インド・デリー2泊4日週末旅行  ダイジェスト | 世界の食卓  グルメ探求の旅

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エアラインスタッフの食べ歩き日記

今朝、インド週末旅行から戻りました。

(今回は奥さんと休暇が合わず、結婚後初の一人旅です)

そこはインド、こちらが黙っていてもトラブルは向こうからやって来ます。

でもストレスになることは一度もありませんでした。いろんなタイプのインド人との

出会いやトラブルを楽しむぐらいの余裕が必要です。


インド・パキスタンはいろんなトラブルに巻き込まれても、また行きたくたるから不思議。

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ジャマー・マスジッド  

1658年にシャー・ジャハーン帝が完成させたインド最大規模のモスク

外の喧噪とは無縁の静粛な世界が広がります。(11月15日)



2008年11月13日(木) 1日目


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(左)4年前にインドへ行った時はJAL利用だったので、今回はエアーインディア

スタンバイで搭乗。セキュリティーの関係から成田空港第2ターミナルの一番端に駐機し、

エアーインディアやパキスタン航空はテロ対策の特別手荷物検査があります。


先月末から成田線に就航したエアーインディアの最新型のB777‐200。

シートテレビも装備していましたが、さすがはインド。

出発早々なかなか思い通りにはいきません(笑)


客層は何故か日本人OLさん1人旅多し。これは意外でした。


デリー空港混雑で1時間上空待機。10時間30分の長旅でした。


空港でもトラブル連発。悪名高き銀行両替で悪戦苦闘、さらに空港を出たら

「kashiwan様」と書いた出迎えが2組。(詳細は後日)

プリペイドタクシーはほぼ100%トラブるので、今回は迎えを事前に頼んでました。


(右)疲れたのでホテル内の高級レストラン「バルチ」で夕食

   パキスタン&アフガニスタンの本格的バローチスターン料理をいただきました。

   出発前から風邪をひいて胃腸の調子が悪いので今日はベジタリアンで。

   Heeng Dhaniye ke Aloo(じゃがいものカレー) 600ルピー(約1200円)

   ヒング(アサフェティーダ)が入っており、胃腸に良いと言われています。


   
2008年11月14日(金) 2日目 晴れ 30℃/13℃(朝晩は霧)

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宿泊はインターコンチネンタル・ザ・グランド ニューデリー

(シングル1泊13000ルピー・税別 約26000円)


社会人なので体調を壊すわけにはいかず、学生の時のように安宿に泊まる旅はなかなか

できません。しかし、5つ星ホテルでもトラブルが多いのはさすがインド

日本人ビジネスマンが多数宿泊していました。


煩わしいデリーは、いつも通過のための街となっていたので、今回はじっくり観光。

現地発のガイド付き市内観光を申し込みました。


(右)ラールキラー(レッドフォート)

ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが築いた城。

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(左)市バスの車掌  これでファテープリーモスクへ(5ルピー 約10円)


(右)フマユーン廟 (93年世界遺産登録)

ムガル帝国第2代皇帝フマユーンの廟。


タージマハルとの違いは2つ。

①大理石ではなく赤い砂岩を多用 ②妃が皇帝のために建造(タージの逆)


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(左)昼食は中級のモーティー・マハルで(1947年創業のパンジャーブ料理店)

   ここはタンドリーチキン発祥の店として有名。


(右)午後はクトゥブ・ミナールやインド門などを観光。ジャンパトで解散


 しばらくマクドナルドで休憩しましたが、ここでも現地の人から話しかけられ、

 「どこに泊まっている? 今日の予定は? 明日の予定は? 土産物を買わないか?」

 とお決まりのパターンに発展したので撤収。マックも安住の地ではないのか?(笑)



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(左)夕食は庶民的な南インド料理(べジタリアン)の人気店

   ホテル・サラヴァナ・バワンベジタリアン・ミールス(108ルピー 約200円)

   「何だこれは!」と思わず叫びたくなるほど美味でした。旨すぎる。。。


*レストランの店名にホテルとつくところが多いですが、ホテルではありません。


帰りはオートリクシャー。流しを捕まえたら30ルピーで交渉成立

ホテルや外国人の多い観光名所に止まっているオートリクシャは、ほぼ確実にトラブルに

巻き込まれます。(ボッタクリ、違った場所に連れて行かれて強制的に買わされたり、契約

させられる、脅される etc.)

流しを捕まえるのがベター。


2008年11月15日(土) 3日目 晴れ 30℃/15℃


(右上)朝食はアールー・パラーター

     ジャガイモとグリーンチリ入りのギー油を塗って焼いたパン

     けっこうボリュームがあります。

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(左)朝はバザールでチャイを一杯(5ルピー 約10円) 激旨の秘密は精製していない

   ミルクのせいか?


(右)地下鉄(9ルピー)とサイクルリクシャー(10ルピー)でジャマ-マスジッドへ。

   帰りにデリーのグルメたちは誰もが認める名店「カリム・ホテル」でランチ。

   写真はチキンカレー(ハーフ 70ルピー 約140円)

   物凄い油ですが、スパイス使いの奥深さを味わえます。来て良かった!!


   日本のカレー屋さんと比べて豪快でしょう。


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ジャマー・マスジットの門前にあるバザールは喧噪と混沌のカオス

この中の路地裏にカレーの名店、「カリム・ホテル」があります。 

(*大変見つけにくいです)


この帰り、サイクルリクシャーに乗っていたら交通事故に会い軽い怪我を負いました。

原因はリクシャ運転手の無理な追い越しが原因。対向車と正面衝突し、道路へ投げ出され

ましたが、運良く軽度の打ち身、擦り傷で済みました。乗っていたリクシャは正面が潰れて

しまったので一歩間違えば大怪我するところでした。


リクシャと相手方に思わずヒンディー語で怒鳴り、ここからは足を引きずりながら歩いて

駅へ向かいました。ここ数年ヒンディー語、ウルドゥ語を使っていないものの、とっさの時に

はちゃんと出るもんですね。(相手は日本人から突然ヒンディーで文句言われてポカーンと

してました。)


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余ったルピーでホテルのSPAでアユールベーダを楽しみました。(2800ルピー)


その後、ホテル近くのベンガリーマーケットにある「ベンガリー スイーツ ハウス」

休憩。


ここはインド人庶民で超大混雑。外国人は面倒なのか、あまり歓迎されてない雰囲気。

待つこと20分。なんとか注文し出てきたのはグラーブジャームン

ここのは甘すぎず、上品な味で、とてつもなく旨いのです。



4時間前にデリー・インディラガンジー国際空港

スタンバイチケットは日付が入っていないので、警察に空港への入場を阻まれる

アクシデント発生。その後もチェックイン、出国審査、手荷物検査も延々と進まず。

空港へは早めに行きましょう。


エアーインディア東京行きは21:35定刻に離陸。

デリーで搭載したチキンカレー&サブジの機内食で食べ納めです。

ここでもインドらしい事件が発生しました。詳しくは後日。



2008年11月16日(日) 4日目


45分遅延で08:45に雨の成田空港に着陸。




詳細はこれから徐々にUPしていきます。今日はこの辺で。