような無謀なことを続ければ、結末がどうなるかは自明の理といえます。

プーチンは格闘技に造詣が深く、柔道を学んだことも良く知られています。
彼には柔道の技ではなく、その精神や人としての生き方を
思い出してほしいものです。
このブログでも柔道の創始者嘉納治五郎の言葉を紹介しました。
「嘉納治五郎の名言」を参照)

柔の心は、すなわち「柔よく剛を制す」です。
たんに力づくでなく、臨機応変に相手の力を利用してこそ
相手を制し、勝ちを得られるということです。

嘉納治五郎は、柔道を学ぶ者の心得として
「精力善用」
「自他共栄」

の精神を説きました。
この指導者が目を覚まし、自国と他国がお互いに共存し、共栄の道を歩むことを切に願う次第です。