お知らせしましたように2chからのブログに対する嫌がらせも4年間毎日止まないですし、
ちょうど区切りもよいので、年末をもってこのブログもお休みにしようと思います。
5年半もの間、読んでいただき本当にありがとうございました。
ブログを始めた当初はせいぜい3日坊主になるだろうと思っていたのですが、こんなに長く
続けることができるとは予想たりしていませんでしたので自分でも驚いています。
ブログを通して皆さんと交流し、いろいろ教えてもらうことができたおかげで
私の知識や好奇心の幅が広がり、大変楽しくブログを続けることができました。
まだまだ書きたいのですが、何としても閉鎖に追い込みたいと執念を持っている人もいるので
残念です。これまでも一時お休みにしたり、アメンバー記事にしたりしてみましたが、
あまり効果が無いようなので、長い間考えた末の結論です。
また、将来面白いネタがあれば書くかもしれませんが、一旦ここで筆を置くことにします。
最後に、5年半の世界の料理食べ歩きの中でどこの料理が美味しかったのか、
個人的な好みで順位をつけさせてもらいました。
1位: インド・パキスタン・スリランカ等、南アジア料理
過去記事→南アジア料理
スパイスのマジックともいうべき南アジア諸国の料理。
日本では何故か北インド・パンジャーブの「バターチキンとナン」ばかり人気化していますが、
「バターチキンとナン」以外にこんな魅力的な料理があるんだとか、インド人はみんな毎日
カレーとナンばかり食べているという間違った認識を少しでも払拭できたらいいなという思いを
このブログで発信してきました。ナンを知らないインド人だっているし、米が主食の地域だって
あります。
最近、ようやく日本でも南インド料理やネパール料理はブームになってきた
ようですが、パキスタン料理やスリランカ料理がブームになるのはいつのことやら(笑)
(左)ワダとサンバル 南インドの朝食(インド・チェンナイ 2009年7月)
(右)パキスタン料理の王道 マトンコルマ (埼玉県八潮市)
2位: コーカサス料理(アルメニア、グルジア等)
過去記事→ロシア・東欧・CIS料理
ロシア、トルコ、イラン、シルクロードの影響を受けた食の十字路。
複雑な調理法で手間暇かけた深い味わいの料理です。
(右)グルジア料理 アジャリア風ハチャプリ (2011年8月 アルメニア)
3位: インドネシア料理
過去記事→東南アジア料理
日本ではメジャーでありませんが、バラエティー豊富で日本人にも馴染みやすく
もっと流行してもよさそうに思います。サンバル、ケチャップマニス、ココナッツミルクなどを
使った料理が主流。
インドネシアと言っても広大な面積を持つ国なので、パダン料理、ジャワ料理、バリ料理、
スンダ料理、マナド料理、アチェ料理など、多種多様です。
(左)食べた分だけ支払う方式のパダン料理 (2011年1月 インドネシア・ジャカルタ)
(右)マナド料理は激辛。写真はコウモリの激辛煮込み(2011年1月 ジャカルタにて)
4位: イタリア料理
過去記事→イタリア料理(現地)
日本人もみんな大好きなイタリア料理。しかし、本場は一味違います。
(左)キジの煮込み (2010年7月 イタリア・トスカーナ州シエナ)
(右)ハムの前菜盛り合わせ (2010年7月 イタリア・ローマ)
5位: 中国料理
過去記事→中国料理
日本の中華とは一味も二味も違った現地のコテコテの中華を中心に書いてきました。
中国料理と一口に言っても、これまた広大な国ですから、日本で4大料理とされる北京料理、
上海料理、広東料理、四川料理以外にもいろいろあります。このブログではそれら以外に
山東料理、山西料理、江蘇料理、浙江料理、潮州料理、福建料理、陝西料理、新疆料理
内蒙古料理、甘粛料理、東北料理、台湾料理、マカオ料理を紹介してきました。
(右)老舗の大衆飲茶楼 得如酒楼 (2009年1月 香港)
料理以外でも特に機内食 週末海外旅行 飛行機 自転車 のコーナーに多くの
コメントをいただきました。思いおこせば、この5年はいろんな飛行機に乗っていろんな場所へ
出かけたものです。また、軍用機(自衛隊機)に搭乗する機会に恵まれたのも印象深かったです。
自衛隊機搭乗記事(2009年)→UH-60 体験飛行
(左)パキスタン航空 F-27 (パキスタン・ペシャーワル)
(右)ラオス航空 MA-60 (ラオス・ビエンチャン)
それでは、皆さんよいお年をお迎えください。
これまで本当にありがとうございました。
2011年12月31日