エアインディアといえばカレーの機内食 | 世界の食卓  グルメ探求の旅

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エアラインスタッフの食べ歩き日記

インド行きにエアインディアを選択する最大の理由は、やはり機内で本格的な

カレーを楽しめるからでしょう。


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AI307 成田→デリー ランチ 飛行時間10時間30分(今回の場合)


成田搭載の機内食ながらも、日本のカレー屋では味わえない本場インドのスパイス使いの

カレーです。メインの左はアールー(ジャガイモ)のサブジカルダモンがゴロゴロ入ってます。

真ん中のライスもやはりカルダモンご飯とでも言うべき、バリバリに香辛料が効いています。

右のチキンカレーも濃厚スパイス。デザートはセヴィヤン Seviyan


カレー or 和食(魚)の選択だったのですが、日本人が皆あまりにもカレーを選択するので

機体後部に座っているインド人客には和食しか残っていなくて、クレームしてました。





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AI306 デリー→成田 夕食 飛行時間8時間(今回の場合)


チキンカレー(ノンべジ) or ベジタリアンの選択


乗務員  「チキンカレー or ベジ?」

kashiwan 「ベジ!!」

乗務員 「うーむ。。。べジはインド人が食べるからノンべジにしてくれるかな?

      チキンカレーはインドで作ったものだから美味しいよ!」


こんなやり取りが交わされました(笑) 聞く意味無いじゃん。

でも、実にお茶目なスチュワード氏で周りの乗客はみんな笑顔でした。


確かに私はその日の気分でノンべジかべジを選べるけど、彼らインド人にとっては

そういう問題ではないということをよく認識していますから、大人しく引き下がりました。


デリー・インディラガンディー空港で搭載した機内食はさすがスパイス使いが奥深い。

メインの左は生クリームを多用したムガルスタイルのチキンカレー。ライスはバスマティ米

右はジャガイモのサブジです。


デザートは甘いミターイーダヒー(ヨーグルト)。


朝食サービスは無し。


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TAKA TAKはエアインディア特製のカレー味スナック


製造はマハーラシュトラ州ナーグプルでした。

日本で言うカールのカレー味のようなものですが、こちらもスパイス使いが本格的で

日本のスナックとは全然違うものでした。しかも辛い。。。

食べたらやめられない、止まらない美味しさ。


ちなみにTAKA TAKは擬音語で調理する時に料理ヘラが鉄板にタカッ、タカッって

当たる音だそうです。



往路は10時間と長丁場ですが、機内食はランチのみ。着陸2時間前に

もう一度右のスナックが出るだけですが、それで十分だと思います。

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(左)1時間おき位で乗務員が水を持って巡回してます。

(右)機内で飲むチャイは自分で砂糖を入れるタイプ



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セヴィヤン Seviyan セーミヤンということも)


牛乳に砂糖、バターを入れて煮詰めた甘いデザートにはそうめん風の麺Vermicelli)

カシューナッツやレーズンが入っています。

あまりの旨さにすべて完食。