またもやインドで痛ましい事件が起きました。多宗教、多言語国家、そして近年の経済急成長
ゆえに当地では格差や差別などの問題が山積しています。普段は厳しい環境下で耐えに
耐えている抑圧されたマイノリティーの不満がいったん爆発すると破壊的なエネルギーを
伴ってテロや暴動へと発展しがちです。インド・パキスタンで起こるテロの背後にある問題は
根深く単純ではありません。
(2008.11.27)
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日本でカレーと一緒に食べる漬物といえば福神漬やらっきょうが思い浮かびますが、
インド・パキスタンにも似たようなものがあります。
左から時計回りに
ミントチャトゥニー
チャトゥニーとはジャム、またはソース状のもの。ミント、タマリンド、マンゴーなどの種類が
あります。ソース状のものはサモサ、ビリヤニ、焼き物系にかけると相性抜群です。
マンゴーのアチャール
インド・パキスタンの漬け物の代表格。マンゴーのオイル&スパイス漬けで、強烈な酸味が
特徴で和食に例えるならば梅干しといったところでしょうか。これが食べられれば
あなたもインド食通。私も大学生の時、始めて食べました。最初はとっても苦手だったの
ですが、次第になくては物足りなくなってきました。
他にパチランガ・アチャール(ミックスアチャール)も。
(マンゴー、カブ、ライム、蓮、ニンジンとマスタードオイル等のミックス)
玉葱の漬け物 日本で言う「らっきょう」みたいなものです。
(左)高級店の漬物 (デリー・インターコンチネンタルホテル)
(右)朝食にもヨーグルトとアチャール
(左)大衆食堂では生玉ねぎスライス これが旨いのだ。(デリー)
(右)激辛 チャトゥニーとレッドチリ (デリー・南インド料理食堂にて)